実は、この方法を使って、歌詞も作れるのです。シチュエーションを分析して、それを変えると出来てしまいます。 たとえば、ユーミンの名曲「あの日に帰りたい」の冒頭は、レベルが高いので分析のし甲斐があります。
泣きながら ちぎった写真を 手のひらで つなげてみるの
悩みなき 昨日のほほえみ 訳もなく憎らしいのよ
これを分析すると、泣きながらちぎった 「感情的に思いが高ぶった」 手のひらでつなげてみるの 「でも、やっぱり思い出してしまうし、思い出を大切にしたいという気持ち」 そして、手の平につなげるという「触感」が表現されています。 訳もなく憎らしいのよで、「良い思い出と、憎らしい気持ち」のアンビバレントな感覚がひょげんされているわけです。こういう分析が、発想力につながります。
「ラスト・ゲーム」
笑いながら 叩きあった 背番号
いつの間にか零れ落ちた涙
さびしさを感じる間もなく
終わったね 最後のゲーム
こうすると、重要な要素が入っているわけです。1.触感 2.アンビバレント 3.感情があふれる。ただ、写真というのは、「時間を飛ばせる」という面もあるので、「時間を飛ばす」という要素は、入れないといけないかもしれません。でも、ここまでではありません。実は・・・
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