コピーライターを目指す人の日記

言葉と、人と、文章を書くことが、僕はきっと好きです。

許せないこと

2014-05-12 22:37:01 | 日記
僕の仕事場に
大学を複数年、留年した人がいる。

雑談の中である人が
既にそれを知っているのにも関わらず、
その人に向かって「何年かけて卒業したの?」と
バカにした笑い方をしながら言っていて、
なんだかそれは許せなかった。

「人をバカにする」ってことを
全面的に否定はしない。
コミュニケーションの中で必要な時もあると思う。
笑い合うために、
言われた本人も嫌な気がしないものなら
おおいに結構だと思う。

だけど、今日は
人をバカにするために人をバカにしていたから
すごく嫌な気分になった。



高校の頃、
ある物静かな女生徒がいた。
おそらく極度のあがり症で、
授業中に教師に当てられた時に
発言する前に必ず「あっ」と口にする癖があった。
話す度に何度も「あっ」「あっ」と言った。

そんなことは
思春期の男子の格好の餌食で
ヒソヒソとバカにした笑い声が聴こえた。
それも許せなかったのだけど
彼らも100%の悪気ではなく、
それは思春期の男子同士が良好な関係を気付くための
コミュニケーションの手段でもあったのだろうから、
それは一方的に責められたものでもないとも思う。

僕だっておそらく数え切れないぐらいの
同じようなことをしてきたんだろう。


今だに許せないある人の発言があるのだけど、
共にご飯を食べている時に
「俺は人の嫌なところをつけるんだよなぁ。
責められたくないところをすごくついた言い方をできるんだよ。」
と言っていた。
ニヤニヤと笑いながら。

「そんな頭脳を持っているんだよ。」
ということも言外に含まれていた。

言い切ってしまうけど、
そんなことに頭の良さなんて必要ない。
ただ一つ、
「人の気持ちや痛みを知ろうとしない人間」
にだけできる行為であり、発言だ。

それを頭の良さだと
勘違いしてしまうのは
あまりに愚かだ。


以上、
今までに経験した「許せないこと」でした。

明日の座右の銘は
「やっぱり成功やお金よりも大切なものは確かにあるね。」

今日書いたAmazonレビュー
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