チリでＭ８．８の巨大地震

南米のチリでＭ８．８の巨大地震が発生した、阪神大震災と比較すると、そのエネルギーは３００倍と言うから我々凡人には想像もつかない。５０年前にもチリでＭ９．５の巨大地震があり、その津波は日本にまで到達し我が故郷の三陸沿岸で多大な被害が有った。

実はこの年の暮れに結婚したのだが、津波の時は一人暮らしだったので夕飯を何時もの定食屋さんに食べに行って夕刊を広げたら、何処かで見た事のある様な写真が載っていた。良く見ると、なんと我が故郷の写真だった。其の新聞で故郷がチリ津波にやられた事を知り翌日帰省をした。あれから５０年、災害は忘れた頃にやって来る・・と言うがまさに其の通りだ。時間が経つに連れて被害が大きくなるだろう、天災には人間の力は無力に近い。

●ちなみに、当時は米の配給を受けない人は外食券を貰い、定食屋さんに一枚出すと一食に　付５０円差し引いてくれたものだ。