先日たまたまテレビで、昔のドリフターズの特集やっていて、
近所のBOOK OFFで買ったこの本を思い出した。
ああいかりやさんは、もうこの世にいないのだなあと、
テレビの元気な姿を見るとしみじみ思ってしまう。
我々世代には、ドリフはいわばアイドル的なところもあったりして、
2000年の区切りの正月に、ドリフターズの5人と、
元ドリフターズの荒井注氏が七福神に扮したテレビCMが流れた時、
なぜか嬉しかった。
しかしその1カ月後、荒井注氏は、亡くなられた。
そして彼の死後、自伝を書こうと思ったらしい。
生れは東京の下町だが、
戦争の疎開でお隣の富士市に家族で引っ越してきて、
28歳頃まで富士市に在住し、地元の製紙工場で働きながら、
地元の富士や沼津のクラブやキャバレーで、
バンドをやっていたのが彼のルーツだったのですね。
その後、上京し大ブレークするのはご存知の通りだけど、
彼が敬愛する親父さんが最期まで富士市に残ったとは知りませんでした。
ビートルズの前座をつとめたのは有名だけど、その時の裏話とか、
ドリフの経緯や、メンバーの事、役者になってからの事など、
初めて明かされる部分もあって興味深かった。
(彼はこの自伝を書くまで他のメディアに口外していなかったらしい。)
役者としても、とても味があった人だけど、
彼の暖かい人柄も本から滲み出ていた。
最初で最後の自伝で、半生を語るには短すぎる本だけど、
今となっては遺書になってしまったのが残念。
それにしてもいかりやさんが、
ビールのCMでベースを弾く姿。
これは実にかっこよかった。
近所のBOOK OFFで買ったこの本を思い出した。
ああいかりやさんは、もうこの世にいないのだなあと、
テレビの元気な姿を見るとしみじみ思ってしまう。
我々世代には、ドリフはいわばアイドル的なところもあったりして、
2000年の区切りの正月に、ドリフターズの5人と、
元ドリフターズの荒井注氏が七福神に扮したテレビCMが流れた時、
なぜか嬉しかった。
しかしその1カ月後、荒井注氏は、亡くなられた。
そして彼の死後、自伝を書こうと思ったらしい。
生れは東京の下町だが、
戦争の疎開でお隣の富士市に家族で引っ越してきて、
28歳頃まで富士市に在住し、地元の製紙工場で働きながら、
地元の富士や沼津のクラブやキャバレーで、
バンドをやっていたのが彼のルーツだったのですね。
その後、上京し大ブレークするのはご存知の通りだけど、
彼が敬愛する親父さんが最期まで富士市に残ったとは知りませんでした。
ビートルズの前座をつとめたのは有名だけど、その時の裏話とか、
ドリフの経緯や、メンバーの事、役者になってからの事など、
初めて明かされる部分もあって興味深かった。
(彼はこの自伝を書くまで他のメディアに口外していなかったらしい。)
役者としても、とても味があった人だけど、
彼の暖かい人柄も本から滲み出ていた。
最初で最後の自伝で、半生を語るには短すぎる本だけど、
今となっては遺書になってしまったのが残念。
それにしてもいかりやさんが、
ビールのCMでベースを弾く姿。
これは実にかっこよかった。