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 『新世界観光ブログ』観光案内所通信

アジアゾウの春子☆長寿の秘訣

2011年06月25日 | <天王寺公園:てんしば、天王寺動物園、大阪市立美術館の情報>
 天王寺動物園情報紙Together VOL.20」の巻頭記事より部分抜粋し転載します。
 (詳細は同情報紙をご一読ください。)


      (天王寺動物園情報紙「Together VOL.20」表紙「全8頁」)

 アジアゾウの春子が天王寺動物園に来たのは昭和25年4月。
春子が2歳ぐらいの時だそうです。

それから61年間、動物園一筋
敗戦の焼け跡が残る時代、待望のゾウを見たいとつめかけた来場者6万人
の記録はいまだに破られていません。

春子は63歳になりました。
人間なら90歳を超える年齢だそうです。

春子は今の日本の動物園のゾウで2番目に長寿です。
飼育員の話によると、どんなゾウでも長生きするわけじゃなく、春子が長生き
なのは「賢いから」だそうです。

動物園という環境を受け入れ、そして人間と無用の争いをしないこと
これが長寿の秘訣だとか。

しかし、年齢による衰えはあり、一時は食欲がおちて痩せ、「もしや」という
ことも考えられた。
さいわい体調は回復したが、それはひとえに「気力、精神力で食べている」
そうです。

 同じ展示場に、春子に比べて格段に若いアジアゾウラニ−博子(41歳)
がいます。

今まで春子がリ−ダ−だったが、春子の衰えとともにラニ−博子が勢いをつけ、
優勢を示す。
毎日、柵を挟んだにらみあいが続いています。
春子は断固、後ろをみせない。
弱みを見せた時が死ぬ時だという野性動物の本能が、傷の痛みすらおして
向き合わせる。
まさに、動物園の生きる伝説です。

←ラニ−博子

 天王寺動物園情報紙「Together」には、天王寺動物園の楽しみ方、イベント情報、
動物の豆知識、そして飼育員によるリアルな情報やお話が掲載されてます。

天王寺動物園情報紙「Together」は、天王寺動物園、大阪市サ−ビスカウンター梅田・
難波・天王寺、JR天王寺駅、南海電車各駅など、その他、いろんな場所に設置され
ています。

新世界に近い所では地下鉄堺筋線恵美須町駅にも設置されてました。

天王寺動物園を一層 楽しむためにも、天王寺動物園情報紙「Together」をご覧下さい。

■大阪市天王寺動物園HP→http://www.jazga.or.jp/tennoji/

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[編集部]


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