コピーライターを目指す人の日記

言葉と、人と、文章を書くことが、僕はきっと好きです。

数字を追うこと

2014-05-13 22:48:37 | 日記
職場に同期がいる。
彼は数字を追うことを仕事の面白みとしているようだ。
売り上げに関する話をよくしている。

それは素晴らしいことだと思う。
商売人である以上、
売り上げを求めることは大切なことだ。

その姿勢に感心もしている。
それを踏まえた上で、だ。

ホームセンター業に就く人間にとって
僕はもっと大切なことがあるような気がしている。

営業職の方は
自分の営業力が如実に営業数字となって表れるだろう。
だから、ベクトルは数字でいいだろう。
全てはそのための考え方、行動でいいと思う。

だけど、
ホームセンターの販売員はベクトルが数字では
少し違うのではないか、という気がしている。
何度も言う。
その姿勢が必要であることは踏まえた上で、だ。


僕の立てている仮説を紹介したいのだけど、
ホームセンターを業とする会社にとって
最も必要でない人間はどんな人だろうか。


おそらくは、
「下の人間が辞めてしまう人間」だと思う。

ホームセンターに限らず、
ほとんどの小売業は非正規社員によって
支えられていると思う。

厳しすぎたり、
コミュニケーションの上手くいかない人が上に立って、
何人もの非正規社員の方が辞められるようなことになると、
店が立ち行かなくなる。

それは会社にとって1番避けたいことだと思う。


だから何よりも
「コミュニケーション能力」が必要だと思う。
それは面白い世間話ができるとか
そういうことじゃなくて、
相手の立場になって考えることができたり、
人に不快な思いをさせない、とか
そういう基本的で、かつ難解なことが。

いつ辞めてもいいし、
ある意味、頑張らなくてもいいという
アンバランスな状態にいる人たちに
できるだけの成果を出してもらうには
どうすればいいのか。
それを考え続けて、
コミュニケーション能力を磨いていく姿勢が
重要なのではないかと、僕は思っている。

あまり大きな声では言えないけれど、
僕は今、そういうベクトルで仕事をしている。


以上、
数字を追うほどの余裕がない
僕のただの言い訳でした。(笑)

今日書いたこと、
相反することでもなく、
数字を追いながらでもできることですもんね。

明日の座右の銘は
「結局好きなことがそういうことなんだろう。」

今日書いたAmazonレビュー
[漫画「グーグーだって猫である 1」大島弓子]

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