ヘリはかなり上空を、速度を落とさず飛行しながらバケツから水を投下。毎回落ちる位置が違うように見える。「よほど放射線線量率が高いのだろう。」残念!もう打つ手はないのかと思っていた。今日になって、航空幕僚長によると「これまでのところ隊員が浴びた放射線量は最大でも数ミリシーベルト以下…」だったとの事である。
被曝線量100ミリシーベルトよりはるかに小さい値であった。
前日事前に飛ばした時に、ヘリに「記録計を装備したポータブルガンマ線測定器」などを持ち込み測定し、そのデータを専門家が検討すれば、どの位の高さで、どの位の時間原発上空に留まることが可能か、事前に推定できたはず。もっと正確に水を投下できたのではないだろうか。もっとも、バケツの容量が7.5トンだそうなので、100回以上投下しなければならないので操縦士が足りないかもしれない。「統合対策本部」には、専門家はいないのだろうか? そんなはずは無いと思うので、素人が専門家の邪魔をしている可能性も考えられる。考えたくもなかったことだが、一体どうなっているのだろう。
3/20追記 ヘリが原子炉に墜落する危険を避けるため、一瞬しかとどまらなかったのかもしれない。
取りうる対策がいかに少なかったとういことだろう。
「東京消防庁ハイパーレスキューによる放水で時間を稼ぎ、電源復旧に期待する」とうい段階にはいった。
現場の健闘を願うばかりだ。
原子炉および格納容器のほうはどうなのだろう。情報がない事をどう判断すればよいのだろう。
ほかの原発では「緊急用電源」が、想定外?の事態に対応できるように、多重にスタンバイしているのだろうか?
もう一つ。被災地の病院にどうして薬が届かないのだろう?重量物でも危険物でもないので、ヘリで運べば簡単ではないだろうか?
市町村→県→政府と、上がってこないから動けないのだろうか? 不思議である。
日本は、2030年までの「エネルギー基本計画」で、20年までに9基、30年までに14基以上の新増設をめざすという。
原油などの化石燃料が高騰するなか、原子力発電による電気が比較的安価で安定しているなど、自分を含め、これまで原子力に不安を感じていた人も、なんとなく時流に流されつつあるように感じていました。
“覚悟と決断がないままに、勝ち目のないアメリカとの戦争に突入してしまった”歴史にやや似ている様にも感じますがいかがでしょうか?
日本人はなぜ戦争へむかったのか? NHK
何事にも「絶対」とうい事はないように、安全にも「絶対」はありません。
原子力に依存するなら、そのリスクを負う「覚悟」が必要だと思います。
今回の事故により、世界各国の原子力発電に対する考え方が大きくかわりつつあるようです。
日本のエネルギーについて、多くの国民が国任せにしてきた結果が、このあり様です。
かつては、我々一般人が原子力に関する知識を得るのは難しいことでした。
今はその気になれば、かなりの事がわかります。今回の事故を機会として、知ることが必要とおもいます。
少しずつ勉強したいと思います。
あとみん(原子力・エネルギー教育支援サイト)小・中・高校の先生用のものらしい。
「文部科学省の委託で財団法人日本原子力文化振興財団が運営する」と書かれています。
サイトマップ
高校用解説書
便利さとリスク
この解説書をここまで読んできて、「福島原発で現在進行中の危機」との間に非常な違和感を覚えました。
“スリーマイル島やチェルノブイリの原子炉事故”へのリンクも切れています。
これらは実際にあったリスクであり、これを教えずして「リスク」を教えたことになるのでしょうか?
読まれた方は、どのように感じられたでしょうか?
ここで一休みして、BSフジプライムニュースを見ていました。
http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d110315_0
↑(3月15日放送 数日間放送のハイライトを見ることができます。)
京都大学原子炉実験所教授、中島健氏言葉に驚きました。(後編12分頃~)
視聴者からの質問:原発から漏れた放射性物質が何キロも風に乗って飛んで行った場合
放射線を放射する強さは変わらないのですか?
中島健氏の答えは「遠くまで飛んでいけば時間がたつから、数としては減る…
風速が早ければ同じ距離を飛んでも早く飛ぶのでまだ強いかもしれない、逆は弱い。」
というような内容の話でありました。
あたかも、「飛んでいる間にどんどん弱くなる。離れた所は安全だ。」と言わんばかりの説明でありました。
放射性物質のなかには、半減期が数秒のものもあるらしいが、問題となっている、福島原発から漏れ出している放射性物質は、報道によると、セシウム137(半減期30年)ヨウ素(ヨウ素131であれば半減期8日)などである。
たとえば、福島原発から東京まで飛ぶ間にはとても減るはずはないです。
「視聴者は何も知らないから何を言っても構わない」といった感じです。
一般の国民をばかにしているとしか思えません。
また、
キャスターの反町理氏の質問に対して、放射性物質からの放射線の強さが「距離の2乗に反比例して弱くなる」ことを説明できない、松井一秋氏。
松井氏は、エネルギー総合工学研究所理事であり、「原子力安全委員会の緊急事態応急対策調査委員及び専門委員」であるとうい。
こういう人達が、日本の原子力の安全に深くかかわり、或いは京大で研究をしている事がわかり、ますます不安になるばかりです。
本当の意味で、科学者・研究者と言えるのでしょうか?
また地震が起きました。どうかこの混乱が早く収束することを祈ります。
なお、緊急性を要することではないので、通信網に負荷を与えることを避けるためしばらく休止します。
放射線医学総合研究所
放射線Q&A
(独)放射線医学総合研究所
「わかりやすい放射線と健康の科学」
(社)原子力産業協会
原子力資料情報室
どのTV局でも原発・原子力・放射線などの専門家が登場しました。
被曝・被曝をさける方法について、皮膚を露出しない、手を洗う、シャワーを浴びる、など、体外被曝を避けることばかりです。
TV局側が、「マスクをする」ことを付け加えるとういありさまです。
放射性物質が口などから体内に入ると、長期間体内にとどまり放射線を受け続る「内部被曝」がはるかに危険です。
専門家が、危険を隠蔽する側に立っているとしか思えません。
(登場したすべての専門家ではないことをお断りしておきます)
体外・体内被曝(雨宮勇徒の研究室)
引用させていただくと
前略
次は体内被曝についてです。放射性物質が傷口や呼吸器、消火器から体内に入り、血液を介して特定器官へと移動していきます。電離作用の強いα線やβ線を出す同位体が驚異であることは言うまでもありません。
体内に同位体があるかぎり放射線を出します。これは代謝によって体外に排出されます。体内の放射性物質が半分になるまでの時間を有効半減期といいます。有効半減期は物理的半減期と生物的半減期が関係しています。物理的半減期は以前プルトニウムやウランの際に説明した半減期です。生物的半減期はその物質をどれだけの時間で半分の量にまで減るかを示しています。
半減期の例を挙げておきます。セシウム137:物理的半減期30年、生物的半減期100日、有効半減期99日。ヨウ素131:8日、120日、7.5日。ウラン238:44億6800万年、300日、300日。プルトニウム239:2万4100年、100年、100年。
同位体には特定の器官に集まる特性があります。ストロンチウム90やラジウム226は骨、ラドン222は肺、セシウム137は筋肉や全身、ヨウ素131は甲状腺、ウラン238は骨、プルトニウム239は骨・肝臓・肺に集まります。各同位体で吸収のされやすさが異なります。消化管から血液の場合ですと、ヨウ素131は血液に100%、血液から特定器官(甲状腺)へ30%となっています。ほかの同位体では、ラジウム226は30%、99%。ウラン238は0.01%以下、85%です。
後略
放射性物質が口などから体内に入ると、長期間体内にとどまり、放射線を受け続け(体内被曝)
ガンなどの発症考えられます。体内からの低線量被曝の評価について国際機関において検討されているようです。
地震と放射能の対策を:これは原発震災(きくちゆみのブログとポッドキャスト)
東日本大震災 福島原発 放射線 内部被曝の恐怖
内部被曝について考える 矢ヶ 克馬( 琉球大学理学部)
オフサイトセンター はこの程度のものでした。
住民を護るのは、すべて自治体まかせという事なのでしょう。
TVを見ていると、除染作業?の様子が映し出されました。
お世話をする人を見ると、厳重な防毒?マスクをした人(自衛隊員)、インフルエンザ対策のマスクをした人、ガーゼマスクをした人、最も多いのは、何もしていない人です。
自治体関係者か病院関係者かもしれません。原子力発電の事故に対応するための、知識や備えが全くできていないらしい。原発がある自治体でさえ。
毎日新聞
朝日新聞読売新聞
北海道新聞
NHK原発関連ニュースhttp://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/
在日米軍、地震被害の原発への冷却剤輸送は実施せず=米政府高官について、
日本政府の対応を非難する向きもあるが、
冷却材とは
軽水とは
福島原発は「沸騰水型」です。
http://www.asahi.com/national/update/0312/TKY201103120408.html
原子炉とタービン間の配管が損傷すると、溶けた燃料と直接接触した水蒸気が大気に拡散すると想像されます。
放射性物質が大気中に放出されることになります。セシウム137が検出されたという報道もあります。
オフサイトセンターを設置したので、事故対応は万全といってきたが、
どういう人たちが、どんな装備で何名くらいが現状把握に動いているのか、全くわかりません。
放射線測定器、防護服などどの程度用意されているのだろう。
オフサイトセンター
原発放射能の基礎知識
http://www.stop-hamaoka.com/
菅政権になってから、前のめりに進めてきた、原発輸出に赤信号が点ることは間違いないでしょう。
日本のエネルギー政策も見直しがせまられる可能性がでてきました。
電気自動車の今後にも影響があるかもしれません。
化石燃料や電気によらない、燃料電池の開発が進むかもしれません。
日本のエネルギー政策を決めてきた人たち
総合資源エネルギー調査会総合部会委員
総合資源エネルギー調査会原子力部会委員
北電泊原発はすべて加圧水型です。
原子炉がうまく冷却される事を祈るばかりです。
この原子炉はもう使えないでしよう。廃炉です。
福島第一原子力発電所の何号機なのだろう?
福島第一原子力発電所
MOX燃料の安全上の特性(資源エネルギー庁 原子力発電立地対策・広報室)
プルサーマルの危険性を警告する(核情報)
日本の原子力発電所で重大事故が起きる可能性にMOX燃料の使用が与える影響(核情報)
福島第一原子力発電所3号機用MOX燃料「品質保証に関する説明書」の概要
東京電力株式会社
福島第一原発は廃炉
原子炉で燃料棒がようしたら、もう使えなくなるではないだろうと想像します。
チェルノブイリのように、永久封鎖か??
チェルノブイリ原発事故
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/Henc.html
チェルノブイリ医療支援ネットワーク
http://www.cher9.to/jiko.html
それにしても、お粗末では? 緊急時動かなければならない装置が使えないなんて…
原発にエネルギーを頼るには、それだけの「覚悟」が必要だと思います。
情報公開も不足。マスコミも力不足。科学記者がいない?
地下深く 永遠(とわ)に ~核廃棄物 10万年の危険~ NHK BS
政府・企業・国民にこんな覚悟も必要
今は、最悪の事態にならないことを祈るだけです。
米、空軍機で原発冷却材を移送 米国務長官が支援明らかに 日経
福島原発、炉心溶融の可能性
炉心溶融
スリーマイル島原子力発電所事故
スリーマイル島原発事故の詳細
恐怖の2時間18分 柳田邦男
チャイナ・シンドローム
アメリカはスリーマイル島事件以降30年間原発建設してこなかったが、ここにきて建設再開。
日本の東芝が受注。東京電力も出資。
http://twitter.com/hinadaichi/status/41471942246535168
レスター・ブラウンが警告
巨大地震、福島原発で原発震災の恐れ
福島原発の事態に関する常識的なことがらについて
村上龍編集長のJapan Mail Media から配信されたものの一部を載せます。(転載ごめんなさい)
『from 911/USAレポート』第501回
「東日本大震災を見つめるアメリカ
■ 冷泉彰彦:作家(米国ニュージャージー州在住)
前略
報道姿勢ですが、時差の関係で地震から12時間が経過した11日の昼過ぎの時点
では、全般的な被害の様子、津波のハワイと西海岸への影響、そして福島第一原発の
問題がそれぞれ三分の一ずつというところです。この内、原発の冷却装置がトラブル
に遭っている問題は、最悪の事態の可能性から現状の説明まで冷静で詳細な報道がさ
れています。この原発の問題については、オバマ大統領が会見に続いて状況を大統領
名で発表するなど、重大な関心を寄せていることは明らかです。
後略
チャイナ・シンドローム
電源立地制度の概要
http://www.enecho.meti.go.jp/topics/pamphlet/denngenn.pdf
決算から見た目的税・特定財源の課題 参議院決算委員会調査室
http://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/chousa/rippou_chousa/backnumber/2008pdf/20080905066.pdf電源立地地域対策交付金は、余剰金が発生しているため、使いみちを広げたようだ。
ここでも「母屋でおかゆをすすっているが、離れではしゃぶしゃぶを食っている」ようです。
北海道は太陽光よりこちら!!
地中熱利用ヒートポンプ
http://premium.nikkeibp.co.jp/em/hp/case_ind/01/04.shtml
http://premium.nikkeibp.co.jp/em/hp/news/12/index.shtml
http://www.iesu.co.jp/shinbun/2004/16-3-5.htm
http://www.life-art.jp/syo01.htm
高橋知事へ こんな事をやっている場合ですか? エネルギー音痴?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091103-00000042-mailo-hok
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/197770.html
社団法人 北方圏センター 何をやっている?
http://www.nrc.or.jp/
経済産業省のHP(メニューの項目に注目)
http://www.meti.go.jp/policy/energy_environment/index.html
総合エネルギー調査会
日本の自然エネルギー普及を遅らせてきたといっても過言ではないと思います。
http://www.meti.go.jp/committee/oldgizi_0000012.html
温暖化防止策に懸念相次ぐ=経団連、民主対応で緊急会議
http://kankyomedia.jp/news/20090903_4244.html
電源三法
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E6%BA%90%E4%B8%89%E6%B3%95
電源三法活用事例集
http://www2.dengen.or.jp/html/leaf/sanpo/sanpo.html
電源開発促進税と自然エネルギーへの活用
http://www5f.biglobe.ne.jp/~kenkyoni/060810DENGENKAIHATSU.html
低炭素化をめざす環境税制改革-2/電源開発促進税をどう使う?/低炭素時代にあう見直しを
http://taiyou77a.blogspot.com/2008/09/2.html
自然エネルギー促進法(まだありません)
http://www.re-policy.jp/
自然エネルギー促進議員連盟が発足
http://www.mizuhoto.org/seisaku/02back/shizen.html
自然エネルギー発電の促進に関する法律 骨子案(江田五月HP)
http://www.eda-jp.com/katudo/2000/energie.html
21世紀には自然エネルギー中心のエネルギー利用構造への転換が不可欠
http://enemira.milkcafe.jp/newhp2/sizenene/sizenene.htm#top
六ヶ所再処理工場
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AD%E3%83%B6%E6%89%80%E5%86%8D%E5%87%A6%E7%90%86%E5%B7%A5%E5%A0%B4
日本原燃株式会社
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%8E%9F%E7%87%83
最近のニュース
廊下まで放射性ゴミ山積み 再処理工場ストップで .asahi.com 2009年8月31日
http://www.asahi.com/national/update/0831/TKY200908310371.html
日本原燃、再処理工場の試運転終了延期 貯蔵も限界 余力は394トン yahooニュース 2009/9/1
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090831-00000012-fsi-bus_all
スマートグリッド
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%89
NHK あしたの日本 グリーン革命
http://www.nhk.or.jp/asupro/green/green_03.html
賢い送電線「スマートグリッド」が始動 米が主導権
http://sankei.jp.msn.com/life/environment/090408/env0904082243002-n1.htm
低炭素社会実現のキー・テクノロジー「スマートグリッド」(09/04/07)日経エコノミー
http://eco.nikkei.co.jp/column/ge/article.aspx?id=MMECcl000006042009スマートグリッド技術、韓米が共同で開発 09.06.16 08:25
http://www.konest.com/data/news_detail.html?no=5664
NEDO スマートグリッド日米実証企業公募
国際標準 日本の技術売り込み 2009年8月29日 ようやく動きはじめたようです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090828-00000011-fsi-bus_all
スマートグリッドで検索してみたら
http://green.search.goo.ne.jp/search?PT=PLALATOP&OE=UTF-8&IE=UTF-8&from=eco_search&MT=%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%89&DC=10&submit.x=35&submit.y=12
CO2貯留 苫小牧沖調査 素朴な疑問
http://blog.goo.ne.jp/shiroikumo_2004/e/17ac7b617738d6cad82735b81df33cdc
北電さん こんなことにお付合いする場合ではないとおもいますが…
原子力や火力のように、一つ一つは大規模な投資を必要としないとおもわれ、
今まではるかに、よりいろいろな企業が発電事業に参入しやすくなるはずです。
その気になれば、基本的な送電インフラを持つ電力会社は有利なはず。
自然エネルギーは「太陽光」だけではないはず。
仕組みは国で、何を主体にするかは地方で決めるべき。
民主党(次期政府)は、この分野でも地方分権を(全国一律はごめんだ!)
六ヶ所村ラプソディー
http://www.rokkasho-rhapsody.com/
六ヶ所村ラプソディー予告編
http://www.stickam.jp/video/174268529
すこし油断していました。ひそかに(笑い)やっていました。
小泉さんみたいに、タウンミーティングらしきことも(どういう人が意見を述べたのでしょう)、パブリックコメント(アリバイ工作?)も。
多分ほとんどの人は知らないでしょう。
地球温暖化対策の中期目標の検討状況(環境省)
地球温暖化対策に関する世論調査
集計表
地球温暖化対策に関するNGOの世論調査
http://www.kikonet.org/research/archive/mtt/pr090602JapanPollResults_JP.pdf
政府が示した地球温暖化の中期目標の選択肢 印刷して読んでみてください。
「経済への影響」で、経済にマイナス、家計に負担ばかり強調されています。
無駄な公共事業の「経済効果」の逆をやっているようでうす。
「出来たらやりたくない」が見え見えです。あとの世代はどうすればよいのでしょう。
予想される温暖化による被害を見積もって比較することも必要ではないでしょうか?
日本の省エネ技術を自慢ばかりしますが、過去の遺産を食い潰している状況ではないでしょうか?
http://blog.goo.ne.jp/shiroikumo_2004/e/4f7c284e045ea5f08521620535d2c058
それから、昨年原油が高騰したのをもうお忘れではないでしょうな!
化石燃料は必ず枯渇します。中国・インド・アフリカ・世界的には人口増加、エネルギーコストは必ず上昇します。今真剣に取り組んでおなかければ、後で必ず「負担」になるのは目に見えています。
国民の多くは、出来れば・或いは次の機会には、もっとエネルギーを使わない商品を買おうと考えているはずです。
日本の多くの大企業は、世界から取り残されるのではないでしぅようか?
地球温暖化問題に関する懇談会-平成21年5月24日
温室効果ガス排出削減の中期目標に関する麻生内閣総理大臣記者会見
麻生さんの口から出てきた言葉は、水力発電・太陽光パネル・ハイブリッドカー・原発・「低炭素革命」これだけです。
頭の中に”マイクロ水力発電”があったのかは不明。
http://journal.mycom.co.jp/news/2005/08/31/016.html
原発は相変わらず「トイレの無いマンション」です。
http://www.cnic.jp/
http://www.nuketext.org/index.html
六ヶ所村はどうなったのだろう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AD%E3%83%B6%E6%89%80%E5%86%8D%E5%87%A6%E7%90%86%E5%B7%A5%E5%A0%B4
http://www.rokkasho-rhapsody.com/
地震が来れば止まるし、ミサイル1発ではどうだろう?
原子力発電所の廃炉コスト(将来の費用負担をどうするつもりなのでしょう)
http://www.ne.jp/asahi/ma/ru/energy/hairo.html
これは↓税金のはずです。http://www2.dengen.or.jp/html/leaf/seido/files/richigaiyo-200903.pdf
再生可能エネルギーが高い分はそのまま電気代に上乗せするのだろう。
環境税などを負担して、「低炭素革命」を本当にやるのか、高騰するだろう化石燃料を買い続けるのかの分かれ道ではないかと思うのですが。
ただ政府が、麻生さんや国土交通大臣のように、ポケットマネーを使うかのように、嬉しそうに大盤振る舞いするようではどうしようもないのでありますが。
国内排出量の現状
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200906110019a.nwc
2050年温暖化ガス半減の長期目標は大丈夫?
日本のNGO NPO
気候ネットワーク
http://www.kikonet.org/iken/kokunai/2009-06-10.html
WWFジャパン
http://www.wwf.or.jp/activity/climate/news/2009/20090610.htm
環境市民
様々な取り組み
カーボン・フットプリント
http://www.meti.go.jp/press/20090303004/20090303004.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%88
フードマイレージと地産地消、食糧自給率
フードマイレージ電卓
私は、ウヨロ川のサケの観察をしていますが、そこからもいくつか見えて来ました。
あれだけ取れたサケがどうしてスーパーに無いのかと思っていたら、
北海道で漁獲されたサケの1/3(22万トン)は、中国で1次加工され「ヘルシーサーモン」として欧米で好評だそうです。一方、回転寿司などで人気の大西洋産サケは20~30万トンだといいます。
これらは、大海を知らない養殖モノです。
http://www.food.maruha-nichiro.co.jp/salmon/data/index.html
輸入サケ類の残留有機塩素系農薬の実態調査
米国最大手スーパー 一部チリ産養殖鮭の仕入れを停止 鮭ウィルス病蔓延で
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/foodsafe/news/08042001.htm
世界中から集めたマグロやエビ、大量の食べ残し。
日本および各国の食料自給率の推移
図録主な食料の品目別自給率の推移
わが国の木材供給量と自給率
様々な問題が…
http://www.jca.apc.org/jatan/lib/sbsta8.html
木を植えればよいという単純なものでもないでしょう。
植え続けることが出来るのなら別ですが、
「植えてCO2を吸収してくれたものをちゃんと使う」→「その分化石燃料を減らす」
でなければ勘定が合いません。
http://rikanet2.jst.go.jp/contents/cp0220a/swf/l12.swf
北海道を元気に!温暖化防止 一村一品応援プロジェクト
グリーン・ニュー・ディール
この「グリーン」は、「緑」ですね。「緑」は何を意味しているのでしょう。
多分、陸上では「植物の葉」・海では藻類でしょう。
これが、「地球の包容力」のすべてではないだろうか?
温暖化防止には、多分これといった特効薬はないでしょう。
様々な、あらゆる手段・政策の積み上げでしか防ぐことはできないでしょう。
かく言う私がやっていることは、「もったいない」と「出来るだけ水を買わない」ことだけなのですが。
お茶・コーヒー・スポーツドリンク みんな液体以外で売っています。
重たい水を運ぶCO2をなるべく排出しない…あとは、輸入した飼料を食べている肉から国産の魚へ少しずつシフト。
アナログ放送が終わるまでには液晶TVを買います。車はもう買い替えは出来ないかもしれない。
子供ももういないので冷蔵庫はいずれ小型に、洗濯機は乾燥機が付いていないものにしょう。
照明は点滅が激しい洗面場以外は蛍光灯なので、買えそうなLEDのが出たら変えましょう。
http://www.business-i.jp/news/flash-page/news/200906110135a.nwc
北海道なので、問題は暖房をどうするかです。
地中熱ヒートポンプ暖房機が何とかならないものかと思うのですが…
http://www.japanfs.org/ja/pages/023645.html
http://www.iesu.co.jp/shinbun/2004/16-3-5.htm
そろそろ考えなければ… ただ、こちらも正しく”過去の遺産を食い潰して”生き延びている状態であり…
少なくとも2020年までには、すべての家電や暖房機・給湯器は買い換えるのは間違いありません。(生きていればですが)今すぐ達成しなければならないというわけではないのですから、そう負担負担と強調しすぎです。
おやすみなさい…明日になりました。
何時もまじめなのですが、さらにまじめに考えたいと思います。
「世界第2の経済大国」とうい言葉 麻生さん好きですネ。
これは多分「GDP」の大きさなどで言うんでしょう。
どうも、「GDP」を増やさないとやっていけない経済とういのは、
持続可能なのでしょうか?
「GDP」には、「物」以外も含まれるから全く持続出来ないとも言えないのかもしれませんが。
しかし、地球上の一つの生き物である人間の「欲望×人口」が、地球の包容力を
超えつつあるのでは無いかと、最近考えてしまいます。
世界がもし100人の村だったら
動画で見る100人の村
相変わらず事態は変わっていないでしょう。
日本でも「生存権」を叫ばないと生きていけない事態になり、
このままだと、むしろさらに深刻になるのではないかと心配になります。
小泉さんの時から使われた「勝ち組 負け組み」「自己責任」「労働市場」などうい、
いやな言葉が最近あまり使われなくなったのは、少しいい傾向なのかもしれません。
その後ろには「生身の人間」がいるのだということが
特定非営利活動法人 自立生活サポートセンター もやい 事務局長の湯浅さんなどの
活動によって明らかになってきたからだと思います。
TVの番組などでも、最もまともな話をしたのは湯浅さんでした。
そろそろ、政治や経済の物差しをいわゆる「経済成長」から、「幸福度指数」(勝手な造語)に
変えて行くべきだと思います。「幸福」は様々で、難しいことかもしれませんが。
地球上のどこだったかに「幸福」とか、「不幸」に該当する言葉がない、民族があるといいます。
幸福とは、絶対的なものではなく相対的なものなのでしょう。
太平洋戦争後に生まれ、子供の頃はみんな物質的には豊かではなかったけれど、
それほど「不幸」とも思いませんでした。
今より生きにくい世の中ではなかったと思います。
それは、周りにあまり「格差」が無かったからではないかと思います。
「100人の村」の現状が続くのであれば、世界から、「テロや戦争」はなくならないでしょう。
政府(世界的には地球政府? 国連?)がやるべきことは、「格差」を少なくすることだと思います。
それを、個々の事柄でやるのではなく、「税をどのように集めてどのように使うか」で
調節するのが良いのではないでしょうか?
「目指すべき社会」を議論し、それを実現するには、税制をどうするのか?
「格差」を少なくする方法の一つとして、消費税も必要なるのかもしれません。必要であれば、
消費税の持つ「逆進性」をどうなくすかも、しっかりやってもらわなければなりません。
そのためには、「国民と政府の信頼関係」が不可欠だと思います。
選挙で投票できるのは、1票だけです。頭を抱えてしまいます。
きっと、皆さんも同じようなことを感じていらっしやるのではないかと思います。
天候も回復し、地球に唯一供給されるエネルギー、太陽が出てきました。
太陽の光を地球に受け止めることが出来るのは、陸上では、植物の葉っぱしかないのです。
植物が生きていくには、他の様々な生き物を必要とします。
地球が今のまま残るために、居なくなってもいいのは、人間と家畜とペットくらいでしょう。
森へ出かけて心の洗濯をしてきます。