風の澪

春から夏、そして秋、冬。
時の流れと共に気の向くままに綴られる、ひとつのブログ

→PIT OUT

2008-11-30 23:48:42 | 雑記
最近、電車やバスに乗っているときが一番幸せなんだと言うことをしみじみ実感しております。
毎度お久でこんばんは。

何かもう「お久し振りです」とか「ご無沙汰してます」みたいなつかみで記事を書き始める必要は無いんじゃないか、って気がしているのですがどうでしょう?
更新されてない=時間が無い、ってのも少し推察していただきとーございます。
どうせ休日なんて名ばかりなんだし。全然休めてないよ!!

そんな訳でですよ。

バスの中って非常に快適なんですよね。
何もしなくてよいことが「強制」されると言う夢の空間ですよ。
上手い具合に席を取れればのんびりと座って単語帳でも眺めてれば良いんですよ。
最近は新しい車輌が増えてきてるから座り心地も言うにあらず。
しかもウォークマンで音楽まで聴けちゃうと言う。
毎日三十分訪れる至高のひとときです。

降りたくねえぇぇ

このまま絶境の果てまで連れてってええぇぇ

あぁ、心の声ごめんなさい。

でも一度で良いから通しで乗ってみたいよね、バス。
市外出ると区間制運賃380円とか高すぎですから!
3分の1の距離走るだけで運賃二倍とかどうも釈然としません。
だから○○台は発展しないのか。


で、そんななか。

ここ一週間ほどお休みがまとまっていて、燃料補給をしておりました。

多分学校側にもそういう意図があるんではなかろうかと思います。

休みは最後だぞ、的なものが。

このピットロードは先々週の金曜日(21日)からだったのですが、「補講により、7:20までに出頭せよ」と言うお達しのために行ってきました。

え?随分とお早いですね、ですって?

ぬああああああああああ

夜のだよ!
夜の7時からだよ!!

学校に行く時、対向のホームがやたらと混んでました。
帰宅ラッシュですね、わかります。

しかも授業が地理と言うことで出ても出なくても±0じゃないかとか思ったのは秘密。
まぁ、出るべきなのに出ないのは主義に反する訳で。あまり乗り気ではないにしても行ってきました。
地理だから行っても行かなくても乗り気じゃないとか関係ないしなぁ。


で、先週土曜日は半休。午後より授業で出頭。

先週日曜日は模試。

毎度思うのですが、ウチの学校は模試に対して手を抜きすぎだと思います。

いや、まぁ、別に模試なんてどうだろうと良いんです。

でも、やるんだったらちゃんとやってくれ、と。



何で僕だけ地歴の問題用紙配布してくれないんだよ!!

試験開始の合図を出した後試験官そっぽ向くし。
明らかに一人だけ顔を上げてたら気づくと思うんだけど。
こっち見た時挙手もしてたのに。
気づいてくれない、とか。
両隣の席が埋まってて席を立つわけにも行かず、
勿論声を上げる訳にも行かないので10分ほど無言のアピール。

何が悲しいかって言うと、明らかにこっち見てるだろ!って時も気づいてくれないとかね。
幸い地理なもんで、多少時間削られてもどうってこと無かったので、いつになったら気づいてくれるのかなぁ、と半分楽しみながら試験官を凝視してみたりしましたが、結局、隣の心優しきお方が解答中にもかかわらず席を立って通してくれました。

おそらくは、僕のことが相当目障りだったのではないかと思います。

…試験の邪魔してスイマセンでした。



そして先週月曜は丸一日休み。
昨日土曜も丸一日休み。
今日日曜も丸一日休み。
週休二日制とかいつ振りだろう。

しかし休みと言われても逆に落ち着かないのは悲しいのぅOTL
大体、休みといっても休む訳に行かないんだよね、どうせ。
休んでも良いけど、知らないよ、みたいな。
わかってますよ、サービス残業、休日出勤。
やりますよ、やったりますよ、えぇ。
もう何も怖くありませんよ。
体重が日に日に落ちようと知ったこっちゃないですよ。
「さだ○さパンチ」するたび気管がぜぇぜぇ言おうとどうってことないですよ(←肩こりによる)。



因みに明日以降、今年の休みは目算3日でした。

み、みっか・・?


ふ、ふぁいと、、、おぉ~…!



…ですからして、息抜きというのも多少なりとも必要ではあります。

そう。

ⅡDXの新作、EMPRESSが稼動しました!!

(もう十日も前じゃないか)


―――(以下音楽ゲームな話題)―――


補講のあった金曜日、昼頃ならさすがに空いているだろうということで行ってきました。
そして満足してきました。今作は随分とキラキラになったもんですね。
迷彩→パールピンクと。
曲としては割と弾きやすい&聴きやすいのが多かったような。
ま、もちょっとハピコアあると嬉しかったんだけど。

ところで今作の略称はどうなるんでしょうね。
個人的には「蝶寺」が良いのではないかと思ったりしてますが。


…軍寺デビューの分際で何を言うか、と?
…はいスンマセン。

それでも家庭用では 七 段 取得しましたよ!!

打倒THE SAFARI!
…まだ挑戦したことすらないですが。


個人的には縦連打が捌けるかどうか。
まぁ、そもそも6・7鍵に弱い人なのでそこからだめっぽいであります。


続・地名の話

2008-11-06 00:00:36 | 雑記
さて、続き。


よく言われることがあります。

平成の大合併で多くの地名が失われた

と。

ふぅむ。

確かに、以前覚えた都市名が使えなくなって個人的に困ることも多いですw
ネタ元の記事にもあった「さくら市」ってどこー??
昔は市町村名聞いたらどのあたりにあるか、それとなくわかったんだけどなぁ。

そして代わりに沢山の「トンデモ自治体名」に見える地名が生まれ、昔馴染みの地名は消えたようにみえます。
ひらかな都市名も増えたりしました。
難読地名なんかは難読だからこそ由来を探る楽しみが大きかったりするんだけどなぁ。
と、これまた個人的な趣味。



でも、地名が消えてったのは、「平成の大合併」だからでしょうか。

例えば、昭和の大合併は問題ではないのでしょうか。

例えば、廃藩置県は問題ではないのでしょうか。

どちらも地名が大きく変わった時世です。

平成の大合併を問題視するなら、これらも問題にすべきではないでしょうか。



解りやすいのが廃藩置県です。
皆さん、県名の由来、全てご存知ですか?
旧国名を引き継いだものが一つも無いのに、どこからそんな県名が現れたのでしょうか。

大半は県庁所在地がそのまま県名です。
つまり、国名を、ある町の地名にとって替えたもの、これが大半です。

「日本国と言う国号を、東京国と改める!」

僕にはこれと、県名の付け方とには大差ないように思えて仕方ありません。

そしてこの県名は明治政府によって強制的に決定付けられたもの。
さらには「忌まわしき幕藩体制を完全に忘れ去るため」とも言われます。



そんな47都道府県ですが、たった百年少しでどれだけ馴染んでいることでしょうか。
東京だって江戸と呼ばれた時代があったのです。でもほんの数世代前の話です。



いま、地名を弄ろうとすると昔の地名を守れ、と言います。

むかし、弄られた地名は守らなくて良いのですか?




そこで、一つ考え付くことがあります。


そもそも、自然と言う物は変化を嫌うもの


と言うことです。

変化が起こった瞬間、それを打ち消そうとするベクトルが働きます。
しかし、次第に打ち消す力は薄れ、なくなります。
ごくごく自然な現象です。



初めに僕は言いました。
「地名は自然発生的」なのです。
それを弄ろうとすると、当然打ち消す力、「改変反対」のベクトルがかかるのは、ごく自然なことではないでしょうか。
そして、いつの間にか新しい物が当然の物となり、また弄ろうとするとまた打ち消そうとします。
一度は拒否したものを今度は固持しようとします。



結局は「伝統が云々」「文化の破壊がかんぬん」なんて、こじつけに近いのではないでしょうか。


住めば都。
数年経てばすっかり気にしてはいないのではないでしょうか。
もしかしたら地名が共存しているかも。





何だかこの問題を全否定しているようですが、そういうわけではありません。
決して反対運動が良くないとか、無駄だとかは言いません。
改変に反対することも含めて、「自然」な流れだと思います。

ただ、これに対して第三者がどうのこうの言うことはやめたほうが良いと思いますが。
良くも悪くも、それがマスメディアの仕事だってのもわかりますけど。

そもそも地名は、その地名を必要とする人達同士のもので、規模はどうあれローカルな物です。
今まで自分とかかわりが無かった地名に対しては、どうこう言う事は出来ないものです。

>たとえば栃木県「さくら市」。ひらがなで由来もうかがえない。桜の名所なら全国どこにでもある


これは市民やそれに準ずる方のみが言えるセリフのはずです。







そして記事の最後にはこうあります

>古くからあるものへの愛情が試されているともいえよう。


大事なところです。

でも、どうでしょう。

「表記が残る」

と言うのが愛情でしょうか?

武蔵、尾張、摂津などなど。

旧国名は、「表記上」淘汰されました。

ですが、ずっと残り続けています。

それ程旧国名は、日本人にとって愛情深いものであるということの表れだ、と僕は思っています。

地名に対する愛情は、表面上消えてなくなった時に試されるものではないでしょうか。










と言うことで…

かなりな長文になってしまいました。


ここまで気長に読んでくれた方。
本当にありがとうです。


もし、地名に興味を持っている方が、ふらりとここを訪れてこの記事を読んだ時、多少なりとも何か感じることがあれば良いな、なんて。



あ、因みにですが、
>ひらがなで由来もうかがえない
と言う件がありましたが、地名の由来ヲタクとしてはかなり疑問があります。

と言うのも、「好字二字令」と言うのが713年に下されて、一斉に日本全国の地名の表記が全く変わってしまった、という歴史があるのです。
一文字地名は何としても二字に。
三文字以上も無理矢理二字に。

元々日本には文字が無く、発音ありきでしたから、当て字に近いものがなかなか多いのです。
「漢文を読むとき、謎の漢字が出てきたらルビから意味を推測しましょう」と言うのと同じです。

地名の由来を探る時、漢字に釣られてしまうと上手く行かないことが多いです。
大袈裟に言えば「北海道のアイヌ語地名を漢字の意味から探ってみよう」…いや、これは本当に大袈裟か…

ともかく、まず発音から連想される言葉を幾つか考えてみましょう。

意外とそれが良い線いってたりするものです。

では問題。

「和泉」は何で「いずみ」と読むのですか?

簡単でしょ?
そういうことなんです。
実際地図を眺めると、かなりの数の池や泉が点在しています。







と言うことで…

あとがきすら長くなりました。すいません。

お付き合い、ありがとうございました!








で。
「沼ノ端東開」とか言うのじゃだめなのか?

遂に地名の話

2008-11-04 23:23:57 | 雑記
あしたはおやすみーっ!

と言うことで、ついでに書きたい事もあると言うことで、と言うことで珍しく火曜日に記事と言うことで。



本日の北海道新聞の朝刊、卓上四季からの話題。

地名ネタですw
えー、と、
書いてるうちに真面目になりすぎて面白くない記事になりそうな予感がします。
まぁ、その辺はご容赦。「チラシの裏に~」とか言わんで下さいw

まずは、以下にサイトから記事を転載。


11月4日付、北海道新聞「卓上四季」より

卓上四季
地名
(11月4日)

 東京・神田の駿河台には大学や専門学校が立ち並ぶ。この辺りは江戸幕府を開いた徳川家康の時代には、神田山と呼ばれていた
▼家康は晩年、家臣とともに江戸を去り駿府(すんぷ)(静岡市)に移り住む。家康の死後、家臣らは江戸に戻ることになった。困った幕府は、神田山を切り崩し、屋敷の用地を造成する。これが駿河台という地名の由来だ

▼苫小牧市内の地名「沼(ぬま)ノ端(はた)」がもめている。住居表示の変更を進める苫小牧市が昨年、この一部を東開(とうかい)町と変え、反対する住民二十数人が地名保存の裁判を起こした。先週の地裁判決で住民は敗訴したが、納得せず、なお争う構えだ
▼近くに「野鳥の聖域」ウトナイ湖(沼)がある。沼ノ端というのはこの畔(ほとり)という地名だ。駿河台ほどではないが百年以上の歴史を誇る。もちろん、市にも理屈はある。沼ノ端○○○番地では分かりにくい。「東開」には、東に開けるという意味を込めた…

▼昨今の自治体合併で新しい地名が数多く誕生した。だが専門家たちは時に首をかしげる。たとえば栃木県「さくら市」。ひらがなで由来もうかがえない。桜の名所なら全国どこにでもある

▼「市町村合併で『地名』を殺すな」の著者片岡正人さんは、地名の破壊は文化破壊だという。そこには行政や住民の理解不足があるとも指摘する。地名は芸名とは違う。古くからあるものへの愛情が試されているともいえよう。


以上。



地名改変は難しい問題ですね。

先の「平成の大合併」を見ても話題に事欠きません。
そりゃ、自分の住んでる土地の名前ですから、誰もがすんなり受け入れるなんてことはそうそうないでしょう。

そもそも地名って言うものは自然発生したものが大半です。
上の記事で見ても「沼ノ端」はそういったものの一つでしょう。



では、それをいざ変えるとしたとき、どのように変わるでしょうか。

例えば、験担ぎ。色々と有名な「幸福駅」の幸福は「幸震(サチナイ)」と言う地名が「幸無い」に繋がるとして「幸福」と縁起良く改められました。
こんな例はいくらでもあります。
本を読んでいても「これが一番もめない地名改変かもね」とか思います。

例えば、時の経過。言葉が変わるようにいつしか地名も変わってしまいます。
…これは地名改変か?

例えば、お上のお触れ。
本を読んでいても、もめた話は大体この手。


解ってもらえるでしょうか。

元記事の締めにこうあります。
>地名の破壊は文化破壊だという。
これは、一概に言えることではないはずです。

地名改変=良くない

では無いと僕は思っています。まぁ、「それはいかがなものか…」と言うのもありますけどw

南ア○○○市とか。
四国○○市とか。
立ち消えになった物にも
あっぷ○市とか。
イ○ハト○ブ市とか。
有名どころだと南セン○レア市とか。

因みに、記事でも紹介されていた「市町村合併で『地名』を殺すな」と言う本。
非常に興味があります。
以前本屋さんでちらっ、と立ち読みしたところ、書名の通り突っ込みどころが多かったように思われます。
大体こういう本に感情含めて論説して良いのか?って気もしますが…
ハードカバーなのでお高く、そこまでの価値が微妙だったので、図書館で借りようと思ってますが2週間で読めるかー!

…春までお預けです。


一つの記事にまとめようかと思ってましたが、全然でした。

以上、まだまだ序論です。

一応僕も理系気取りだったりしますので、「地名を殺すな」とか「古くからあるものへの愛情が試されているともいえよう」とか、そういった感情をなるべく挟まないで論理的に頑張ろうと思います。
はたして・・・?

ということで、たとえ誰も読まなくともつづく!