風の澪

春から夏、そして秋、冬。
時の流れと共に気の向くままに綴られる、ひとつのブログ

ペンタ×小樽

2010-01-07 23:59:07 | 
TKGくんの写真趣味が爆発的に高じた結果、中判カメラを手に入れたということなので小樽行ってきた。

今回は写真>旅なので、旅の様子は省いて写真だけポイポイ載せますね。


寂れた商店街にて。
モノクロのような質感でありますがカラーでし。
個人的には割と気に入ったもののひとつ。
参考までに1/200secのF=2.8だって。
最近影のある写真撮ろうとすると極端に暗くしようとする癖がついた。
もともとコントラストのキツいのが好きだからこうなるのかな。
ちなみに水平が取れてないあたりは致命的にもったいない。


この写真も然り。
屋内通路に水溜り。寂れ感がたまらなく。
1/160sec.でF=4.0だって。
もっと水溜りに寄って、絞り開放して、背景ぼかせたらもっといい感じになりそうなんだけど。


相変わらずこういう写真好きな僕。
木や電柱で太陽を隠して空を撮る。
好きなだけじゃなく、いろいろと便利な構図でもあります。
モノが悪いと自分が何とかしようと工夫するから、そういった意味でDiMAGEは良い経験になってるのかもね。
って言うとDiMAGEが駄作機みたいだけど決してそういう意味じゃないです。


昼ごはん。
こういう人のいる、何気ない光景を上手に写せるようになりたい。


暑寒別の山々。光学5倍ズームの威力。


そしてその撮影に臨むTKGくんとペンタのコンビ。
今回の旅、人を写しこんだ写真が何枚かあるけど、今迄で一番人をうまく写せて帰ってきた気がする。


小樽駅前の夜景。
濡れた地面の写り込みが綺麗だね、って話。


おれの小樽。さかさ。


屋根が変わった形の倉庫。


消失点をカドにもっていく斜め構図はいまだに多用してる。
そろそろ卒業せえよ。
とも思うんだけど使ってしまう。


スタンダードな運河の光景。


夜空に映る夜の小樽運河。


ナナメ。
タテヨコどっちにしようか悩むわあ。
結局中途半端にしかならなくていまだに扱いづらい。
やめたほうがいいのかなあ。


みなもにほしぞらもうつりこんだらきれいなのになあ。
そんな願いをかなえるのが雪灯りの道。


ごてごてした町並みの灯りを写さないようにしたらこうなった。


逆に今の町を写すとこうなる。



帰り。
小樽駅。
いかにも北国の列車。
両運転台、ワンマン、単行、ディーゼル、サボ。この上なくローカル。
行き先は長万部。


偽題:親子
いや、まあ、個人的にも良いと思う。
テールライト引きずってたらいうことなしだわ。


ちょいと都会的にみえるホームの光景。
帰り道は快速で。



ヘッドマークはトトロの森

2008-08-19 23:59:42 | 
今晩は。何だか突然ハイペース更新の最近。本業は大丈夫にやあらん。

昨日は予告どおり王安民氏と地下鉄を乗り通して真駒内、さらにバスに乗り継ぎ南へ南へ。行き先は芸術の森経由トトロの森行。


見えにくいけど左下注目。
天気が良いですね。暑ぅ。この日最高27℃。
バスを降り、森の中へ。
散策しつつ目指します。


真駒内川。
「真駒内」とは、アイヌ語「マクオマナイ」に由来。和訳すると「後ろにある川」。
何の後ろか、と言うと僕もよく知らない訳ですが、人々が現在の真駒内公園、真駒内柏丘や藻南公園付近に住み着いて、かつ豊平川に臨んで暮らした場合、真駒内川はその背後を流れる形となるので、それ故の「後ろにある川」と言うのが私的解釈。
まぁ、元々どこをもって名付けられたのかが解らないので丸っきり間違った解釈してる可能性も大ですが…


名前に惹かれて見に行った、その名も「ボザール橋」
こちらも真駒内川に架かる橋。
…そして吊り橋です。王安民め、飛び跳ねよってからに(笑


因みに「ボザール」はフランス語で「芸術」を意味する、とのこと。


天気が良くて気分が良い。あれは巻層雲かいな?
しかし炎天下を歩いて暑い。と言うことでこの先は日陰の林道、小川沿いを歩く。
風情が良いね。
そして林道でなんとリスを見る。
いやぁ、来て良かったな。因みにあれはエゾリス。


そして我々の目的はこれ。
これを観に来たのです。


いざ突入。
果たしてとても良かった。
4時間居ました。
お陰で昼食は抜きになった。なぜか空腹感はなかったけど。
絵でお腹一杯です。
非常に良いもの観ました。
もう一度観たいくらいです。
お土産に、表は草壁家のイラスト、裏は草壁家の見取り図が描かれた団扇を購入。良いもの買ったw

そして帰途。もう4時。

しかし、折角来たのにただ帰るとはつまらない、と言うことで付近を歩くことに。
さすがに駅まで歩こうと言うのは却下させて戴いた(笑
また7㎞歩くのは辛いって。
そんなこんなで歩きながら二人で景観美を語り、ツボが一致すると理解。
やっぱ、うん。法面は萌えますよ。


奇妙な建物を発見、接近。
市立大でした。

…こんな造りなのか…
わかりづらいけど、真ん中は貫通しています。
そして二つの塔に挟まれた出っ張りの部分はずうっと奥の方まで続いています。


こんな風に。すごい。
空がトんでしまってとても見づらくてすいません。

しかし、こんな構造になるだけ起伏があるということで、



眺望は見事。

このあと、元の道に戻ったところいい感じの階段があったので、早速登ってさらに歩く。
常盤界隈を探索。
やはり坂のある街は良い。すごく良い。

そしてその写真は何故か無い。
撮ってくれば良かった~…

また行きたいな、と言うところで今日はお終い。
じゃ、また。

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-補遺-
展覧会そのものの感想については、王安民(タカギ)氏の記事を見るべし。


久々ー

2007-06-10 22:53:28 | 
何故かよく解らないが
何だか川縁に来たのは久々

夕立の後、ということで



至るところできらきらと輝く雫が
とっても綺麗でした。
雨上がりは少し涼しくてよいですね。



新緑の季節に合いますね



赤詰草も季節。
もうそんな季節かあ。

…やたらと蜂がいて、戦々恐々。
大阪にいた時、足長蜂に自転車のサドル裏(!)に巣造りされ、
今年は、物置の軒裏に体長5cmはある巨大蜂(種類不明。雀蜂!?)に巣造りされ…
と、蜂達はもはやトラウマなのです。

お陰で早々に退散ー。




鷺。



鳶。

鳥は大好きです。


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旅人を見つめて

2007-04-07 21:17:20 | 
僕は自分のことをそれ程テレビを見る人間じゃないと思っている。
その上、ドラマなんかは殆ど見ずに自分の興味がある番組だけ見る。

そんな中去年の暮、たまたまチャンネルを回して出逢い、その場で好きになったという、僕にとって特別な番組があります。
それは俳優、関口知宏さんの鉄道の旅。(NHKです)

この方、過去には日本全国のJR線すべて乗りつくす旅をした、すごい旅人。
その後、ヨーロッパを旅し、今回は中国。
中国鉄道網を一筆書きで可能な限り長い距離を旅します。
その距離3万6千km
その旅が明日から放送。

実はこの春休み、僕はどこか行ってくるつもりだったのですが、足が痛くて自主規制…
おかげで沈んでいたのですが、これで取り繕えそう。


この春、僕は旅を彼に託そうと思う。
明日からが楽しみです。


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参考:NHK
また、このURLに続けて「 tabi/ 」と打ち込むと番組のページに飛びます

札幌地下鉄降りつくしの旅・真駒内前篇

2007-03-28 23:17:19 | 
もう一ヶ月近く経ち、季節感もずれてきましたが…続けます。
今日はようやく真駒内へ。


と、その前に…



面白くも何とも無いでしょうけれど…
これ、真駒内まで乗せてもらった車輌のナンバーです。
5000系の1両目、その01号車、と言う意味。
つまり、南北線車輌の一号車。
先行量産型というか、プロトタイプと言うか…
見た目は他の5000系と同じですが、中身が他と違う、ちょっとした「あたり」です。




ま、そんなことは物好きだけが喜ぶ話。
とにもかくにも真駒内到着です。




5101をアピールしながら、駅名標ゲット(笑




どっちのホームも麻生行き。
こんなところまで来ちゃったんだなあ。

今までは、駅を出るのに上って来たけど、真駒内は高架駅。
階段を下りて外に出ます。




真駒内の空も晴れ。
気分が良い!



駅前はこんな様子。
商業施設も無く、開放的というか、閑散と言うか、広々。
バス停が沢山です。
右の方にある時計の柱の下、今立っている駅前の横に伸びる道路はみんなバス・タクシーの乗降場所。

では、正面方向に歩き始めましょう。
真駒内の中心街はその向こうです。
現在お昼の時間はとうに過ぎ、1時30分。
食料も確保せねばなりません。
レストランは時間が掛かるだろうから…
コンビニで買うか、ファストフードあたりが良いところかな…?
喫茶店みたいなところもおもしろそうだけど。
とにかく歩かないことには。出発。




うーん、何だろう?あれ。
どう見てもマンションから生えてますが。
遠慮なく怪しくて気になる…





和む冬の一幕。
引っ張る橇に子ども乗せてお買い物、でしょうか。
ボクにも引っ張ってもらった記憶があります。
帰り道は買い物袋支えるのに必至なんだよね。
微笑ましい会話をしながらすれ違っていった親子、その後ろからの一枚。


ところで、中心街を通り過ぎてしまいました。
食料がありそうなところは東急ストアくらい。
真駒内、コンビニ少ないです。
加えて、それなりに寒風を凌げそうな場所も少ない。
どんどん遠のくお昼ご飯。
寒空の下、こりゃ惨めだ。
今更引き返す気にもなれず、かと言ってこの先何かありそうでも無く…

でも、もうここは歩く他ありません。




突然の突き当たりに広場が。
真駒内曙公園の一角です。
案内板にはこうあります。

――明治21(1988)年に、札幌牧羊場が廃止されたため、
綿羊130頭が真駒内に移されました。
明治44(1911)年、当時東宮であった大正天皇が御来場の折、
護羊犬による牧羊の様子を御覧になった所です。
真駒内連合町内会――

ひえー、ここに天皇がいらっしゃったなんて。
当時のこの場所って、一面農村の風景だったのだろうか。


・・・なーんて、そんな場合ではありません。



ボクのお昼ご飯、どこ?



で、続く

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ところで、風狼様が修学旅行紀を更新なさっています。
時が来た!
この旅を終えたら僕も修学旅行の記事書こう(笑

札幌地下鉄降りつくしの旅・その5

2007-03-16 22:29:23 | 
前回「明日は~」なんていっておきながら、結局一週間近く間が開きました。
でも続けます。
今日は北12条です




着いたは良いものの、何があるのか解らない。
ただ、駅のすぐそばになにやらあるらしい、という事くらい。



で、あったのは石碑でした。
文豪、有島武郎邸跡の碑。
一時の家がこの地にあったそうな。
因みにその家は芸術の森に今でも移設されて残っているそうです。
洋風で、10の部屋を持つ家、なのだそうな。立派。




今ではもっと大きくて高い建物がそこら中に。

それから、石碑がもう一つあると聞きました。
この傍らしいのですが、さてどこぞ?
歩きましょう。





奥の高いビルは、札幌駅のJRタワー。
都心も近いです。

しかし、歩けど碑、見あたらず。
ぐるっと回って駅に戻ってきた時でした。



ありました。
さっきの碑から道路挟んですぐでした。
何とも・・・
灯台下暗し、ですか。

・・でも、「見に行く」のがこの旅の目的ではありません。
「見てまわる」のです。
だからこれでいいのです。
…何か悔しいけれど。

こちらの碑は、色々学校の名前が刻まれているのだけど、
右から順番に名前が変わった、ということなのだそうです。
そして現在は
札幌南高校
として今に至ります。
元を辿れば、南高は北にあった訳です。

因みに札幌には
札幌北高校
と言う学校もあります。
こちらのルーツは「北海道庁立札幌高等女学校」
所在地はここ北12条よりも南でした。
元を辿れば、北高は南にあった訳です。

さらに、
札幌東高校
札幌西高校
もあります。
これも辿れば、東高は西に、西高は東にあった…りするかも。

・・なんとくだらない。
でも今度調べてみよう。


ということで、駅に戻ったのですが…



随分明るい駅です。
改札口に日光が届き、そのすぐ向こうはホーム。
浅い…
何か不思議な駅です。




それでは北12条はこれにて。
そして腕試しもここまで。
本当なら、次はさっぽろ駅ですが、
僕が次に降りる駅は一気に遠くの真駒内!

本当の旅は、これからです。


…と。その前にトイレ、トイレ。

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従いまして、次は真駒内に停まります

札幌地下鉄降りつくしの旅・その4

2007-03-07 23:16:00 | 
結構書いたつもりでいましたが、まだ4回目です。
今日は北18条に停車します。




まずはおきまりの駅名標…なのですが…
よくみたら古いままです。
そうでした。昔は「北方面」「南方面」という表記でした。
しかし今では、




こんな感じです。
次の駅のナンバーに変わっています。

駅ナンバリングがはじまったことによって駅名標もちょびっと変わったのですが、
「北方面」「南方面」の部分だけは上からシールを貼っているだけなので、
上の写真はそのシールが剥がされてしまっただけみたいです。う~ん…


では早速地上へ。
今日は天気がいいので、外に出た瞬間の眩しさと言ったら。

さ、歩きます。

…程なくして、こんなものを発見。



…ネオ駐輪発見です(笑
雪に埋もれた部分がどうなっているのか、気になります。
しかし、雪に埋まることによって盗難防止効果アップ…というところでしょうか?

…そんなことはどうでもいいのですが。
この駅に来たからには見ておくものがあります。
というのも、前の日に下調べをしたら…




こういう場所がある、と教えてくれました。
地下鉄公園。
地下鉄で旅する以上、これを見ずしてどうする、という訳です。

何故ここが地下鉄公園と言うのか。
その理由は…



これ、です。
地下鉄の換気ダクトがあるから、なのだそうです。
見るまではこんな大きいものとは予想もしてませんでした。
ボクの勝手なイメージとしては大体膝くらいまでの高さの…
そうそう、某映画に出てくるようなかんじで、そんなに高くないものを考えていました。




でも、実際は見上げるくらいに大きいものでした。
滑り台や木と較べて、あの大きさ。十分塔であります。
時折ごうごうと音が聞こえます。
ちょうど地下鉄が通っているのでしょう。

因みにですが、どうやら現在はあまり必要なものではないようです。
かつて、1000形・2000形という、札幌の地下鉄を象徴するような、
そんなデザインの車輌が走っていた時代があったのですが、
現在はみんな退役。
今となってこのダクトは、彼らが札幌の街を駆け抜けていた
その時代の名残りなのだそうです。

2000形…懐かしい列車です。
今はもう、ボクらの記憶の中でしか走らない列車。
どれだけホームで地下鉄を待っても、
あの列車が来ることはないのです。




北18条はこれで、おしまい。
じゃ、また地下鉄を待ちましょうか。


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明日の駅は、北12条。
一日一駅なんて、999号みたい(笑

札幌地下鉄降りつくしの旅・その3

2007-03-06 23:30:24 | 
今日も旅は続きます。
さらに今日は別の旅もしてきたので当分旅シリーズが続きます。
一日一駅と、さながら各駅停車で進んでまいります。
お付き合いくださいね。



北34条の次は、北24条。
南北線開通当時はここで終点でした。
つまり、ここからは札幌の地下鉄で一番古い区間になるわけです。
それが理由だと思いますが、南北線の基点はここになっているようです。



まずはお約束。
古い駅名標も、駅ナンバリングがはじまって取り替えられました。
では、早速散策に出発です。




北24条は麻生より古い北区の中心。
札幌市北区役所は北24条駅付近に位置しています。

それから、ここに来たならば、必ず見たいと思った場所へ。

しかし、でした。



あ、あれ…
ブルーシートで覆われてる…

冬の間は見られないようです。残念。
しょうがないので、説明だけ。

――以前、この地には飛行場がありました。
札幌飛行場です。
現在は丘珠空港が札幌市内にあり、北海道各都市を結ぶハブ空港となっていますが、
当時の札幌飛行場は東京との間に定期便を持つほど立派な空港だったそうです。
しかし札幌の北側と言うのは泥炭地が広がりひとたび雨が降ると、泥だらけになりながら何人もの人が飛行機を押して動かすような状況で、その運行は大変だったそうです。
そんな札幌飛行場の誕生は1926年ですが、およそ20年後の1945年には消えてしまいました。
終戦の年です。
この飛行場は戦時中、軍隊の指揮下に入れられてしまったので、
終戦により米軍に接収され、この飛行場は焼かれました。
これが札幌飛行場の最期
今では飛行場の門柱がここに残るのみです――

もしかしたら、この場所に飛燕や隼なんかも飛んできたのかもしれません。
戦争に飛行機が使われると思うとやはり理不尽な気がして辛いのですが、
いつかの、まさにこの場所に、本や写真でしか見たこと無いような飛行機が居たのかと思うと…
やっぱりボクはちょっと感激するのです。

因みに隣には



「風雪」と名付けられた碑があります。
プロペラを模して作られたこの碑は、当時の札幌飛行場を偲ぶもの。
左下に小さく彫られた「空」と言う文字
空はいつでも憧れの世界です。

さて、そろそろ出発。
また歩きます。




だからと言って、これは歩きすぎだと思いますが・・・
しかも、対向車線にもしっかり2つほど同じような標識が。
アピールしすぎでは?

そのまま標識に従って歩き続けると、街の空間がばらばらであるのを感じます。
それとなく書いてきましたが、この辺一体は古くから街が出来ていた地区です。
加えて都心的位置づけにもなく。
そのお陰で



こういった家を何軒か見つけることが出来ます。
窓の錠前はきっとねじ込みかもしれません。
僕にとっては、ちょっと思い出深い鍵です。ねじ込み式。

さて、そろそろ駅が見えてきます。




北24条駅、これにて終了。
また次の駅へ向けて、出発です。

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明日の停車駅は、北18条
列車は走り出します

札幌地下鉄降りつくしの旅・その2

2007-03-05 22:01:29 | 
昨日に引き続いて、旅のお話。
今日は北34条駅に到着です。



と言うことで、お約束。
駅名標を記録。
では、いざ外へ。



良い天気です。
ついてます。
一日中こう晴れてくれるでしょうか。

散策開始です。

…ん。
早くもネタ発見です。



捨てるのが辛い訳ですから
捨てらい
が正しいですね。

いや、それ以前に
ゴミに捨てづらい
自体日本語としておかしいです。
ゴミって既に捨てられたものであって、捨てづらいものじゃない(笑
逆に捨てられたからゴミです。

こういうものが平然とあるから面白い。


いや、それにしても。
この辺一体って何があるのでしょう。
調べても情報はあまり得られず。
分かったことと言えば、「日本一大きなアラビア数字を関する駅名」だと言うことくらい。
なお、札幌市には北51条まで存在します。広い。

実際歩き回っても住宅地の広がる中にある駅、と言う感じ。
あとは…




札幌新道こと
国道5号線と



石狩街道こと
国道231号線の




その会合点がある
と言うことでしょうか。
つまり、自動車交通の要所、ってこと。
因みに、見えている高架線は札樽自動車道。

札幌新道両側6車線
石狩街道両側6車線
札樽自動車道両側4車線

その交通量は相当なことでしょう




と言う訳で北34条、おわり!

北24条に向けて出発です

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札幌地下鉄降りつくしの旅・その1

2007-03-04 22:15:53 | 
3月1日、唐突に新しいカテゴリーが出現しましたが、あの日ボクは学校が休みであることを良い事に、地下鉄乗って色んなところへいってきました。

それが随分心地良いものだったので、こうして新しく区別することにしたのでした。



今回の旅の目的はただ一つ。
札幌の地下鉄、そのすべての駅に降りること。
これだけ。

でも一日で降りつくすのは無理です。
じっくりゆっくり進んでゆくつもりです。

と言う訳で、今回は最初の駅・麻生です。



この駅自体は普段からお世話になっている駅。
始発点に一番です。
麻生地区は現在札幌・北区の中心的存在として人通りが沢山。
大きめのスーパーや娯楽施設も多く、バスターミナルには篠路・屯田・新琴似・あいの里など、北区の住宅地から次々バスがやってきます。
因みに、そんな麻生駅の利用者数は、大通・さっぽろと言う地下鉄の中心駅に次ぐ第3位。

ところで、麻生と言う地名は周りから見ると特異です。
南や東側には「北○○条西○丁目」と言った、札幌らしい住所が与えられ、西には「新琴似」と、屯田兵ゆかりの地名、北に至っては「屯田」とまさにそのままです。

では、「麻生」とは…?

…この地区には昔、亜麻工場があったそうです。
明治23年から昭和32年まで、68年間。
「帝国製麻株式会社・琴似製線工場」が正しいようです。
しかし、戦後になって原料コスト高騰と化学繊維の登場によって、工場は閉鎖の運命に…
その後、この工場跡地を団地化する計画が打ち出され、それが今の麻生地区を生むことになります。
そして、この地区の住所を決める際「亜麻工場を偲んで」と言うことで「麻生」と言う地名が誕生した。

これが麻生と言う地区の生い立ちです。
麻生を「あぶ」と読む方もいるそうですが、地名の経緯を考えると「あさぶ」と読んだ方が正しいことになります。

ところで…
今の麻生には当時の面影など全くありません。
本当にそうかなぁ…
出かける前にちょっと調べてみたところ、やっぱりあるある。
亜麻工場の工場長宅に根を下ろしていたアカマツが今も残っているらしい。
折角なので、見るべきです。
地図で見当を付けた場所を歩くと…



ありました。
曲がり角の向こうに鎮座してます。
しかもその場所、民家の目の前、道の真ん中。
随分唐突な歴史である。
いかにも意図的に残された。そんな様子です。
周りの木と較べてもはっきり違います。
大きさもそうだけど、何故か分かります。
場所が場所だから…?
そうではないと信じます。

いやはや、それにしても



威厳があると言うか、なんと言うか…
電線なんか気にする様子がありません。
貫禄、でしょうか。

木の下にはちょっとした説明文のプレートが添えてあって、
それによると工場自体は今の麻生球場付近にあったらしい。
よし、行こう…
とも思ったのだけど。
トイレに行きたくなってしまって…パス。
そんな理由でとばしてもいいのか…?
ま、一応OK、にする。
この次に行こう。

と言う訳で、心もち急ぎ足で駅へ。
その道すがら…




これで済ませちゃセコいよね。
うん。次は行こう。


そんな訳で駅に着き、用事も済ませて…



きっぷを取得。
これが今日のボクを導いてくれます。
よろしくね。
では、早速改札を通ってホームへ降りて。




もうすぐ列車がやってきます。
さっぽろ・大通方面、真駒内行き。
南行きの列車。

旅のはじまり。




そうそう。それとボクが旅する中でのきまり。
駅に着いたら、上写真のような駅名標と、駅を出るときに一番最初の写真のような外から見た駅、この二枚を写真に収めること。
これがきまり。
駅にやって来た証拠、迎えてもらった事と送り出してもらう証拠です。




列車がやってきました。

さて、いきましょうか。


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はじまり

2007-03-01 22:56:29 | 
コートを羽織って

右のポケットには
カメラを

左のポケットには
地図帖を

胸のポケットには
きっぷを


カメラは記憶を辿るチャートとなり

地図帖は現在を示すバイブルとなる

そしてきっぷは未来を導くコンパス


さぁ出かけよう

コートを羽織って


ホームに滑り込んだ列車は

扉を開いて

旅発ちの刻を待っている


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