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ユーロ円(週足・日足)観測110703

2011年07月03日 22時33分26秒 | FXテクニカル観測
チャートはユーロ円週足である

雑談が続いたが、ブログ主旨はタイトル通りForexとチワワであり、実はチワワ記事は誰憚る事ない本流なのであった

さて週足でユーロ円を俯瞰して見ると、前回の下落は98年10/5の週\161.968の高値から瓦解を始め、2000年10/23の週に歴史的安値\88.87を以って終了している
時間にして丸2年と3週間、値幅にして73.1円にも及ぶ壮大な相場であった
今回の下落はどうだろうか
2008年7/21の週に付けた高値\169.957、これに前回の下落期間を単純に足し込んでみると、下落終了ターゲットは2010年8/9の週で、実際の安値は8/25の週に付けその誤差わずか+2週間で、\105.41、64.547円の変動を以って終了した(と判断している)
メリマンでは、サイクルの前後1/6は正常(この中に80%以上が包含される)と定義しているそうだが、前回安値\88.87がユーロ円の歴史的ボトムだとしたら、ドイツマルク以来のユーロ円の歴史はただひたすら円高方向、つまり、チャートでは下落期間が長く上昇期間が短いレフトトランスレーションを形成し続けてきたが、2008年7月に付けた\169.96は前回高値を更新しなおかつ、付けるべき2010年8月安値が前回安値\88.87を更新できなかった事からは、新・円安サイクルがライトトランスレーションを勃興(?)させた可能性(:2010年6月のこのエントリ)を考えなくてはならないだろう
サイクル終末で頻発する延長(:歪)はどうなのか等々の問題もあるが、門外漢の私は、下落期間が前回と今回ピタリ同じだった、という可能性のみ指摘しておきたい

円絡みで見ると、先の大震災後の㌦円安値\76.307にしてもそうだが、㌦もユーロも歴史的安値を付けて既に円安サイクルに突入したとの見方が正しいとすると、玉子と鶏どちらが先かは置いておいて、日本経済は実は密かにデフレを脱し新たな成長サイクルに入っている可能性も想定すべきなのかも知れない
2011年4月頭のエントリで「ユーロ円は\240が点灯した」と自説をぶったが、実はこれは、前回高値を更新し、且つ、前回安値を更新できなかった形、即ち月足で足掛け20年にも及ぶ壮大なリバースのH&S(ネックラインは2011年7月¥170付近、現在の価格は右肩ボトム付近)を形成中である、という独自想定をベースとしたものだ
ある時期から(もしかして既に?)商品が総崩れになったとしても、円安がもたらす(?)インフレ効果(やはり玉子と鶏どちらが先か分からない)で、奇しくも大震災が引き金になり、日本経済の新しい夜明け、正に今、暁の中にあるイメージが湧いてくる
なぜだろう理由は分からないのだが、ポジティブであり、良い円安を想起させる

仮にインフレが認知されるような季節が来れば、目減り感から自然に皆お金を使い出すだろうし、下落の止まらない地価が底入れあるいは反転するなど誰の目にも明らかな現象がいくつか起き始めるだろう
もし税収の自然増が起こるところまで辿り着けば、良いサイクル入りは確定的となり、金利または国債価格の劇的な調整はもはや必要なくなり、心理的な圧迫がとれ年金を自発的に納付する人の割合が増え、年金制度はソフトランディングする可能性が出てくるだろう
また、その時期に政権に就く総理大臣は、何をやっても後世、名宰相と称えられるだろう
実際には、神様が用意した昇りエスカレータにたまたま乗り合わせるに過ぎないのだが
(一方、NK225は将来もう1度以上、安値を更新しそれが歴史的ボトムになる、との見方は維持したい)

有名企業が次々に正社員の大量解雇策を発表し、これまで勝ち組と思われていた人達で占められる質の悪い失業率上昇も見込まれる中、既に好景気のサイクルに入った可能性があるとは、にわかには信じがたい

尤もこの辺りの話は高過ぎて、自己資金で細々トレードしている一個人投資家には、全く手に余る一方、自身の投資行動はこの見方をベースにしているので、\109台で仕込んだ現物と、\114台で先月仕込んだ先物の40枚をどこで決済するかは、眠れないほど悩むだろう
一応全て\160指値にしているが、もちろんマーケットが思惑通りに行かない事は誰よりも良~く知っているので、\130~\138付近で一旦全決済する事になるかもしれない
現実的には\123前後が安全かもしれない

いささか脱線してしまった、日足である

UOとRSIでリバーサルサインが出始めているので、現在の上昇は一旦、勢いがそがれる可能性がある
もし下落した場合の下値ターゲットは\115.4付近、それを突破した場合はレンジ下限の\113.5付近となるが、落ちてゆく過程で再上昇の可能性を見極めたい
\113中盤~\114にかけては、非常に強いサポートがあるので、現在のところこれを下抜ける事態は考えにくいだろう

上値は、\117.9付近に蓋をしたような抵抗帯があり、このままこれを突破するにはもう少しエネルギが必要に思える
もしこれを上抜ければ、\121後半が見え始め、伸び代は最大\123後半までとなる
当然だが、ここまで上伸するには㌦円の上値がどこまで伸びるかが重要となる


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