☆新世界、節分仮装行列が行われました☆

　２月３日（木）、ブレーカ−プロジェクトの「絶滅危惧・風景」企画として、
新世界エリアから周辺地域を約１時間、新世界連合会が全面協力のもと、
節分仮装行列が行われました。

　今年度の「絶滅危惧・風景」は美術家 西尾美也が数十年前の家族写真を同じ場所、装い、メンバーで
再現・制作する「家族の制服」シリーズを作品化するプロジェクトで、新世界の住民の皆さんの協力の中、
７枚の昔の写真が見つかり、「新世界編 家族の制服」が作られました。
仮装行列に参加した方が着ている衣装は、新世界での「家族の写真」のために作られたものです。

約５０年前、節分の日に新世界市場の宣伝のために商店主さんらが仮装行列を行ったそうです。

ブレーカ−プロジェクトの方々が昔の写真を探している中で、偶然、約５０年前の仮装行列の写真が見つかり、
今年の節分の日に仮装行列を再現しようという事になりました。
忘れられていた新世界の歴史が掘り起こされ、ブレーカ−プロジェクトの皆さんや一般の方、そして新世界市場
の方も仮装行列に参加しました。

■新世界市場をスタート、通天閣本通商店街～串かつ通り、新世界を離れて恵美小学校～廣田神社、
そして新世界市場に戻ってくるという、約３kmの長い距離を歩きました。






■新世界市場の理事長さんも元気に参加。



■ランドセル姿が可愛いですね。



■廣田神社で記念写真。
これも約５０年前の仮装行列で、実際に廣田神社まで行って記念写真を撮ったそうです。



■最後は通天閣本通商店街で、みんなで大合唱。
その歌とは、ルナパークができる前に開催されていた第５回内国勧業博覧会の紀念唱歌でした。
（合唱の様子は動画（下掲）をご覧ください）






■写真の歌詞は３番までですが、実際は２７番ぐらいまであったそうです。



■こんな感じで、「新世界 節分仮装行列」は華やかに賑やかに終えることができました。
節分仮装行列の復活は古き良き昭和を今一度、再発見することができ、これからも大切
にしていきたい文化ですね。

参加者の皆さん、お疲れ様でした。
寒い中、半袖で頑張っていた方々、風邪をひかないようにしてください（笑）




■仮装行列参加者による斉唱♪『第５回内国勧業博覧会　紀念唱歌』を動画でご覧ください。
♪『 第５回内国勧業博覧会　紀念唱歌』



Breaker Project　ＨＰ→http://breakerproject.net/

●「絶滅危惧・風景」 についての詳細はこちら
　⇒http://breakerproject.net/2010/

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［編集部]