風の澪

春から夏、そして秋、冬。
時の流れと共に気の向くままに綴られる、ひとつのブログ

確定地域の調査へ

2006-03-20 21:51:31 | ワールドアトラス~世界探検航海記
今現在で、世界の姿が確定している範囲は
東:紅海、アラビア半島中部
西:ポルトガル沖
南:暗黒大陸(注:アフリカ大陸)北部
北:スカンディナビア半島中部
である。
提督を探検させている間にこの地域内をくまなく探してゆくと色々なものが見つかった。
数え切れない発見をしたのだが、その中でも特徴的なものを幾つかだけ、ここに記そうと思う。

・アナトリア半島の根元からは「箱舟」を発見した。いかにも伝説上の「ノアの箱舟」にそっくりである。今後、落ち着いたときにでも誰か提督を調査に向かわせよう。

・エジプトのピラミッドから、ナイル川沿いに南へ下ったところでカルナック神殿を見つけた。オベリスクが非常に気にかかる。ここも近いうちに誰かを向かわせよう。

・ネブカドネザルⅡ世造営とされる、バビロンの空中庭園も発見した。ここも興味深い。調査に向かわせたいところだが、ここはペルシア湾から向かうのが賢明だ。残念だが、今はまだそこまでの航路が開けていない。ここの調査はあとになりそうだ。

・謎の石版をいくつか見つけた。いかにも謎が詰まっている。
ある石版は、現地の民の間でこう語り継がれている。
「太陽微笑む時 言葉の雲が飛び交う
 太陽またたく時 見えない街を祝福する
 太陽回りしとき 海の船に生命を吹きこむ」
ふむ。一考の価値がありそうだ。そういえば、世界地図に太陽が描かれている。これと何か関係でもあるのだろうか。

もうひとつはさっぱり手がかりがない。
上の方に大きく太陽らしき物と、その隣にも円形の物…密かに僕は月と見ている…が描かれ、その下に傘の形、積み木のような形、また傘、そして台詞の吹き出しのような形が左から並んでいる。執事ミゲルにも話を聞いたが、彼も首を傾げるばかり。一体どんな謎があるのか。


そんなことを考えていると、暗黒大陸に向かわせていたソリス提督が帰ってきた。
沿岸を着実に進み、シロドンモロドンという都市を発見してきたのだった。
この街の特産品は象牙。価値もなかなかの物。民も我々に対して友好的なようだ。ここは是非交易をしたい。
早速余っていた交易路線を敷く事にした。
今までの「リスボン~ラスパルマス」に代わり、首飾りが特産のコンスタンチン(注:コンスタンティノープル、いまのイスタンブール)と、指輪が特産であるナポリを新たな交易ポイントに加え、
「ラスパルマス~コンスタンチン」
「ナポリ~シロドンモロドン」の二つの交易路に変更した。
予想収支はどちらも「リスボン~ラスパルマス」以上。期待が出来る。

そして、ソリス提督船団をシロドンモロドンへ移動させ、暗黒大陸南下の拠点とする事とした。

少しずつだが、忙しくなってきた。しかし、先はまだまだ長いはず。頑張らねば。

旅の幕開け

2006-03-19 20:45:54 | ワールドアトラス~世界探検航海記
親書の真偽を確かめる為に王宮へと向かい、直々にポルトガル国王に謁見する。
そして、どうだろう。あの親書は本物だったのだ!

これで親書にあった、貿易特権は本当に自分の物。貿易で足下を堅め、資金源を確保したら、どんどん探検航海を進め、新たなる発見と、さらに利益の大きい貿易を進めてゆくのだ。

いま、僕のもとにはソリス提督、ロハス提督という、二人の提督がいる。
早速ソリス提督をリスボン南西に航海させたところ、一つの島の発見があった。

その島には「ラスパルマス」と言う、一つの小都市と、山に纏わる伝説があるのみ。
しかし、このラスパルマスの町は「パナケイア」という、万能薬が特産品。なかなかの価値があり、これは貿易対象として良さそうだ。早速、我が母港リスボンの街特産、ワインと貿易させることに。ここに、リスボン~ラスパルマス貿易路線結ぶ。予想収益も黒字。期待できそうだ!


そうそう。国王陛下に謁見したとき、
「他国は東方との貿易に力を入れている。まずは我がポルトガルも、東方貿易を行う為、このポルトガルの南にある暗黒大陸(注:アフリカ大陸)を回り、インドとの貿易航路を開くことを先決として貰いたい」
と言われていたのだった。
ソリス、ロハス両提督を同時に探検航海に派遣したいところだが、国の規定により、我が商会は探検船団を1、貿易航路を2のみしか保有することを許されていない。残念だが、引き続きソリス提督に暗黒大陸を南下させる事にした。
その間にもう一つ開ける貿易航路を何処にしようかを考えることにしよう。

それから、地図をよく確認して、色々と発見をしなくては。この発見にも賞金がある。こちらにも力を入れていかねば。

世界の真相を知る旅はこうして幕を開けたのだった。

序章

2006-03-15 21:01:13 | ワールドアトラス~世界探検航海記
今度の企画は、最近僕がやり込んでいるゲームのお話。
先日、中古の物を500円(!)で購入。値段も値段なので、あまり期待はしてなかったのですが…これがツボにヒット。なんと言うか、かなり得した気分。いや、気分ではなく、本当に得しました。
そのゲームとは「ネオアトラス

で、どんなゲームか?と言いますと…


謎に閉ざされた未完の地図に、 
            自分だけの真実を描き出せ。



これがキャッチコピー。もうちょっと言いますと、

「世界の姿いまだ朧げなる15世紀。ポルトガルの貿易商である貴方は「世界地図帳(ワールドアトラス)」を完成させるという一大事業に着手する。苦難の冒険の中で遭遇する、さまざまな謎・発見・ミステリアスなイベント。そして、その果てに見る「世界の真の姿」とは?」

そう。この世界は僕が描くのです。部下である船団の提督達を未開の地へ探検航海させ、彼らの航海の結果を聞き、それが真実かどうかを僕が判断します。もしかしたら、その提督の報告は正しいのかもしれないし、正しくないのかもしれない。いずれにせよ、すべては僕の信じる・信じないにかかっています。今、僕らの知っている世界に近い地図が出来るかもしれないし、出来ないかもしれない。もう一度プレイしても、同じ結果が出ることはない。
まさしく、世界に二つとない、僕の世界を描き出すのです!

これが僕の趣味にぴったり。何でもっと前から注目しなかったんだろう。

そして、ゲームの目的はそれだけにあらず。
僕は、貿易商という設定です。本業は探検させることではない。探検船団の維持費だって、貿易で賄う訳です。どれだけ効率よく、利益を上げられるかが僕、商人の腕の見せ所。

他にも、世界には謎が眠っています。地図を拡大して、よくよく探すと、謎の財宝、遺跡、文字盤。これらの謎を解くことも、また世界を描き出す僕の仕事。
それから、流行する噂も耳に入れることで、新たな扉が開かれたりも…


こうして、貿易で利益を上げながら探検させ、地図を埋め、各地に眠る財宝を発見し、謎を解いて「世界の真の姿」を創りだしてゆく…それがこのゲーム。
当分は楽しめそうなのです。

そういう事で、このカテゴリーの中で、僕が描く世界はどのような姿となってゆくのか、それを綴ってゆこうと思っています。

時は1469年。ポルトガルは首都リスボン。僕はその中の一商人として貿易を営み、その傍らで周辺の地域を探検して新たな貿易航路を探しておりました。
そんなある日。ポルトガル国王から一通の親書が届いたのです…!

    貿易特権契約

ポルトガル国王は貴下と以下の契約を結ぶものである。即ち、貴下は王国の航海事業発展の為未開地を探索し、発見した事実を直ちに国王に報告するものとする。
毎年、王国は貴下の貢献に見合う援助を約束し、探索途上で発見した各地の特産物については、貿易の対象として独占的に扱う権利を与える。
ただし、天災、事故、紛争などについて王国は一切関知しない。
本契約は当方の規定により一方的に解約できるものとする。


さぁ、いきなり信じるか、信じないかの分かれ道。信じがたい事ではあるが、貿易を独占できるまたとないチャンス!
とりあえずはこの親書を信じ、国王に謁見し、真偽を確かめるのです!
忠実なる執事、ミゲルを従え、いざ!王宮へ!