今回のデモは、東電が再稼動を狙う柏崎刈羽原発の再稼動反対を焦点にしました。
この日は、昼間に法政大学でデモが呼びかけられていました。そして、原発御用学者の犯罪を追及し、学生自治会運動を再建しようと奮闘している学生が6人逮捕されました。(うち4人は、翌4月26日、5月5日に残る2人も釈放)
いつも80人近い公安警察がリレートークとデモに威圧をかけてくるのですが、この日は、学生
への弾圧で人数も少なく、学生への弾圧と経産省前テントの撤去策動を許さない思いで、安倍政権、それから国家権力に思いっきり怒りをぶつけ、元気のいいデモをやりぬきました。新橋飲み屋街から出てきたほろ酔い気分のおじさんも「僕も原発に反対」と声を掛けてくる、ちょっとした解放区です。常連さんも多数参加。
デモ終了後、『柏崎刈羽原発反対闘争の歴史』と題して、元新潟大学・全共闘の片岡謙二さんにレポートをお願いしました。
まず、福島原発事故以降、3月28日に東北電力が浪江・小高原発建設計画を断念し、また、東電が柏崎刈羽原発の4月再稼動を断念したことを、みんなの勝利として確認しました。そして、「確かに17地点で原発が54期建設されてしまったが、同時に全国26ケ所で原発建設を阻止してきたのだ」と、闘いの歴史を学びました。資料も豊富で、柏崎刈羽原発に反対して闘った村ぐるみの闘いや、「豆腐の上に立ち」、原発直下には「真殿坂断層」があり、ひと目で柏崎刈羽原発の危険性を捕らえることが出来ました。新潟との連帯が運動を広げ強めると確信しました。
新橋アクションは、東電の柏崎刈羽原発再稼動阻止を訴えて、今、東電の再稼動計画が瓦解する状況を目の前にしています。賃下げと雇用破壊に抗する労働者の闘いを作り出し、原発労働者に展望を示そう。福島とつながり、東電の責任をがんがん追及して、行動を持続していきます。全国のみなさん、ともに闘いましょう。
次回は、↓↓↓
『原発行進曲』 「電力腐敗」:三宅さん作詞
放射能というリズムとともに
亡者の列が進む
声をかけても
水をかけても
砂をかけても
とまらない
「安全、安全」と言いながら
破滅のふちに向かって
列は進む
だれか
だれかこの曲をとめてくれ
∵みんなの力でとめよう!
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