8月22日(土)の初日は夜公演に参加。
3連番で取ったチケットは遠方に住む友達が参加を断念し
友達と2人での参加になった。
チケットを持っていても会場に行けない、
行かないという決断をした人も多いだろうなと思っていたけど
実際客席の空席はかなり多くて、
後方席から観た感じだと30%も埋まってないんじゃないかと思う。
私が座っていた列のブロックは5人座れるけど
実際に座っていたのは3人だったし
私の視界の前の3列が3席ずつ空席で9席分すっぽり居なかったから
ステージへ向けての視界が遮るもの何もなかった。
ライブやるよって発表されてから
自分の体調が悪くない限りは行くつもりでいたんだけど
実際に2日間ライブに行くという事を母親に伝えたら難色を示されて
「1日だけにしたら?」という話をされた。
舞台には7月末から足を運んでいるけど、舞台とライブでは違うし
両親と同居しているので
母からしたら「ライブには行ってほしくない」という気持ちも理解している。
舞台と違って、マスクしてるとはいえ
ライブ中に立ち上がったり声出しちゃったりするんじゃないの?と。
ライブ行って大丈夫なの?と。
ライブ当日まで両親とも沢山話をして、
一緒に行く友達にも「2日目は行かないかもしれない」という話を
事前にしておいた。
2日目は配信もあるし、親に反対されてまで今いく必要があるのかという葛藤。
結果的にはライブの万全な感染対策に背中を押されて、
1日目に帰宅してからすぐに母親に状況を説明して
2日目もライブに行かせてもらう了承を貰った。
行くのはライブだけど、リスクを考えれば映画館レベルだし
もっと言えば、cocoaも入れてる、マスクもフェイスシールドもしている、
体温もサーモではなく1人1人の検温をしている、
客席も1席以上は必ず間隔があいている、
換気も15分ごとに10分間行っている。
映画館よりもリスクは低いと思う。
そういう環境を作ってくれたMICHAELチームは本当にすごいと思うんだよね。
その説明をしたら母親も納得してくれた。
私でさえ行くことを家族に止められて、参加することに迷いがあった。
ライブをやる、チケットが手元にある、
それでも「行かない」という決断をしなきゃいけない時代なんだよね。
今はそういう状況なんだよね。
沢山の空席を目にして、それぞれの空席に込められている想いが伝わってくるようだった。
客席に座っている人は全員がマスクにフェイスシールド、
客席も1席おきだから喋る声も聞こえてこない。
これからライブが始まるとは思えない、異様な空気感。
暗転しSEの流れる薄暗い中、バンドメンバーがステージに入って来る。
全員マスクを着用しているのが確認できた。
最後に登場した充くん。
え、マスク着けてるよね?
1曲目「LUNA」で照明が少し明るくなり姿がしっかり確認できるようになる。
充くんは黒マスクを着用したまま歌い始めていた。
声だけ聴いていたらマスク付けてるのに気付かないくらい
聴こえてくる声はいつも通りで、衝撃しかなかった。
充くん、マスク付けながら歌ってくれてるよ(。´Д⊂)
もうLUNAも何度も聴いているけど
こんな歌詞だったっけ?って思うくらい
今までと歌詞の受け取り方が一気に変わった。
私はLUNAを聴くたびにこの2日間のライブでのこの景色を思い出すと思う。
マスクをつけて歌う姿、そしてこの曲のメロディーと歌詞に
頭から涙があふれる。
その後のMCで充くんは
間違いなくこの会場の中で一番飛沫を飛ばすのは俺だし
俺の飛沫は歌ってたら2Mなんてものじゃすまないと思う
だからマスクをつけて歌うことにしました
みんなマスクとフェイスシールドつけてくれてありがとね
って。
今日ここに来てくれたみんなは、行くことを迷って悩んで
それでも「MICHAELがやるなら」って
信じて集まってくれた人たちだと思います
っていうことも言葉にしてくれてたね。
そして空席になってしまった会場へ来れなかった人たちへ向けては
「選ぶべき大切なものがあってチケットを手にしていても
来られなかったみんなにも届くように」って。
今回は行くのを断念しましたという書き込みが沢山あったし
充くん本人もそのみんなの想いを見ているはず。
その想いも受け止めてのライブ。
この異様な中でのライブへの緊張と
ライブが始まった嬉しさとが込み上げて涙してしまい
最初は気付かなかったけど
歌い終わった後に充くんが肩で息をしている姿や
いつもなら平気で声を出せている所が苦しそうで
マスクを着けて歌うって
どれだけ大変な事なんだろうっていうのが伝わってきた。
「しろくろましろ」の前には
『俺は今まで自分のことを不幸だと思ってたけど
先輩の話を聞いて、俺もまだまだやなと思った』と前置きをして
ある女の子の話に。
『ツラくて泣きくずれたあと、人はどうすると思う?』という質問に
『そのあとは立ち上がるしかないんだよ』という
歌詞のメインテーマにもなったエピソードが話された。
シロクマやるかなって思ってたけど、
この話を聞いてからのしろくろましろは凄い力で背中をバシっと叩かれた感覚。
その後に優しく手を差し伸べてくれる姿が浮かんでくるような、そんな感覚。
幸子さんの声が流れる中、そこに充くんの生の声を乗せる。
DLして聴きこんでたけど生で聴くともっともっとPOWERもらえるね。
泣きそうになりながらも笑顔がこぼれる。
立ち上がれないし、歌えないし、声出せないけど
前に人がいなかったから、思いっきり腕は伸ばせた。
ペンライトはすぐ使えるようにスタンバイしてたけど
結局1日目はペンライト使わず。
声出せない今こそペンライトの出番だったのかもしれないし
頭から最後までペンライトで参加している人は多かったけど
私は伸ばした腕に想いを込めてライブ生活をしてきたから
ペンライト振り振りよりも腕を伸ばすことで
曲と自分が1つになれるような気がしている。
腕を伸ばしたくなってしまう。
後半ブロックの
shining~こころの流れは本当にずるいよね(笑)
最近のライブいつも思う、セットリストずるいって(笑)
BB~かの青きはずるすぎる、毎回思う。
「BlueButtefly」は昨年のライブCDを手にしてから本当に毎日聞いてて
これを聴くだけで心が強くいられるっていうか、
1人じゃないって強く思える。
単純だなって思うけど、この歌詞が嬉しすぎて
いつも寄り添ってもらっている曲。
そこからの「かの青き」。
かの青きは自分とSOPHIAとMICHAELを繋いで、未来への扉を開けてくれる。
BBでも涙腺弱ってたのにそこからかの青きで
涙腺崩壊で大号泣して全然前見れなかった。
かの青きのいつもみんなで歌うパートを
充くんはマイクを客席に向けて1か所も歌わずに
でも客席も歌えないからメロディーだけが流れてて。
心で、声に出さずに歌っている客席の声が、自分の声が頭の中では流れていて。
泣けてしょうがなかった。
客席にいた全員が同じだったんじゃないかな。
最後のコーラス部分も「心の声を聴かせてくれ」ってマイクを客席に向けてくれてた。
声に出せずに伸ばした手に全ての想いを込める。
それがしっかりステージに届いていた気がする。
心の歌声を共有している、そんなライブ初めてだよ。
休憩はさんでのラスト、Whiteと Amazing Grace。
幸せだった。
新しくわかったことは、フェイスシールドして泣くと悲惨だなってこと(笑)
私は眼鏡にマスクにフェイスシールドだから
涙流れても、それを拭うにはフェイスシールドを外さなきゃいけなくて
今回のフェイスシールドはマスクにつけるタイプだったから
フェイスシールドを外すってことは、マスクも外すってことで。
もう涙拭うのが大変。
ライブ中に涙拭うのは不可能に近くて、流れっぱなし。
換気タイム入った瞬間に全部はずして
タオルに顔を埋めて涙が引くまで泣いてたなぁ。
7月くらいから我慢してた想いが曲で一気に溢れ出た。
心を解放させてくれて、素直に思いっきり泣けた。
そのカギを開けてくれるのはやっぱり充くんの声なんだなぁって。
この場所が私にとってどれだけ大切で特別な場所なのか
この場所の大きさを感じさせられた。
2日目は昼公演に参加。
12:30~ライブって慣れない(笑)
両日席は後方席でした。
再抽選告知がされた時に私はまだチケット未発券で
未発券組は再申し込みが2次受付で後だったので、後方かなとは思ってたし
今回は後ろから観たいと思ってたから希望通りでよかった♪
1日目夜よりも更に客席には空席が。
2日目は昼夜ともに生配信があったから
チケット持ってるけど行かないで配信を見るという選択をした人も
多かったんだろうな。
2日目は初日と違って緊張もなく最初から楽しめた!
でもLUNAは泣かされるなぁ。本当に良い曲。
2曲目からセットリストが変わってて!嬉しかった!
配信もあるからセトリ変えてくるだろうなとは思ってたけど
こんなに大幅に変えてくるとはびっくり!
「ange」は久しぶりだった気がするけど違うかな?
フランス語で天使って意味のアンジュだけど
「あなたが教えてくれた、愛、笑顔、強さ」って歌詞は
何度聴いても泣いちゃう。
2日目は「プリミア」があったのでしっかりペンライト使いました!(笑)
曲前に「ペンライトを自動で色変えるやつどうやるの?」って
充くんが聞いてきたけど
そんな機能はございません!(笑)
「じゃあ頑張って指でボタン押して色変えて!」って(笑)
サビは指でボタン押しながらカラーチェンジ頑張りました。
「誰が為」も嬉しかったな♪
今年の年賀状に歌詞載せました。
アークが下のブロックにおりてきての4曲だったけど
うん、テッパン。
MICHAELは色んな色の曲があるけど
この4曲の持つエネルギー凄まじい。
これでもかこれでもか!ってくらいにPOWERを放出して来て
全員を泣かせて全員を笑顔にしてくれる。
昼セトリのラスト2曲は「青空の破片」と「Amazing Grace 」。
そうか、換気タイムのあのSEは青空の破片のSEだったんだと気付く。
そして昼→青空の破片、夜→しろくろましろと分けたんだね。
この曲が軸になってセットリスト組まれてたのではないかと思うほど
大きな柱の2曲なっていた。
昼公演が終わってそのまま帰宅して17:30~は夜公演の生配信を視聴。
夜を先に見たからかもしれないけど
夜のセットリストがとても好き!!
でも昼と夜を合わせて1つになっている感じもしていて深い。
改めて、配信でライブを見てまた泣く。
なんなんだこのとめどなく湧き上がる感情は!!
換気タイム中、配信では楽屋トークを流してくれていて嬉しかった♪
1週間タイムシフトで何度でも見れたから
この1週間はずっとニコ動のページをPCで開きっぱなしで時間さえあれば観てたなぁ。
配信最終日の日曜日だけで視聴者数が300人くらい増えてたから
最後の追い込みでまた再生した人も多かったんだろうな。
アーカイブ残る形で配信してくださりありがとうございました!!
配信の方は簡単にだけどノートに文字おこしをして残したので
また別でレポ残せたらいいなとは思っています。
この時代にライブをやるということがどれだけ大変なのか、
簡単に「やるよ」なんて言えないし
その背中に沢山のモノを背負ってステージに立ってくれた。
2日目は配信もあるから、配信向けにしてた部分も感じられて
1日目に歌ってなかったみんなが歌うパートも少し声に出して歌ってくれていたし
2日目はマスクもステージでは1度も取らなかったよね。
2日目は配信の楽屋トークではマスク外した姿を見せてたから
っていうのもあるかもしれないけど。
忘れられないのが1日目夜の「こころ」で
『また僕に逢う為に ちゃんと笑って』の『笑って』の歌詞の所で
充くんがマスクを外して自分の頬っぺた触って声を出さずに
『笑って』って口を動かしてくれたのがめちゃくちゃ嬉しくて泣いてしまった。
「こころ」でここの歌詞が一番好き。
また逢いに行く為に笑っていなきゃなっていつも想わせてくれる。
1日目夜の最後の挨拶でもステージ去り際に充くんマスク外してくれて
声は出さずに「ありがとうございました」って口を動かしてくれた。
お顔が見れる、表情がしっかり見れる、口元が見れる、
そんな当たり前のことがこんなにも尊くて嬉しくて泣けるんだ。
TOUR2020 LUNATIC、ツアーと言っても東京だけになってしまったけど
この2日間、この景色を私は一生忘れない。
忘れられない。
2020年の8月に厳戒態勢でライブをしてくれたこと、
そこで見た景色、聴いたメロディーと歌詞、声、感じたこと。
全て忘れないよ。
SOPHIAは「戦うロックバンド」ってよく言ってたけど
今もそれは変わってないなって思う。
自分たちの大切な場所をどう守っていくか
この世の中の状況とどう付き合っていくのか
最善を尽くしてくれた。
その姿はカッコ良すぎて、このバンドを好きな自分が誇らしかったよ。
成功したかどうかは「ここから感染者が出ないことが条件」って言ってたよね。
今週末で2週間になる。
無事に週末を迎えられますように。
成功をお祝いできますように。
クリスマスライブも諦めてないよ、
やる方向で話は進めてるよって言ってくれた。
無事に2週間を終えて、
クリスマスライブが発表されるのを楽しみにしています。
対策を練って4公演を実施してくださった
スタッフの皆様、バンドメンバーの皆様、ジルくん、充くん、
関係者の皆様に感謝とお礼を心から伝えたいです。
本当にありがとうございました。
そしてマスクをしてステージに立つ姿は
これで最初で最後になりますように。
昼セットリスト
1. LUNA
2. かくこそありしか
3. way to go
≪ 換気 ≫
4. キミニアゲルヨ
5. 僕の場所
6. ange
≪ 換気 ≫
7. プリミア
8. 誰が為に 風に向かう
9. 東京
≪ 換気 ≫
10. Archangel
11. BlueButterfly
12. かの青きグレイスフルデイヅ
13. こころ
≪ 換気 ≫
14. 青空の破片
15.Amazing Grace
夜セットリスト
1. LUNA
2. キミニアゲルヨ
3. new world
≪ 換気 ≫
4. be tomorrow
5. しろくろましろ(シロクマ)
6. られぬ
≪ 換気 ≫
7. Dystopia
8. Archangel
9. 東京
≪ 換気 ≫
10. shining
11. BlueButterfly
12. かの青きグレイスフルデイヅ
13. こころ
≪ 換気 ≫
14. White
15. Amazing Grace