先日50オーバーのカンパチをかけたストリーマー
そしてメッキを狙う時に使うマラブーストリーマー
これらのパターンは流れの緩いところでもよく泳いでくれます。やっぱストリーマーは泳いでなんぼ。棒みたいになったストリーマーはいくら投げても魚は見向きもしてくれません。
サーフでハマチなどを狙う時はバックテールストリーマーやサーフキャンディをよく使いますけど、それらは流れがあるからこそ生きてくるパターン。しかし流れの緩いところではいくらリトリーブの速度を上げても泳がないし、それらが通用するのはベイトが沢山入って魚の捕食のスイッチが入った時だけのような気がします。
最近はシンセティックなストリーマーのマテリアルが沢山発売されていて、私も好んでそれらを使っています。そしてそれでそこそこ魚が釣れるし色々なパターンのフライが巻けるし、それはそれで満足なんですけど、しかしそれが通用しない場面を多々あるんですね。先程も言った流れの緩いところはてんで駄目。で、そんな時に役に立つのがマラブーやハックルなどのまあ言ってみればトラディショナルな天然マテリアルなんですね。
上のパターンはそんな天然のマテリアルとシンセティックマテリアルを上手く組み合わせたハイブリッドなパターン。シンセティックの煌めきで魚を誘き寄せて柔らかな動きで食わせようというわけです(笑)
ストリーマーのタイイングはas you like。自分の感性で好きなように巻けるのが楽しいです。
みなさんも是非ストリーマーの釣り(タイイング)に挑戦してみてください。フライフィッシングの世界が広がりますよ😃