風の澪

春から夏、そして秋、冬。
時の流れと共に気の向くままに綴られる、ひとつのブログ

暮れゆく

2006-12-31 16:01:00 | あの日の空


遂に 2006年の夕陽も暮れ

残照も 僅か


東へ向かう車に揺られながら

後にする西の空を振り返り

また 振り返り


今日の空が 暮れゆく

2006年の空が 暮れゆく

暮れゆく



12月31日大晦日夕方4時 長沼町から東北の空

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去りゆく、2006

2006-12-30 23:45:43 | 雑記


もう今年、2006年も一日あまりです

僕にとってこの年は大きな転換がありました
その一つに、ここ「風の澪」が生まれたこと。
そしてデジカメと出逢い、この場所の在る方角を見据えたこと。
そして、空。

僕に占めるこれらがここまで大きくなるとは思いもよりませんでした。

カメラも昔から僕とありましたが、今年の出逢いは方向性を変えるものがありました。
さらに、修学旅行を通して感じたカメラの原点への回帰が、その変わってきた方向を微調整して、進む方向がはっきりしてきた気がします。

他にも色々な面で新たな世界が見えてきた一年でもありましたが、どうやらここに書くには長すぎるようです。

このような沢山の影響を受けて、
来年の今頃、僕がこの記事を見返したときどう思うのか。
自分の先を思うのは、あまり好きじゃない性格ですが
この事については少し興味を持って考えたこともあった一年でした。


長々連ねましたが、今年はこれで書き納めです。

こちらの世界でお世話になった皆様
私生活でご迷惑をかけた皆様
この場所に足を運んでくださった皆様

今年一年ありがとうございました

それでは、残り短い2006年
どうか有意義にお過ごし下さい
そしてよいお年をお迎え下さい


では2007年にお目にかかりましょう


Tideway of Breeze is ...

composed by 銃艦(Gunship)

portrayed by KONICA MINOLTA DiMAGE X-1


風の澪 2006

立ち止まり 振り返り また歩き

2006-12-30 21:18:04 | あの日の空


大きな雪雲が去り始め

隠れていた雲たちも姿を現しだした


年の瀬の慌しさは

空には 無縁


ゆっくり流れる 空を見ながら

今年一年を顧みる


そうだ 今年は

この事に出逢った 一年なんだ


12月30日午後3時30分 篠路から西の空

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遂に11月9日11月10日の空を更新
ようやく追いつきました。

さらに加えてポプラ様の碧い空風狼様の暗い空

今年は繫がりの増えた年でもありました

漫ろ歩き

2006-12-28 22:53:11 | あの日の空


地下鉄を降りて

地上へでる

眩しい気がして 空を見上げる

広がっていたのは 鱗雲


時間があったから

あてもなく

札幌駅を ぐるりと一周することにした


半周歩いて空を見上げると

羊雲に変わっていた


雪は 降るのかな


12月27日午後2時30分 札幌駅北口から西南の空

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今日は風狼様の記憶に残る空

ボクの中に在り続ける 空

いくつあるだろう

因みに、風狼様が挙げた空の一つは この日

沢山あるもんだ。

2006-12-28 22:08:28 | 雑記
先日、年末に向けて、今まで撮ってきた写真たちの一斉整理をすることを決意。
そして既に一週間が経過し、ようやく今日一応の終結を見ています。

いやぁ、あるもんです。
まだ数えてませんが、おおよそフィルム50本分くらいのネガがありそうです。




こちら整理済み。



こちら未整理。写真は両方ともおとといのもの。
奥のネガを手にとって透かして見ながら、手前に広がるアルバムの中に散った写真たちを集めます。骨が折れる。


そもそも、こんな事をしようと思ったのは冒頭に挙げた理由のほかに、
ネガがあるのに写真が無いとか
写真があるのにネガが無いものとか
撮ったはずなのにネガも写真も無いのがある気がしていて、しょうがなかったからです。

で、結果。

…確かでした。
でも意外と両方揃っているものが多くて安心しました。
ネガも写真も無くて心配してたものも、全く別のところから発見。
この中には千里川の土手まで行って撮った大事な写真も含まれていたので、思い切って今回の整理に乗り出して正解。

…今日はゆっくり寝られそうです。

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見知らぬ 雨

2006-12-27 22:32:57 | あの日の空


いつもは近くに見える送電線の鉄塔

今日は遠く 翳んで見える


雨が降っている

もう今年も 数日を残すだけだ

それを氷雨と言うには遅すぎる


この 雨

なんと言う名だろう



12月27日昼12時40分 自宅付近から西の空

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今日は11月6日の空を更新

この旅最後の大阪の空です


今年中に空白は埋まるのでしょうか

やや心配です

徒し空

2006-12-25 23:12:26 | あの日の空


快晴

青空 広がって

独り

徒雲 浮かぶ


消えてしまう前に

電線たちが空を切り取って

僕がそれを写し撮って


冬空だけど 雪は降らない


12月25日正午 麻生から東南の空

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径の真ん中で

2006-12-24 23:15:16 | あの日の空


遅れを取り戻すかのように

雪は降り

一休みして

また降り 積もる


そんな雪の合間

晴れた空に歩いた径

積もった雪を縫って

細く 白い径が続いている


向こうからやってきた人と

一本径を譲り合う

さっきはあの人

今度はボク


そっと 静かに

ありがとう

冷たい季節に貰った

暖かい ふれあい



今日はクリスマスイヴ



12月24日午前11時30分 学校より東南の空

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白と陰の向こう側

2006-12-23 23:53:15 | あの日の空


久し振りに雪が降った

屋根に積もり 道を埋める

街は静かになり

夕暮れを迎える


今 この場所で

ただ一つだけ

鮮やかな





12月23日夕方3時50分 自宅から西南の空

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今日の空風狼様の空

今日は昨日よりも長く

明日は今日より長い

少しずつ 少しずつ

時は流れるのです

冬に至る日

2006-12-22 23:12:20 | あの日の空


7時3分 陽は昇り

16時3分 陽は沈む


たった9時間の一日

その中の一瞬の朝


冬至 冬なか 冬はじめ

北の冬は いよいよこれから


12月22日冬至 朝7時30分自宅付近から東の空

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暮色

2006-12-21 22:43:02 | あの日の空


赤い帯

淡く 細く

仄かな 余り陽

もう 暮れてゆく


300日目の空が

暮れてゆく


12月21日夕方4時 校舎から西の空


11月の空白

つまり これから更新予定の空を含めると

今日で丁度300日の空を迎えました

いつのまにやら こんなに辿っていた空

今日も これからも

僕は空を辿り続けようと思う

見上げる先が空である限り


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窓を通して

2006-12-20 23:23:48 | あの日の空


窓から見上げた 空

囲まれた枠の中一杯に

細やかな雲と 澄んだ青空が広がっていた


窓があったからこそ

見上げて出逢った 今日の空



12月20日夕方3時30分 校舎から西の空

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今日の空は風狼様の深い空へ繋がります