物語の作り方、発想力を上げる！フィンランドメソッドより３

　実は、この方法を使って、歌詞も作れるのです。シチュエーションを分析して、それを変えると出来てしまいます。　たとえば、ユーミンの名曲「あの日に帰りたい」の冒頭は、レベルが高いので分析のし甲斐があります。　

　泣きながら　ちぎった写真を　　手のひらで　つなげてみるの

　悩みなき　昨日のほほえみ　訳もなく憎らしいのよ　　　

これを分析すると、泣きながらちぎった　「感情的に思いが高ぶった」　手のひらでつなげてみるの　「でも、やっぱり思い出してしまうし、思い出を大切にしたいという気持ち」　そして、手の平につなげるという「触感」が表現されています。　訳もなく憎らしいのよで、「良い思い出と、憎らしい気持ち」のアンビバレントな感覚がひょげんされているわけです。こういう分析が、発想力につながります。

　「ラスト・ゲーム」

　笑いながら　叩きあった　背番号

　いつの間にか零れ落ちた涙

　さびしさを感じる間もなく　

　終わったね　最後のゲーム 

こうすると、重要な要素が入っているわけです。１．触感　２．アンビバレント　３．感情があふれる。ただ、写真というのは、「時間を飛ばせる」という面もあるので、「時間を飛ばす」という要素は、入れないといけないかもしれません。でも、ここまでではありません。実は・・・

物語の作り方、発想力をあげる！フィンランドメソッドより２

　このようにして、物語を分析して、類似の物語を作っていきます。同じように、浦島太郎を分析します。「いつ」「どこで」「だれと」「だれが」「何を」したのか？ドラえもんを分析して、バックトゥーザフィーチャーを分析して、合体させます。そうすると、あら不思議！！すばらしい感動の物語が完成します。このノウハウだけで１０万円はほしいところです（笑）ところが、ノウハウはこれだけではないのです！

物語の創り方、発想力を上げる！フィンランドメソッドより

　世界で一番読解力のある国は？と聞かれたら「フィンランド」です。この国の強みは、小さい頃から親が子供に物語を読んであげるということなのですが、学校における「強み」は、発想力の鍛え方だと思います。たとえば、桃太郎を皆さん知っていると思います。「ももから生まれた」「瀬戸内海のある島で」「約４００年前」「おじいさんとおばあさんが」「犬・さる・きじ」「きび団子」「悪い鬼が」などのキーワードが出てきます。ここから、発想力で、似たような物語を作ってしまうのです。たとえば、「樫の木から生まれた」「スコットランドのある森で」「約３０００年前」「若い王子と恋人が」「ふくろう・シャム猫・コアラ」「黄金の砂」「魔女が」など、似たキーワードで、物語を作ることができます。これが、「発想力」のスタートです。

腕立て伏せの法則３

　この腕立て伏せのように、人の能力というのは、ジワジワと上昇していきます。
単語の暗記とか、リスニングとか、読解もそう。毎日単語を10個暗記できていた人が、頭を使うことによって、次第に一日13個覚えられるようになっていき、しまいには一日20個覚えられるようになっていきます。もっと早くなっていくと、一日50個とか覚えられるようになります。社会とか理科の暗記もこういう人は速くなってしまいます。もちろん、何度か忘れることも計算に入っているので、モチベーションは落ちません。できるひとは、少しずつ少しずつ前進していくのです。それに対して、伸びない人は、視野が「短期間」になっているケースが多いわけです。

腕立て伏せの法則２

　このように、最初は10回しか腕立て伏せができなかった人も、次第に20回・30回・40回・50回とできるようになる。少しずつ、自分のキャパシティーをあげることが重要で、そこにワクワク感がある。多くの人は、そうではなくて、その日その日のノルマに追われてしまう。ノルマに追われる人生ほどつまらないものはないわけで、だったら遊んでいたほうがよっぽどいい人生になる。楽しくて楽しくてしょうがない勉強の仕方というのは、毎日少しずつ「不可能を可能」にしていく過程です。最初、10回しかできなかった腕立てふせが、半年後には50回できるようになっていて、一年後には110回できるようになっている。

腕立て伏せの法則

　誰もが「不可能」であることが、可能になるのはワクワクする経験だと思う。では、どうやってするのか？それは、腕立て伏せと同じで毎日の積み重ねが大切。たとえば、一度に、腕立て伏せを１０回しかできなかった人がいたとします。その人は、少しがんばれば、一度に１３回はできるでしょう。突然、30回やることはできないにしても。13回を毎日2週間くらいやっていれば、次第に、15回や17回できるようになっていきます。さらに、15回を2週間続ければ、20回とか、23回とかできるようになるでしょう。このように、「不可能を可能にする」のは、「確実」に時間さえかければできるようになります。楽しい経験であると思います。

高い目標とモチベーション！

　今、「英検準一級用　超高速リスニング」の補習授業をやっています。おそらく、高校生に対しては、日本でも最高峰の授業でしょう。東大・早稲田や慶応の文章を2倍以上の速さで読めるようになり、模試の日本一が次から次へと出ると思います。一方、現在はMBAの勉強内容をすべて研究しています。マーケティング・マネジメント・アカウンティングなどです。今、夜中の3時ですが、あと一時間勉強してから寝ます。なぜ、そこまでやるのか？それは、日本一の教育をしたいから。通ってくれている生徒が、日本一だったと思えるような授業を展開したいから。高い目標が、モチベーションを駆り立てます。

有名人に会う方法３

　このように、これからは大学生であっても、優秀な人はメディアを持てることになります。ちなみに、自分はこのブログが月に3万ページビューで、ほかに8万ページビューのメディアと、2万ページビューのメディアをもっています。秘密にしていますが。では、何をもって「優秀」な人というのか？ですが、それは、フィンランドメソッドにおける「発想力」「論理力」そして、何よりも「リサーチ力」が大切だと考えます。たとえば、リサーチ力で例をあげると、昨日「SEOが大切」と書きましたが、ではSEOとは何か？をすぐにグーグルやヤフーで検索してリサーチする能力や、5冊くらい本を買ってきて、1週間で専門家になってしまう能力が重要です。そういう人であれば、有名人もあってくれるでしょうし、ブログもページビューが増えてきます。逆に、それぐらいのスピード感がなければ、ブログのネタでつまるでしょう。この方法を利用して、就職活動に応用できます。「商品」を有名人と仮定して、同じことをやればいいのです。細かい説明はしませんので、知りたい人は聞いてください。「発想力」で考えてみると面白いです。

有名人に会う方法２

　そして、ブログを検索エンジンで一位にもっていきます。すると、一日に1000ページビュー、つまり、一日にのべで、1000人が見るブログに成長します。（ちなみに、このブログは、SEOをしていませんが、昨日1059ページビューで、おとといが、1224ページビューです。）そうすると、一ヶ月で3万ページビューを達成します。すると、どういうことが起こるかというと、「水野選手」もその影響力を無視できなくなっていきます。だって、ただの3万ページビューじゃなくて、「水野選手に興味のある人」のページビューです。一つのメディアをもったようなものです。

有名人に会う方法

　今回はまた、大学生に贈ります。有名人に会う方法です。まぁ、これを応用すれば、就職活動にも使えます。たとえば、サッカーで水野選手を応援しているとします。その場合、水野選手のブログを作って、「私設応援団」のブログを作ります。次に、毎日更新をします。ここで、重要なのは、かなりの着眼点から鋭い考察を加えないとだめです。ここに、国語力と発想力が問われます。対比を使って、「水野選手と中村選手を比較する」とか、未来に向けて、こうしたらよいとか・・・この試合のポイントは、とか。このブログにSEOをかけます。SEOとは、サーチエンジンオプティマイゼーションの略で、「検索エンジン最適化」と言います。検索エンジンで、上位に表示されるようにしていきます。多くの有名人は自分の名前で検索するので、知られていきます。つづく・・・