「普通」

「普通ってごっつ難しい」




「私が普通よ」

「いや、君は間違ってる、私の方が普通だ」

良くある光景ですね。（ウチです　泣）


普通ってなんでしょね？

どれが普通か、どれも普通じゃないのか？
世間一般に数が多いのが「普通」だとすれば、
その「普通」って昨今の「歪んだ常識」からすると、とても流動的で。

どれが普通かなんてわかんないよ。


でも、誰もが「自分の認識こそ普通」って思ってる。

「普通って難しいなぁ・・・」


でもどっかに妥協ラインを引かないと何にも進められないしね。

ここでも「一歩も譲らない狭い人」より「譲れる広さ」を持ち合わせてる方が譲らないと収まんない。

と、すると、
「腐ったリンゴ」記事の中に書いた様に、
なんか「狭い」「出来ない」「ダメ」なヤツの分まで、
「広い」「出来る」ヤツが背負い込んじゃう。

それが横行すると、
「普通」がどんどん歪んじゃう。

「普通」ってどこにあるの？

「井の中の蛙」って言うけど、
誰も自分が「井の中」なんて思っちゃいない。

あまり多方面やいろんな人と接してない人間に、
「世の中はこうなんだ」と言っても、
「その人達がおかしいんで、それが普通な訳ない」って、
自分が経験していない「知らない世界」の良識までもを否定しだす。

そういう人は往々にして「洞察力」や「観察力」に欠けてるから、
（1）を知って（1）しか分からない。


「私が普通よ」

「私の方が普通だ」




「普通って難しいよな」