ヘタリが気になっていたジムニーの運転席シート、なんとかしたいと考えていて思いついたのが、助手席シートとの交換でした。
運転席と助手席では使用頻度がまるで違うので、長期間乗っている車などは特にヘタリなどに大きな違いが出ます。
交換出来れば費用無しで効果大なのです~!
で!今回はその作業の詳細を少しばかり・・・
運転席と助手席のシートは骨組みの形状が違いますので、そのままでは交換できません。
しかしシート内に入っているウレタンスポンジの形状は同じですので、そのスポンジの交換をします。
シートは車から取り外して作業をします、スライドレールを固定しているボルトを4本外すだけです。
運転席のシートベルトのバックルからは、警告灯のライン(配線)が伸びていますので、シート下あたりに有るコネクターを外して下さい。
さて作業です、まずは座部の方から外すことにしましょう。
シートのサイドに有るボルト(黄丸部、片側3箇所、両サイドで計6箇所)を外します。
次にシートの布地を外します。
シート下側からの写真ですが、黄丸部 4箇所で止めてありますが、引っ掛けてあるだけですので手で外すことが出来ますが、少々力が要ります。
これでシートの骨組みから外すことが出来ま~す。
外したウレタンスポンジと布地は、両サイドを曲げた針金を使って固定されています。
座部については、運転席と助手席ではウレタンスポンジの形状は一緒ですが。布地は形状が違うので、ウレタンスポンジと布地は外す必要があります。
両サイドを曲げた針金の片側を伸ばし、もう片側の方向に針金を引き抜けば簡単に外せます、この固定箇所が3箇所有るので全て外してください。
今度は背もたれ側です、ヘッドレストは外しておいて下さいね
ヘッドレストを差し込む穴のガイドプラスチックは後で外しますが、写真の状態に戻さないと完成後にヘッドレストを差し込めなくなりますので・・・
背もたれ部の布地は、下側(黄丸部)1箇所だけです、こちらも少々力が要りますが手で外せます、マイナスドライバー等を使えば簡単に外せます。
ヘッドレストの差し込みガイドのプラスチック部品を外します。
写真は先程外した部分から、シート内部を覗き込んだところですが、赤丸部にプラスチック部品の先端が出ていますので、ラジオペンチやプライヤー等で挟んで押し込むようにすれば、プラスチック部品を外すことが出来ます。
次に布地を外します。
両サイドの膨らんだバケット部のスポンジを押し潰すようにしながら、布地を裏返す様にゆっくりと慎重に外して下さい。
おやまぁ~・・・スポンジが破れて骨組みの金属が見えています。
背もたれ部も、ウレタンスポンジと布地は、1箇所だけではありますが固定されています。
ですが背もたれ部は、運転席と助手席、形状は一緒ですので固定箇所は外さず一緒に交換できます。
ウレタンスポンジは金属の骨組みに被せてあるだけですので、破かない様に慎重に外せば問題なく取り外せます。
後はスポンジと骨組みを交換して、今までの作業を逆に進めて組み上げるだけです。
自分と同じ様に、ジムニーJA22の運転席シートのヘタリが気になっている方、良かったら参考に交換してみてはいかがですか?
あと事後報告で申し訳ないのですが、私の該当ページより、こちらのブログに勝手にリンクを貼ってしまいました。重ね重ね申し訳ありません。
今のところ車中泊仕様にする予定まではありませんが、いずれ時が来たら、また参考にさせていただきます。
ど~も・ど~も・・・はやおさん
はじめまして、ご訪問とコメントありがとうございます。
記事リンク貼っていただいたんですね、どうぞどうぞ、自由に貼ってくださいね。
どうやらドライバーシートのあの部分は長年の使用で傷みやすいんですね。