日本祖国戦線

愛国社会主義(National Socialism)による日本及び世界の再建を模索する研究会です。

大義なき帝国主義者と聖戦士、犠牲になるのはいつも民衆

2015年09月11日 23時31分10秒 | 国際情勢
米中枢同時テロから14年 厳戒態勢の中、各地で追悼式

産経新聞 2015年09月11日 18時29分

 【ニューヨーク=黒沢潤】2001年の米中枢同時テロから14年となる11日、全米各地で追悼式典が行われる。新たなテロを警戒し厳戒態勢が敷かれる中、遺族らが犠牲者に鎮魂の祈りをささげる。

 約3千人の犠牲者が出たニューヨークの世界貿易センター(WTC)ビル跡地で行われる式典では、ハイジャックされた1機目がビルに激突した午前8時46分(日本時間午後9時46分)に黙祷を開始。遺族が交代で犠牲者の名前を読み上げる。

 ハイジャックされた3機目が激突したワシントン郊外の国防総省でも式典が行われる。

 一方、4機目が墜落した東部ペンシルベニア州ピッツバーグ郊外では9日、飛行機の翼の形をイメージした高さ約12メートルのコンクリート壁を配した見学センターが完成し、遺族や一般客が9、10の両日訪れた。総工費は2600万ドル(約31億円)。全世界から約12万人が寄付を申し出たという。

(引用終わり)

日本公館への攻撃呼び掛け=インドネシアなどで―「イスラム国」

時事通信 2015年09月10日 22時00分

 【ジャカルタ時事】過激派組織「イスラム国」がインターネット上に公開した英字機関誌「ダビク」の中で、インドネシアやマレーシアなどの日本公館を攻撃するよう呼び掛けたことが10日、分かった。

 ダビクはイラクやシリアでの戦闘に参加できない支持者に対し、攻撃の対象として、インドネシア、マレーシア、ボスニア・ヘルツェゴビナにある日本公館のほか、アルバニアにいるサウジアラビア外交官なども例として挙げた。

 イスラム専門家によると、日本公館が対象となった3カ国はいずれも、同組織支援のため若者らがシリアなどに渡航したとみられている。

 ダビクはこれまでも、日本人人質殺害に関連して、日本はイラクやアフガニスタンの戦争以来「十字軍に参加している」と非難していた。

(引用終わり)


まず、始めにアルカイダやISISのテロリズム、アメリカ・EUの帝国主義侵略戦争の犠牲になった全ての方に哀悼の意を捧げます。


私はアルカイダやISISの行いが正しいものであるとは思いません。
しかし、彼らが彼らなりの正義感によって決起し、「聖戦士」となった原因があります。

古くは第一次世界大戦時に、イギリスがドイツに勝つためにアラブ人とユダヤ人双方に国家建設を約束した二枚舌外交に始まり、イスラエルを同盟国としてアラブ諸国を迫害してきたアメリカの帝国主義策動が「聖戦」の原因になったのです。

また、アルカイダはソ連がアフガニスタンに侵攻した際にアメリカが支援したムジャヒディン(イスラム聖戦士)軍閥が母体。
ISISもまた、欧米が支援したシリアの反アサド勢力の一つが母体になっていることを鑑みれば、欧米におけるイスラム過激派のテロは、自分達の大義なき帝国主義政策が招いた結果で自業自得であるとも言えます。

しかし、アルカイダ・ISISの行動は神(アッラー)の教えに反することは多くのイスラム法学者が指摘しています。

この自称「聖戦士」たちは神の教えのために戦っているつもりで、実は反逆するような行いをしているのです。
そして何より、彼ら「聖戦士」は守るべき存在だったはずの同胞(ムスリム)を巻き込んで命を奪っています。


この「聖戦士」たちにも大義はありません。

そして、犠牲になるのはいつも力がない民衆です。


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