しばらく天候が良くない予報なので、ウヨロ川フットパストラストの森コースを歩いた。
オーシャンファーム付近の川は、こちらが気付く前にカモの仲間が数羽飛び立ったのと、時々カワガラスがビッビッと鳴き乍ら水面を飛ぶだけで、この時期としては例年になく静まり返っていました。
新たに遡上するサケは殆んど無いようだが、
サケの産卵は極限られた場所で続いていた。
ホッチャレも少なく、カモメもカラスの姿も無かった。トビが例年止まる木に数羽いたが、目的は違うようだ。眼の他は食べられていないものがおおい。
今年はオジロやオオワシは来るのだろうか。
この時期の一つの楽しみの一つは、葉を落としたので目立つ木の実だ。
牧場の傍のイボタノキの実が黒く熟しているようなので、口に含んで見たが果肉が少なく苦いだけで甘みは無かった。
カンボクの実は干しブドウ状態になったが、相変らず強い独特の酸味で甘みは無く食べられない。
白老牛の放牧場は牛が食べないノイバラ(バラ科)が多い。「完熟した赤い実は果汁もあり、ほのかに甘酸っぱく、渋味も感じず、ルーティな香りがいいです。」と書いている方もあるので今度試して見よう。
ワタゲカマツカも干しブドウ状態になり甘みがわずかに増したようだ。リンゴの様な味という人もいるが、私は柿の味に近いように感じる。
今年はエゾノクロウメモドキが沢山実を付けた。試して見ると、かなり苦いが甘みもありエゾヤマザクラのサクランボに近いが、仲間のクロウメモドキの果実には「ケンフェロール、エモジン、クリソファノールなどが含まれ、いずれも大腸刺激性の瀉下作用がある。漢方では通便・清熱・消癥の効能があり、水腫や腹部脹満感、腹部腫塊、齲歯の痛みなどに用いる。」とある。
同じような人間もいるものだ。 晩秋の木の実の味
葉を残している広葉樹はカシワ(柏)くらいだ。
ミズナラとの違いは冬芽を見るとすぐわかる。
遠くに針葉樹があるのがわかる。樹形からするとスギ(杉)だろう。
放牧ももうすぐ終わりか?
晩秋のカラマツ(落葉松)林
葉を落とした河畔林やカラマツ林を、晩秋の斜めからの陽光を浴びながら、凛とした空気を感じつつ気持ち良く歩く事ができた。
この日出会った人達
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます