帰郷するときはたいてい「松本」から「高山」へ抜けるルートを利用する
その途中にある「安房峠」は積雪期に通行止めとなる
ほかの長野県から岐阜県に至る山岳道路も全て通行不能となる
その直下にトンネルが開通して冬場でも通行できるようになったのはもうかれこれ二十年近くなっただろうか
もちろん夏場でもトンネルを利用するのが一般的となったのだがたまには峠道を通るのも一興である
冬季通行止めが解除となったようでゲートが開いている
(トンネルができる前は5月の連休までになんとか開通させようと頑張っていたようだが近年はさぼっている?のか6月にならないと開通しないことが多いような気がする)
トンネル工事の影響で中腹に移転した”中の湯温泉”の前を通って九十九折の道を登れば左手に10台ほど駐車車両を見る
ここには「焼岳」への最短ルートの登山道入り口がある
ぼくも車を止めて外に出てみる、『寒い!』と思わず声が出る
対面には「霞沢岳」の巨大な山容が迫り、その北側に目をやれば「穂高岳」周辺の峰々が望める
(トップの写真参照)
先に進んで道の傾斜が緩み、九十九折を脱したかと思えるところで「焼岳」をかなり間近に眺めることができるようになる
写真には映らなかったようだが時折噴煙(主な成分は湯気)もはっきり見える
そこからわずかに行けば「安房峠」に達する
この峠道ですれ違った車はバイクも含めてほんの数台
峠の茶屋の建物もすっかり取り払われ、寂しい道となった
おしまい
奥飛騨温泉郷が好きで安房トンネルは何度も通りましたが
峠は通った事が無いんですよ
かなりの難所という話は聞いてますけど、、
トンネルですと一瞬なので、峠が気になりつつもやはりトンネルなんですよね~
この辺りの山は手強そうですね~
峠道はかつて観光シーズンともなるとバスが多く通り、すれ違いの出来無いところが多く有ったためひどい渋滞が発生したものです
車で通過するのに3、4時間かかることもありました
今では交通量が極めて少なく、特に大型車はめったに通らないので渋滞はまず発生しませんし難所もありません
したがって途中で撮影などしなければ30分程度で抜けられます
もっとも、自転車だとちょっと体力が要求されるでしょう
ブレーキの点検を怠ると危険が生じる可能性もあります