しまなみニュース順風

因島のミニコミ「しまなみNews 順風」は、しまなみ海道沿いの生活情報をリリースし、地域コミュニティー構築を目指します。

水軍まつり2006

2006-08-27 17:58:50 | 町づくり
 義母が水軍まつりを見たいというので、午後から大浜のしまなみビーチへ出かけてきた。車椅子の手放せない義母のため、専用の駐車場を会場で探す。交通整理をしているガードマンに場所を教えてもらっていると、その不親切さが頭にくる。
「あっち」
「真っ直ぐ行って」
 どこが「あっち」なのか、「真っ直ぐ」行ってどのぐらいの距離にあるのか、まるで丁寧に教えてくれる様子がない。適当にあしらわれている感じが強いだけに、こちらも丁重にお礼を言う気にもならなかった。
 それでも、やっと会場にたどり着くと、小早レースの熱気が砂浜のほうから伝わってくる。
 それぞれのチームは、思い思いに主催者側の指示した場所にテントを張って陣取り、レースの終わったチームはのりびりと、これから決勝に進むチームは緊張感でびりびりとしている。
 小早レースは、海の格闘技。
 全長1500メートルほどのコースを14人の漕ぎ手、鼓手、舵取りが渾身の力を振り絞って走破する。ゴールに滑り込んだどのチームにも、ひと夏を弾け終わった満足感が漂い、心地よい拍手が出迎えてくれる。
 かつて小早レースに参加したとき、補欠としてレースには出られなかったものの、本物の仲間にめぐり合えた喜びで感動したことを思い出す。
 去年までは、ミニコミ誌の主催者ということもあり、書けないこともたくさんあったが、個人のブログなら言いたいことが自由にいえる。

 主催者に物申す。
 誰が主役じゃ思よんね。
 選手宣誓なんか必要あるまーが。
 プロレスの試合で、
「スポーツマン精神に則り、正々堂々と戦うことを誓います」じゃことの聞いたことがないで。
 小早レースでルールを破ったら、男の恥をさらすも同然。
 そんなことより、本能で開会式のときから勝負させえや。
 何が主催者に対して失礼じゃ。
 小早レースをいのち賭けてやったことのないもんが、グチャグチャ言うな。

 今年の優勝チーム「小覇王」のレースを見て、かつてのそんな思いを思い出した。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
男の恥 (犬猫快感会館)
2006-08-31 11:55:33
なんて勇壮な。

海の男が燃えるぜ!という雰囲気なのでしょうか。



>小早レースでルールを破ったら、男の恥をさらすも同然。



スピリットも勇壮ですね。

今どきの日本、

男の恥、女の恥、人間の恥を失ったヤカラが多すぎる、

と思ってましたが、

まだまだ捨てたものではありませんね。
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海が弾けさせてくれる (順風)
2006-09-07 19:25:18
海の男が燃えるぜ!

という雰囲気、もちろんあります。

しかし、それよりも、

出場選手にとっては、

口から心臓が飛び出しそうになるほどの

激しいレースに

絶対耐えてみせるという

意地とプレッシャーに晒されながら、

レース開始の瞬間まで我慢していることの方が

つらく思えるものです。



海で弾けるのではなく、

海が弾けさせてくれるという感じですね。



レース前の練習は、果てしなくなが~い前技。

レース直前は、前技に見切りをつけ

本番への意識を高めている時期。

レース中は、頭真っ白の行為の最中。

ゴールラインを潜り抜ければ、

そこにはカルピスちっくな快感が待ちうけ、

陸に上がってからの長いなが~い後技が続く。



どうやらコメントも、

キムさんに

影響されてしまったようです。

犬猫姫さまには、

ちょっと分かりづらかったですかね。

デヘヘ!

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うひひひ (犬猫快感会館)
2006-09-07 22:06:55
うんにゃ、ようわかるでえー。

なんせ、お師匠さまに鍛えられまっさかい。

どうぞご遠慮のう。



ちなみに、

小早レースは女人禁制ですか?

体力あったら、

わたしもカルピスちっくな快感、

体感したーい!
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やーれのー (順風)
2006-09-07 22:14:01
ありまよ。

女人禁制じゃありません。

立派にレディースのレースが成立してます。



それしても、

このブログ、

硬派に仕上げたいと思っていたのですが…。



恐るべし、キム師匠!
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