価値観と優先順位

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「安全神話」原発の嘘.9

2011年07月22日 | 原発問題

さて、今回は今後のエネルギー政策について

のはずだったのですが、

 

その前に、ひとこと言っておきたい。

 

最近つくづく思うのは、

推進派の狂った価値観の人間には何を言っても無駄で、折り合う事は永遠に不可能だと思う。

 

だって推進派は、

命と健康 < 1円でも損失を許さない経済意識

命と健康 < 有り余る電力

命と健康 < 便利過ぎる生活 であり、

 

結局は、

他人の被爆 < 自分の便利

他人の被爆 < 自分の財布

という事である。


そんな奴らには、何を言っても無駄である。

 


そんな考えしか出来ない人間が大勢存在し、

権力を持ってしまっているから、

今、日本は、

歪んだ、下等な民族集団に成り下がっているのだ。


高アクセスブログを発信している識者にも、

「原発が危険で停めろと言うなら、交通事故で亡くなる人数の方が圧倒的に多いのだから、自動車だって同じだ、車も辞めなければならない」などと、

全く馬鹿げた理論展開をする大バカ者も結構存在していて、

それこそ、拙ブログのタイトルである「価値観と優先順位」がデタラメで、

詭弁としか取れない、比べる土俵と価値と存在意義とかがごちゃ混ぜで、偏差値が高すぎると頭ん中がコンガラガッテ見当違いな考えをもっともらしく思ってしまうに違いない。


結局、日本の現状は、

結構な発言力を持った者の中に、まともな意見を述べる人数構成比が下がっているから、大衆は「そんな論調を真似ると自分も偉くなった」と勘違いするバカが多数加わり、日本をバカだらけにしているのである。

 

そして、こんなニュースが ↓ 

関西に10%超の節電要請 政府、電力使用制限令は見送り (フジサンケイ ビジネスアイ) - Yahoo!ニュース

中身をみると、

>関電管内の今夏の需給見通しは、8月が最大需要3138万キロワットに対し供給力が2943万キロワットで、供給余力はマイナス6.2%となっている。余力の適正水準とされる8%を大きく下回ることから「需給逼迫(ひっぱく)による停電発生回避のため節電要請が必要」(経済産業省)と判断した。

 7月25日から9月22日の平日午前9時から午後8時の期間に、10%以上の節電を求める。電力逼迫が予想される場合には政府から一層の節電を事前に依頼する「電力需給逼迫のお知らせ(仮称)」の発動や、企業に業態別の節電方法を広報するなど東日本同様の節電行動を促す。<

 

全くバカげている!

7/25~9/22の間で、9:00~20:00だって?


おいおい、本当かよ・・・。

よくもこんなバカげた事を堂々とぬかしたもんだ!

全く逼迫していないことの証明だな。

肝心なのはピーク電力なのが当たり前で、

約2ヶ月間に亘り、朝から夜までを平均して10%の節電要請なんて、全くナンセンス!

一応、>電力逼迫が予想される場合には政府から一層の節電を事前に依頼する「電力需給逼迫のお知らせ(仮称)」の発動や、企業に業態別の節電方法を広報するなど東日本同様の節電行動を促す。<としているが、

そんな要請の仕方で済むという事は、

逆に、単なる原発停止による電力不足というプロガバンダに過ぎない。

どれだけ火力・水力発電が稼動しているのかを明確にしないのは、単なる原発必要PRに過ぎないという事。

 

 

政府や電力会社、マスゴミが正しい情報を流さない現状では、

我々「正しい倫理観」の一般市民が、

多くの一般市民に本当の事を知らせる為にも

「正しい倫理観」で情報を得、それを発信し続けなくてはならない。

 

次回は(本当に)今後の電力政策について。

 


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