「現状、最も足りていない必須教育の一つ」
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とてもいい教育方針ですね。
将来、何になりたい?
って、子供の頃必ず聞かれますよね?
でも、これほど愚かな質問ってないと思うんですよ。
幼児の頃ならね、電車の運転手になりたいとか、父親が大工だったりするとお父さんと同じ大工になりたいとかね、
単なる「知ってる範囲での憧れ」的な返答はありだと思うんですが・・・。
中学になり、高校になりって少しずつ職種(ホントにほんの少し)を知っていく中で、「こんな職業に就きたい」なんて、
「こんな」の中にどんなあらゆる職業があって、それらがどのような社会的仕組みの中でどうのような役割を持っていて、どういうスキルが必要で、どれくらいの収入なのかどうかの総合的な見極めが出来る情報を、中学までの教育の中で教えてないのに、
何故に
なりたい職業など決めれるんですか?
それが分からないのに、
何故に
高校の専門科や大学の専攻など、選べるんですか?
不思議に思った事はありませんか?
私は、社会に出て、
「もっと勉強しておくんだった」よりも、
(勿論、それも強く思いましたが 笑)
「これは酷い!義務教育課程の最大の欠陥だ」と思った事を、今でもハッキリ覚えています。
目標もなしに、闇雲につまらない勉学にだけ精進しろってのは酷ってモンです。
○○になろう!とか、なりたい!というのが先にこなければ、それに向けての学力や教養っていうのを身につけようとは思わないものです。
といっても、遊びたい盛りの17.8歳の若い頃には、結局遊びに走ってしまうかも知れません。
しかし、社会の仕組み、職業職種の仕組み、金の流れ等、最低限の世の中の仕組みは中学までに全員が知っておくべき義務であり、権利であり、それこそが義務教育での最重要教育だと思うのです。
私は中学卒業まで、そんな事これっぽっちも聞いた事がありません。
少しでも世の中の仕組みを知る機会があれば、不良なんてやってなかったかも知れません(笑)
この記事を拝見すると、ただ聞くだけの座学でなく、実際の職業に当てはめてのディスカッションもし、ハンバーガー店長での稼働率についても話し合うという。
こんな授業を受けられる生徒は幸せだね。
私達の世代に、もしこういった授業があれば、
仕事は、自分が働いた結果がどれだけの生産性があったかどうかは関係なく、(例えマイナスでも)
自分側の「自分が働いた時間の自分の時間提供の代金」という、
40歳を過ぎてもアルバイト的な考えしかないような、我社のアホ社員みたいな人間は少しは減ったに違いない(笑)
こういった授業や研修は、普通の授業なんか減らしてでもどんどん増やして欲しい。
それこそ、義務教育というモノだ。
学力なんかどうでもいい。
そんなものは、あとからついてくる。
必要なのは、世の中を知る機会と、機会の平等である。
社会に出て、何の役にも立たない「学力」なんか詰め込む必要は全くない。
あと、「モラル」の問題。
モラルの欠落した大人が増殖しているのも、義務教育内や社会全体で取り組んでないからだ。
最近は「道徳」の授業がないらしい。
昔のような、道徳の時間と言えば、「同和問題」を取り上げたりする全く意味の無い「道徳」ならしない方がいいが、
(なんてわざわざ教えなきゃその内誰も知らなくなるのに、わざわざ知らせるんだからなんとナンセンスな!)
これだけモラルが欠落してる現代社会なんだから、
それこそ「よのなか科」で、世の中の最低限のモラルやルールってものを、
義務教育の授業として、イチイチ教える必要があると思う。
「よのなか科」
5・6時限目は、全国統一でこれをやってくれ!
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