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団塊の世代の世間話

60年を生きてきた思いを綴った「ゼロマイナス1 団塊の世代の世間話」を上梓し、その延長でブログを発信。

最新コンビニ考

2009-03-14 09:44:31 | Weblog
 交差点の角にあったコンビニが工事をして、大きな駐車場を作った。また街道筋の信号の横にあったコンビニが閉鎖した。コンビニの動きも最近はめまぐるしい。
 顕著な例は、都心は別にしても、駐車場を広く大きくとることだ。これには理由がある。駐車違反に対して取締りが厳しくなって、どこかで駐車してのんびり、という場所がなくなった。駐車場があってもほとんど有料か月極めで、ちょっと置いて、という便利な駐車場がない。それをコンビニの駐車場がカバーしているわけだ。
 このコンビニの駐車場に車を止めて、食事をしたり一服したりする。まさにいま憩いの場所になっている。タバコも買えて、コンビニが買い物だけでなく、リラックスできるスペースに変わりつつある。
 だから、広い駐車場がないコンビニは流行らないし、撤退を余儀なくされる。それにしても、コンビニなんだから、エコを考えれば、車で行くよりは徒歩で行って、買い物をしたらどうか、と思うが、人それぞれコンビニに期待するものが違う。
 すっかり我々の生活にコンビニが溶け込んでいるが、実際私などはセブンイレブンでメール便を送るぐらいしか利用はしていない。コンビニで売っている商品の多くは、近所のスーパーより値段は高い。
 不況で消費者は価格に敏感になっているが、その便利性ゆえにコンビニは価格を一定以上下げることができない。だから人が集まりやすい広い駐車場やタバコの販売でしのいでいる。それにしても、最近の法律や条令によって、コンビニに追い風になることが多い。タバコの販売、駐車違反などいずれもメリットが大きい。
 最近、賞味期限切れの弁当などを値段を下げて売ることに本部がクレームをつけて、すったもんだしていたが、スーパーでは常態化しており、値引きのシールが貼られるまで待っている客も多い。
 つまりコンビニも、これだけ生活に密着した業態になったのだから、便利性を発揮しつつスーパー的な商売も取り入れていくべきだろう。
 最近オープンしたコンビニが、珍しく全商品30円引きのセールをやっていた。30円程度で騒ぐのも変だが、それでもけっこうな客で賑わっていた。
 かつてのコンビニではなく、値引きもする、格別なサービスもある、地域に根差した店独自のアイデアで商売をすれば、もっとコンビニの支持は高まろう。そうすれば、自治体がうるさいバカな省エネ論議などは吹っ飛んでしまう。

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