団塊の世代の世間話

60年を生きてきた思いを綴った「ゼロマイナス1 団塊の世代の世間話」を上梓し、その延長でブログを発信。

汚い話で恐縮ですが…

2018-03-14 14:53:19 | Weblog
 汚い話で恐縮であるが、だれでも便秘や下痢で苦しむことはある。最近、便秘でとんでもない経験をした。
 前々日の夕方に回転寿司で寿司を食べた。翌日、便通はなし。なんの気にもなっていなかったが翌朝早くに、なんとなく便意を感じてトイレに行って、力んだものの音沙汰がない。何度かトイレに行って力んでいるうちに、肛門付近に固い便がしっかりとあり、それが栓をしたようになっていた。
 さらに力む。まったく動かない。力むと、疲れるし喉が渇く。どうすればいいのか、と思い悩み、女房が使っているワセリンを肛門付近に塗ってみた。それでもダメ。
 あれこれと考えあぐね、フッと思いついたのが、カメラのレンズに使うブロアブラシ。ブラシ部分を取ると浣腸に似た形状になる。ここに水を入れ、肛門に差し込む部分にワセリンを塗り、差し込んで一気に水を流し入れた。
 これも効力がなかった。しかし数撃ちゃあ当たる気持ちで、数回やってみだか、無駄な努力だった。
 肛門を触ると、便はそこで膨れ上がっている。これしかないか、と思い、指で掻き出すことにした。慣れないし、準備もないから、出血もして、少しずつ掻き出して、ちょっと楽になった。
 この掻き出しを医学用語で摘便というが、初めての体験だった。これが効いたのか、何回目の力みで、ようやくちょっとした塊が ポロっと出た。「出たあ」と叫び、さらに追い打ちをかけて、ようやく詰まっていた便を力み出した。
 大きな安堵を放った。こんな体験は初めて。二度と嫌だから、あれこれと便秘の研究をした。私のは直腸性便秘。直腸で便が固まる症状で、医者に行けば浣腸か掻き出しになったろう。それで、その症状を緩和する小林製薬の「オイルデル」という便秘薬を常備した。1日出なければ必ず飲むことにして、後はオリゴ糖を買って、寝る前に毎日飲むことにした。
 以来、便通は順調ではあるが、いつまたあんなことになるかもしれない。心臓手術をしてから4年。下痢や軟便はほとんどなく、通常でも固い便になっている。水を飲むことも心掛けているが、朝起きて、ふつうに便が出ると、ホッとする毎日を送っている。みんなこんな経験をしているのだろうか。

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保守系番組相次いで終了

2018-03-02 11:08:36 | Weblog
 なんとなく嫌な感じある。それというのも、東京MXテレビでやっていた『ニュース女子』が終わる。もうひとつは、ラジオのニッポン放送が平日午後4時から放送していた『ザ・ボイス』も3月末で終了する。
 共通するのは、どちらも保守系の論客が登場し、それぞれの立場でニュースを解説する番組だ。『ニュース女子』は、若い女性に分かりやすくニュースを解説する構成で、論客と女子の丁々発止のやり合いもなかなか面白い。
 中止の理由は、沖縄の基地反対運動をレポートした番組が、事実と反するとして放送倫理・番組向上機構がイチャモンをつけて、ずっと揉めていた。結局、番組を止めることで決着した。
 私はそのレポートの番組を見ていたが、それほど羽目を外しているとは思えなかった。番組の性格上、基地反対運動の無法さをクローズアップする必要はあったろうが、反対運動が地元の人々の生活を妨げていることが趣旨であったろう。
 MXテレビが放送しているが、DHCテレビジョンが制作しており、MXテレビはその番組を買っている側だが、放送している以上責任はあるのだろう。
 たぶん石原慎太郎知事なら突っぱねたと思う。小池知事も保守系ではあるが、ブームが去って弱気になっているのだろう。波風を立たせたくない、というのが現在の政治的立場のようだ。
 『ザ・ボイス』の終了の理由は分からないが、サンケイグループのニッポン放送だから、どこかの圧力で止める、というわけでもあるまいが、保守系の番組が相次いで終わるのは、どこか釈然としない。
 結局、圧力団体とかプロ市民というのは、左派が占め、まとまっているから、受けるほうもそれを恐れ、相手のいうことを聞いてしまう。
 ところが保守系はいろいろな考え方があり、なんなかまとまらないから、圧力団体になりにくい。その差が、メディアを含めて左派が幅を効かせている理由であろう。
 他の番組のことはあまり知らないが、これで保守系の私が視聴している論壇番組はDHCテレビのネット番組『虎ノ門ニュース』だけになってしまった。
 私はどちらかというと、保守の考え方が強いが、場合によってはリベラルの立場もとる。視聴者としては、さまざまな意見が飛び交う番組がより多くあったほうがいい。それを担保するのが、メディアの本来の在り方であるはずだ。

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