Mのミステリー研究所

古今東西の面白いミステリーを紹介します。
まだ読んでいないアナタにとっておきの一冊をご紹介。

「写真ってなんだろう」

2014-05-17 17:53:34 | 日記
                                                       

最近一眼ミラーレスと言われるカメラを買いました。もともと写真は好きでした。へぇーと感心する写真や感動する写真を自分も撮りたいと常々思っていました。
ビックリするようなキレイな写真。魔法のような幻想的な写真。それらは皆プロ用かハイアマチュアモデルと言われる高級機でなければ撮れないと思っていました。単純で子供っぽい考えですが
本当にそう思っていたのです。もちろんただのスナップ写真みたいな退屈でどこを見ればよいのか分からない様な写真よりも、プロの写真術を学ぶ必要はあると考えていました。
つまり良くある「写真を上手く撮るプロの技」といったハウツー本を読むことです。ごく普通の人は桜が咲いた、花見がてら写真を撮ってこよう。そう考えます。朝起きて出かける用意をして公園あるいは桜の
名所と言われるところに行きカメラに収めます。しかし、カメラの手ほどき本では夕暮れ時のほうが桜の花びらをより印象的に引き立たせてくれる、とあってさらに暖かい色味が欲しいので
曇天モードで撮影すると紹介されています。これが上手く撮るテクニックだそうです。この場合のテクニックというのは数多く写真を撮った経験からくる知恵でしょう。しかし、ありきたりの写真よりも
キレイに鮮やかに桜を撮るとしたらこういった方法も覚えておかなければいけません。でも今はデジタルです。PCソフトでいろんな加工が出来るのです。

上の写真の左は元の画像で、右は加工した写真です。マウスを当てると拡大できます。どのようにも加工できるという見本のために色を強めにしています。でも知らない人が見ればすごい空だねと
言うかも知れません。長々と書きましたがつまりこのように加工できると云う事に少なからずショックを感じていると言いたいのです。これまで自分が感動した写真。幻想的な魔法のような素晴らしい写真。
自分の持っている数万円のカメラでは無理。ハイアマチュアモデルと言われるン十万円のカメラでないと表現できないと思っていた、あの感動的な写真はどうなんだろうか。
そのままありのまま目の前の風景を捉えたものなのか?とても疑問に思ってしまうのです。  でも、最近写真を撮り始めて分かることは、その時その場所に行かなければその一枚の写真は撮れない。
そんな当たり前のことが大事なのだと云う事です。元来出不精な自分がカメラを持ってどうなるんだろうと思いますが、時間とお金と情熱をかけて撮った一枚の写真。それはもうただ
それだけで意味のある写真であり、皆さんの写真もそうなのだと云う事です。テーブルフォトでも名所旧跡でもアートな写真でも幻想的な自然の写真でもみんな同じ情熱を持って撮られた写真なのだと云う事です。
これからも勉強しながら自分なりの気に入った写真を撮っていこうと思います。


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