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OMOI-KOMI 雑感

今までのBlogが読んだ本の感想が中心になってしまったので、こちらは気楽な日記用にしてみました

〔読了〕 レキシントンの幽霊

2014-06-24 23:27:26 | Book_Review

 先日、村上 春樹 氏 による「レキシントンの幽霊」を読み終えました。
 
 私はほとんど小説は読みません。その滅多に読まない小説の中でも、食わず嫌いの代表格が村上春樹氏の作品でした。

 たまたま文庫本で読む本が切れた際、下の娘の本棚を見ていて目に付いたので借りてみたのが、本書です。私にとっての「初春樹」、中身は7編の短編です。
 物語全体が醸し出す雰囲気もそうですが、ところどころの微細な表現に、独特の「らしさ」は感じられました。

 今回、「もうこれでいいや」と見切る気持ちにまではならなかったので、これからも、村上作品だとあまり意識しないで何冊か読んでみるかもしれませんね。

 読後感については、また私のもうひとつのBlogでお知らせします。


〔読了〕 全員で稼ぐ組織

2014-06-18 23:57:35 | Book_Review

 先日、森田 直行 氏 による「全員で稼ぐ組織 JALを再生させた「アメーバ経営」の教科書」を読み終えました。
 
 レビュープラスというブックレビューサイトから献本されたので読んでみました。

 ちょっと前に、稲盛和夫氏の「燃える闘魂」を読んで、その内容の精神性偏重にちょっとがっかりしていたところなので、ある意味タイムリーな著作です。

 本書の著者の森田氏は京セラで稲盛氏のもと“アメーバ経営”の仕組みとシステムを構築・推進した方で、JAL再建にも副社長として大いに手腕を発揮されました。本書は、稲盛氏の経営手法の根幹をなす“アメーバ経営”の教科書ともいうべき本です。

 読後感については、また私のもうひとつのBlogでお知らせします。

  具体的な感想のURLは、以下のとおりです。

   http://ns-blog.blogzine.jp/omoikomi/2014/06/jal_de5c.html

   http://ns-blog.blogzine.jp/omoikomi/2014/06/jal_jal_69f1.html


〔読了〕 レキシントンの幽霊

2014-06-17 21:49:03 | Book_Review

 先日、村上 春樹 氏 による「レキシントンの幽霊」を読み終えました。
 
 私はほとんど小説は読みません。その滅多に読まない小説の中でも、食わず嫌いの代表格が村上春樹氏の作品でした。


 たまたま文庫本で読む本が切れた際、下の娘の本棚を見ていて目に付いたので借りてみたのが、本書です。私にとっての「初春樹」、中身は7編の短編です。

 物語全体が醸し出す雰囲気もそうですが、ところどころの微細な表現に、独特の「らしさ」は感じられました。
 今回、「もうこれでいいや」と見切る気持ちにまではならなかったので、これからも、村上作品だとあまり意識しないで何冊か読んでみるかもしれませんね。

 読後感については、また私のもうひとつのBlogでお知らせします。


〔読了〕 動的平衡ダイアローグ

2014-06-12 21:40:20 | Book_Review

 先日、福岡 伸一 氏 による「動的平衡ダイアローグ 世界観のパラダイムシフト」を読み終えました。
 
 福岡氏の著作は、「生物と無生物のあいだ」「25歳の補習授業」「フェルメール 光の王国」に続いて4冊目です。 

 最初に読んだ「生物と無生物のあいだ」で紹介されていた「動的平衡」というコンセプトのインパクトは大きかったですね。さらに「フェルメール 光の王国」では、分子生物学者という肩書らしくない思想の柔軟さ、文筆力の確かさにも驚いた記憶があります。

 本書は、そんな福岡氏が、文学・芸術・建築・文明・宗教等々多彩なジャンルの論客と語り合った記録です。
 とても興味深い刺激的なやり取りが満載の本です。

 読後感については、また私のもうひとつのBlogでお知らせします。


〔読了〕 殺人犯はそこにいる

2014-06-08 09:01:04 | Book_Review

 先日、清水 潔 氏 による「殺人犯はそこにいる 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件」を読み終えました。
 
 話題になっている著作なので読んでみました。

 著者の清水潔氏は、現在日本テレビの事件記者です。本書は、清水氏が真相を追った5つの事件の実態、特に警察・司法の隠蔽体質を世に問うたものです。

 中心は「足利事件」。
 最高裁で死刑判決を受けた菅家利和さんの再審開始と釈放を勝ち取った著者の取材活動の描写は、もちろん本人の筆であるが故の緊迫感が圧倒的です。そして、その過程で明らかにされる組織防衛至上的閉鎖社会の実態は信じ難く、決して許すことのできないものでした。

 読後感については、また私のもうひとつのBlogでお知らせします。