土曜日の午後、遠山郷の霜月祭りを見物に行こうかと思ったのですが、天気は雨降り・・・
雨の中での祭り見物は、ちょっと気が進まなかったので、次の機会に回して、ここへ出かけてきました。
降っている雨も夜半には止み、翌日曜はまずまずの天気との予報です、そしてこの雨もきっと標高の高いところでは雪のはず・・・
夜中12時過ぎ・・・案の定、芝平峠から入笠高原へ向かう道は一面の雪へと変わっていました、やっとジムニー君の真価発揮です。
雪の入笠高原、御所平峠の駐車場に車を止めると、車内が暖かい内に寝袋に潜り込み仮眠です、しばらくは眠れずにおりましたが、いつの間やら眠りに・・・。
早朝4時、携帯のアラームで起きると、月光に照らされながら入笠山頂へ・・・駐車場には知らぬ内に1台の乗用車が来ており、どうやら車中で仮眠をとっているようです。
夜明け前の山頂は、ものすごい風と共にガスが次々と流れ、お目当ての富士山はガスの向こうです、寒さと共にテンションも下がります。
15分ほどすると、駐車場に来ていた車の方だと思うのですが、一人の男性が頭に着けたライトを光らせながら登ってきました。
強風の中待つこと1時間、うっすらと東の空が白み始める頃には、なんと幸運にもガスが消え始め、朝焼けのシルエット富士が姿を現してくれました~。
過日も塩嶺峠で富士山を撮ったのですが、実を申しますと年賀状用の写真を撮るのが、ひとつの目的でした、もちろんそれだけの目的ではありませんが・・・
結果年賀状用の写真は???でしたが・・・・
北アルプスは雲の中でしたが、中央アルプスは見事な冠雪の姿を見せてくれています、夢中でシャッターを切っていると、背中でなにやら賑やかな声、振り返ると本格的な登山姿に身を包んだ熟年登山者8名ほどが登ってきていました。
山頂でも10cmもないほどの積雪でしたが、皆アイゼンまで着けていて、中にはピッケルを持った方もおりました。
一方自分はと言うと、普通のゴム長靴に毛糸の帽子と手袋、カメラバックを襷にかけて・・・
あぁぁ~なんたら見窄らしいんでしょ!
その後、陽が昇ると下山し、ジムニーであっついカップ麺とコーヒーで暖をとります。
山頂に3時間近くおりましたが、終始冷たい強風が吹いていて、身体の芯まで冷えてしまいました。
雪景色の綺麗な牧場風景も撮りたかったのですが、ガスが出て来てしまい断念と相成りました。