否定と代案 (コピーライターさんへ)

ラジオCMについて調べていた。

あるコンテストの大賞に選ばれていた作品を見た。

え？
ってなった。

それはあまりにも、普通だった。
良作とはとてもじゃないけど、思えなかった。

大賞以外は素晴らしい作品が多く、
僕は混乱した。
賞金の20万円を獲るに値する作品は他にあるじゃないか、と。
少し、腹が立ったことは否定できない。
何かウラがあるんじゃないか、と。
そう思ってしまうほどだった。

もしくは、僕の選球眼の問題。
だとしたら大問題なので、僕は分析することにした。
明後日、〆切のコンテストがあるのだけど、
ちょっと放ってはおけなかった。


その作品のダメだと思う理由を
できるだけ論理的にして、
問題点を整理して、
それを踏まえた上で
語られている内容は変えずに作り直してみた。


本当はこの場で発表したいのだけど、
インターネット上で特定の個人や作品を非難するのは
非常にかっこ悪いことなので、控えさせていただきます。


もし、万が一、
このブログを見ているコピーライターやコピーライター志望の方
いらっしゃいましたら、是非、語らいたいと思いますので、
ご連絡いただけたらと思います。

いや、
なんだか恐縮ですが。

iPadのアドレス
yuugenjikkou0323@i.softbank.jp


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手紙

今日はガストでラジオCMを書いている。


不動産屋のテーマで「お部屋を借りる人の目線で」
とあった。

僕が人生で初めて、
部屋を借りた時のことを思い出した。

あの頃は夢や希望に溢れていた。
社会がどんなものか知らず、
根拠のない自信だけは持っていた。
あれはあれで素敵だった。

だけど、その後に
深く、とても深く傷つくことになった。
詳しくはかっこ悪いから書かない。
誰が悪いのかわからないし、もちろん僕も悪いのだけど、
とにかく僕は深く傷ついた。

傷ついたことを踏まえた上で、
傷つく前の状態を思い出して、
「主人公が新生活を迎え、両親に手紙を書く」という作り方をした。

少しだけ、泣きそうになった。


親にはとても心配と苦労をかけた。
とても深く。


ダメだ。
泣きそうになってきた。


ラジオCMでグランプリをとることができたら、
賞金は親に全部あげよう。
2人で、旅行にでも行ってほしいな。

「コピーライターになりたい」って言おう。
もし、反対されたらどうしよう。

僕はそれでもなりたいって言えんのかな。

でも、きっと、応援してくれる。
そんな親なんだ。


僕は、幸せだ。



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脳みその中の幸せな人たち

今日もマクドナルドでラジオCMを書いている。

なぜだろう。
僕が作ったものに登場する人たちは、
とても幸せそうなんだ。

人の気も知らないでさ。



僕は今の仕事を始めてから
「明日、仕事嫌だな」とか
「行きたくない」なんて言葉を使ったことがない。

もちろん思うことはある。
だけど、それを言ったって何の解決にもならないし、
もっと嫌になるだけだ。

そして何より、かっこ悪い。

言葉って大事だ。


思うのは何を思ったっていいんだけど、
言葉にすることは考えたほうがいいと思うんだ。

僕は普段から、
できるだけポジティブな言葉を言うように、
自分に聞かせてあげるように心掛けてる。

だから、
僕の脳みその中から、
幸せそうな人が出てきてくれるのかもなあ。

これからも
頼りにしてるぞ。

そのために
もっともっと、しっかりしなきゃな。


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憂鬱

困ったことになった。


未来が見えなくて、不安で、憂鬱で、
だからコピーライターになっていることを信じてみた。
幸せになっていることを。


でも、そうすると今度は別の憂鬱がやってきたんだ。

コピーライターになるにしては頑張りが足りなんじゃないか、と。

今日も出勤前にコピーのことをしたり、
さっきまでマクドナルドでラジオCM考えたり、
こうして毎日休まずブログを書いてたりするわけだけど。

きっと、全然足りないんだ。
まだまだなんだ。

なんでもっと頑張んないんだ俺、ってなるんだ。


どうやら生きてる限り憂鬱からは逃れられないぞこりゃ。

だったら、少しでも楽しいほうへ行くぞ。
楽しいほうへ逃げるぞ。

コピーライターになるぞ。


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繋がると、楽しくなる。

「繋がる」という言葉が好きだ。

繋がるんだよなあ。


コピーライターの就職を探すと
「面白法人カヤック」という会社に繋がった。
面白そうな会社だったので詳しく調べていた。

すると、その会社のコピーライターの長谷川哲士さんという方が
電通のコピーライターの阿部広太郎さんという方と共に
講座(対談に近いのかな)を行ったらしい。

阿部広太郎さんは「コピーライターの目のつけどころ」
というブログやFacebookに書き込みをしている方で、
以前より僕は時々、拝見していた。

そしてなんと、この方が映画「自分の事ばかりで情けなくなるよ」の
広告を作った方だった。
「心をなぐる106分。」というコピーを見て、
僕は強く惹きつけられたんだ。
(僕の「自分の事ばかりで情けなくなるよ」という題の日記に詳しく書いてます。)

阿部広太郎さんがいたから
僕は「自分の事ばかりで情けなくなるよ」や
「クリープハイプ」を知ったと言える。

そして、僕の人生をもっと深いものにしてくれた。
これは決して大げさな表現じゃないんだ。


繋がると、楽しくなる。


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