団塊の世代の世間話

60年を生きてきた思いを綴った「ゼロマイナス1 団塊の世代の世間話」を上梓し、その延長でブログを発信。

日本学術会議で右往左往

2020-10-07 14:54:53 | Weblog
 日本学術会議の任免問題で右往左往している。見ていて興味深いのは、右の保守系の方々は、今回の菅首相の判断を支持していることだ。左のリベラルの方々の多くは、学問の自由の侵害、その理由を説明せよ、と野党ともども声を張り上げている。
 こうはっきりと右と左で、その見方・対応が分かれるということは、この日本学術会議が何らかの政治性を帯びている証左で、要はメンバーの多くが左系ということなのだろう。
 右系の方々は、任命拒否の理由を説明せよとはいっているものの、学術会議自体の存在に疑問を投げかけている向きが多い。
 この問題が持ち上がって、あれこれと報道をみていると、あまり大事な提言をしているような組織とは思われない。税金を遣った学者の自助組織になっており、年間10憶円の予算がついているが、これも多くが人件費等や組織の維持費に消えているのだろう。
 菅さんの考えは、こうして化けの皮を剥ぎ、左系の組織・団体をこうした形で力を削いでいくのが狙いではないか。問題が大きくなったのは想定外という意見もあるが、たぶん思惑通りということなのだろう。
 作家の門田氏は、メンバーの中に中国と気脈を通じ協力していると指摘している。そういう背景もあるから、左系の方々はかばう姿勢に出ているのだろう。反日の巣窟になっているのかしれない。
 いずれにしろ、愛知トリエンナーレの例もあるが、あちこちに左系の方々が巣食っている組織が多い。なにかあると頭をもたげ、活動家の正体を見せる。
 戦後、進駐軍の右翼抑制策で左翼を利用した影響があちこちに残っていて、特に大学や教育界は師弟関係が続くことで、反日が連綿と続いてきたわけだ。
 それがこうした騒動で一気に表面化する。もう反日の旗印はいいではないか、と一般の人は思っていよう。
 反日の人は日本が嫌いなのだろうか。嫌いなら出ていけばいいとも思うがいかがか。あるいは保守系の政権が許せないのか。民主党時代の政権をどんな思いで見ていたのだろうか。
 いずれにしろ、日本にいて反日というのは自己矛盾であり、本当なら外国に出て反日活動をするのが筋である。
反日の方々は永遠にこの課題を解決できない。なぜなら日本で活動することが、楽だし命の危険はない。いずれ中国の膨張主義に日本が負けるとき、日本のために立ち上がるのだろうか。不思議な国である、ニッポンは。
 

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