コピーライターを目指す人の日記

言葉と、人と、文章を書くことが、僕はきっと好きです。

いいよなあ

2014-05-10 22:49:16 | 日記
実は、
昨日の日記の文章の出来に納得がいっていません。
イマイチだなあ、と思いながら書いたので、
リベンジの意味も込めて、
昨日の続きを書きます。

何のリベンジだよ、というツッコミは
心の中で抑えてあげてください。


「仕事はいいね。」
「いいよね。」って言い合えるのって
すごくいいと思う。

「楽しい」「面白い」
よりも「仕事はいい」って
言葉の方が僕は好きだ。

ある本である人がこんなことを言っていた。

「仕事が楽しいという人は遊んでいるか、
本当の仕事をしていないか、
本当に楽しいことを知らない輩だ。
常に自分ができることより少し難しいことをやって、
常にしんどいと思っていないと、
できることしかやらない屑人間になってしまう。」

少々過激だが、
この方が言うこともわかる気がする。

口で「仕事が楽しい」と言っている人が、
周りから見て「自分が好きなことしかやらない人」だったり
周りに迷惑ばかりかける人だったり、
実績のイマイチな人だったりすると、
それはちょっとなあ、と思う。

正直に言おう。
ダサいと思う。

それはつまり僕だった。

今の仕事を始めて間もない頃。
「楽しい」とよく口に出していた。

それは本当にそう思ってというよりは、
口に出すことで自分のモチベーションを上げようと思っていた。
それはそれでその時の美学だったのだけど、
何もできない新人が「楽しい」と口にするのは、
今思えば、なかなか褒められたことではない。

そういえば最近「楽しい」と口にしなくなったなあ、と
思っていたら楽しくなくなったというよりは、
そういう考えに至っていたんだと気付いた。


例えば、仕事終わりに先輩から
「仕事どうだ?」って聞かれた新人が
「楽しいです。」って答えるよりは
「仕事っていいですね。」って答えたら、
なんだかすごく魅力的じゃないだろうか。

仕事から帰ってきたお父さんが
ビールを飲みながら
「仕事はいいなあ。」なんて言っていたら
すごく魅力的じゃないだろうか。

「いい」って言葉は
「苦労もあるけど、
その苦労もまたいいんだよなあ」
なんて意味が含まれているような気がするんだ。

だから僕は今日も
「仕事はいいなあ。」なんて思いながら
眠りにつくことにしよう。


よし。
今日はよどみなく書くことができました。
波に乗るサーファーのように。

これが人から見てイマイチだったら
ダサいよなあ、ってことです。

文章を書くのもいいよなあ。


明日の座右の銘は
「生きるのっていいよなあ。」

今日書いたAmazonレビュー
[本「日本人の給料大百科」宝島社]

人気ブログランキングへ