社会保険労務士酒井嘉孝ブログ

東京都武蔵野市で社労士事務所を開業している酒井嘉孝のブログです。
(ブログの内容は書かれた時点のものとご理解ください)

電子申請について

2018年04月08日 15時07分57秒 | 日記
社会保険労務士の酒井嘉孝です。

社会保険、労働保険関係の届出は行政、社労士会あげて電子申請を進めて(薦めて)いるところです。

特に5月からの雇用保険資格取得、喪失手続きにはマイナンバーを記載しないと返戻する(届出を受け付けない)と言っているので届出の安全の観点からも少なくとも電子申請で届出できるようにしておくことは必要条件に近づいているのではと感じています。


雇用保険関係の電子申請は行政側のスピードもかなり速くなっており、東京では午前中に出した離職証明書がその日の夕方にダウンロードできる状態で受理してもらえることもあります。

そのときの繁忙状況にもよるようですが紙の離職証明書を持ってハローワークに届出に行くのとスピード感としてはあまり変わらないような気がします。

ハローワークで届出に疑問点がでた場合も電話で問い合わせをいただいて、ごく軽微なものであれば修正してもらえるので安心して(?!)届け出ることができます。


社会保険の側の電子申請は雇用保険と異なり、電話での疑義の問い合わせをほとんど行っていないように感じます。

間違いや記入漏れがあると原則返戻となります。
また、返戻となる時期も電子申請での届出を行ってから2、3週間経ってからなのでそこからあわてて再提出を行うと届出の内容によっては厳しいこともあります。

今後運用に期待したいところですが、今のところ届出の内容によって、たとえば、日本に初めて来た外国人を新規雇用して、その配偶者を扶養に入れて同時に国民年金第3号の届出を行う・・・など複雑な手続きなどは紙での届出と併用して行ったほうが無難と感じています。

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