白老の自然情報

☆北海道にある白老町の自然情報を写真でお届けします。&私の”知る楽しみ”にお付合い下さい。☆

皆伐更新実験地~秋の花~コシオガマも開花

2018-08-31 19:38:58 | 植物(草本)の観察

萩の里自然公園の皆伐更新実験地で見頃を迎えた秋の花 2018/08/31 撮影

大半はエゾシカが食べる植物なので、網で囲われた実験地以外では殆んど見られなくなってしまいました。

ツルニンジン(キキョウ科) 花もツボミも、果実もたくさんあります。

 

 

ミヤマセンキュウ(セリ科) 小さな虫が吸蜜に来ています。

 

 

2mを越えるタカアザミ(キク科)2年草

 

 

紫色の秋のキク科のトップバッター「エゾノコンギク」 唯一の在来種

 

アケボノソウ(リンドウ科) もうすぐ見頃

 

ここまでは、エゾシカが好んで食べる植物で、網で囲まれたこの場所以外では殆んど見る事ができなくなりました。

 

ノブキ(キク科)が観察の好期です。

 

中心が雄花で、放射状に出来つつある果実の先端に雌花が残っています。

果実はネバネバと小さな突起で人や動物にくっ付きます。

 

ケヤマウコギ(ウコギ科の落葉灌木)、今年はなかなか花の時に出会えません。中央は花が終っているようだし、他は蕾。

 

 

ツルリンドウ(リンドウ科)

たった一株のツルリンドウ、6月に誤って蔓を切ってしまったが、何とか生き残ってくれました。

 

コシオガマが一株開花。ハマウツボ科の一年草、半寄生植物

見頃はこれから。

他の植物の根に寄生してホルモンを送り込み、宿主の根を太らせて養分を吸い取るとか。

こんな可愛い姿をして,したたかな植物だ。 理化学研究所

 

観察会は9/8(土)9:30です。

詳しくはこちら→萩の里自然公園 皆伐更新実験地の9月の自然観察会

 

 

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ウラギンスジヒョウモン繁殖期?

2018-08-20 21:03:10 | 生き物の観察

 

あまり天気が続きませんが、太陽が出るとヒョウモンチョウの仲間が飛び交います。

 

 

 

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ヤマジノホトギス(山路の杜鵑草)が開花

2018-08-20 17:53:32 | 植物(草本)の観察

萩の里自然公園で、ヤマジノホトギス(山路の杜鵑草)が開花しました。

マジノホトギスは、植物愛好家には人気のある植物です。

名前の由来は花弁の紫色の斑点がホトトギスの胸の模様に似ているからだそうです。

昨年末に鹿除け網を設置したので、花を見る事ができます。

この花は上から順に開花するようです。下の方に蕾がまだあるので、もう少し楽しめそうです。場所は管理人さんにお訊ね下さい。

蕾をつけていない株を含めると10株ほどあるようです。

ヤマジノホトトギス(山路の不如帰)ユリ科 

https://blog.goo.ne.jp/shiroikumo_2004/e/8e911ce41f79599f6ccb5c6a7c4e52c7






 

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萩の里自然公園の野良ゴボウ(牛蒡)の駆除実験

2018-08-16 16:32:07 | 植物(草本)の観察

萩の里自然公園に、ゴボウ(牛蒡)が現れた事は2015/08/27 

ゴボウ(牛蒡)キク科 萩の里自然公園の野良ゴボウ ↓ に書いた。

https://blog.goo.ne.jp/shiroikumo_2004/e/e18c5a3029385eb5d579802be8e1e4e9

場所は№5炭窯跡の前。(皆伐更新実験にも二株)2015年は、同じ場所に4株だけであった。珍客だと思い紹介しただけで忘れていた。

ところが、ゴボウ大量繁殖…原始林 迫る外来植物(読売新聞 2016/06/12)

「札幌の円山公園でゴボウが大量に繁殖している。植生を乱す恐れがあるため、市民団体が駆除に追われている。畑で栽培されたものが拡散したとみられる。ゴボウは外来植物で、生命力が旺盛。根絶への道のりは険しく、隣接する国の天然記念物「円山原始林」への侵入も懸念されている。」というのだ。

萩の里では大勢のボランティアなど無理なので、一人でも何とかできないものかと、改めて、梅沢俊さんの「新北海道の花」で調べると「2年草」となっている。

もし「2年草」であれば、2年目に花を咲かせればその株は終りのはずだ。

ただ、花を咲かせると毛の付いた多量の種を作ってしまう。

根の養分を使い花の茎を上げて、開花しようとするタイミングで地上部を刈取れば、その根も枯れるし、新たな種も作らず駆除できるのではと考えた。

2017年秋、花を付ける為に茎を上げた3株と1年目と思われるゴボウが多く増殖していた。

早速2017年8月21日 開花寸前の3株を刈取った。

(1年目の株はそのまま残した)↑

翌年、2018年5月14日 標をしておいた所を確認すると、予想どおり3株すべて「枯死」していた。

 

ところが周囲には、今年発芽したと思われるゴボウが多数生えているではないか。

 

何故だろう?

さらに調べると、ゴボウは自家受粉で種子を作ることがわかった。

刈取った時期が開花寸前だった事、刈取ったものをその場に放置したことにより、茎の栄養を使い自家受粉で種子が出来てしまった事が考えられる。

今年2018年は少し早く7月27日 昨年同様に茎を上げた10株を刈取り、刈取った茎や枝から全ての「蕾」を取りポリ袋の中で腐らせてから処分した。

 (ゴボウは手前で奥の方はアキタブキ)↑

 

 

1年目のゴボウもたくさんあったので、来年も同じ作業を行う必要があるのは間違いないが、結果はどうだろう。

 

 

 

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自由はこうして奪われた~治安維持法 10万人の記録 朝鮮人には59人に死刑判決が下され処刑。

2018-08-15 23:33:54 | 団塊ジジイの寝言

自由はこうして奪われた~治安維持法 10万人の記録 朝鮮人には59人に死刑判決が下され処刑。

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森のおんがくかい 2018

2018-08-10 10:39:21 | 白老及び近郊のイベント

と き:9月2日(日曜日) 10時30分~12時

会 場:萩の里自然公園センターハウス

出 演:アプルナス(フォルクローレ)、マミーズバンド(歌と演奏)、

            フィメールコール(女性合唱)、アントニース(ピアノとベース)

            えほんのよみきかせもあるよ!

注:自動販売機はないので、飲物などは各自で持ってきてください。

     主 催 みみずく文庫 

 

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