写カットライフ

写真を通して人生を楽しみたい。
道具に凝るのもよし、撮影技術を磨くもよし、写真をテーマに楽しみ方を綴ったブログです。

東北地方太平洋沖地震 感じたこと そろそろ必要な冷静さ

2011年03月19日 22時49分17秒 | 思ったこと

東京スカイツリーの高さが634mになったというニュースも東北地方太平洋沖地震と福島原発事故、計画停電などで非常に小さな扱いである。いたし方ないと思うが、関係者の気持ちとしては感慨深いものがあったと察する。
被災地域の本格的な救援活動もまだまだ体制が出来上がっていないようだ。救援物資の一時集積所などのニュースは流れてくるが、それがどのようにして被災者のところに行き渡るのか、その流れが出来ていない。道路や輸送車両などのインフラが回復していないことと、物流の流れを計画するそのシステムが機能していないことが最大の原因だろうと思う。今回のような広範囲な突発的な災害に対する訓練というものはなかったと思う。しかし、訓練ではないので仕方がないと諦めるわけにはいかない。
福島原発では現場の懸命な作業で徐々に秩序が回復されつつあり、事故を収束させるプランが出来上がりつつ有るように思う。
今日、埼玉県がさいたまアリーナを避難所として開放したニュースが流れていた。一刻であるにせよ非常に有効だと思う。被災された方たちは身内の安否を知らずして現場を離れることはいたたまれないと思うが、体力のある人は別として、そうでない人たちは安全で体力回復ができる別の場所に移動するほうが良いと思う。ボランテアなども災害地にはいけなくても、身近に滞在してもらえると何かと手助けができるのではないだろうか。
災害地では自衛隊などの復興専門部隊が効率的に働いてインフラの整備に集中する。義援金などがたくさん集まっているらしいが、まずは被災者の地方への分散と受け入れに使うべきではないだろうか。
住んでいる場所を離れるということはいくら瓦礫の山となった場所でも受け入れがたいものだろう。しかし、早く帰ってきて街を復興するためにも何が今やるべきことなのか誰かが判断するしか無いだろう。
今こそ日本全土が被災者のために元気を回復する場所を提供すべきだと思う。


今日は土曜日で休みの会社も多い。いつもの買い物でかけてみてびっくりした。ガソリンスタンドに2km以上にわたって車が並んでいるのだ。ほとんどが自家用車だ。中には赤帽などの商用車もあった。商用車は死活問題なのでしょうがないが、なぜこんな時に自家用車に給油するのか。とりあえず入れておこうというのは買い占めと同じではないのだろうか。情けない光景に唖然とした。



<水元公園にて いますべきこと>


計画停電が続いたせいか、仕事場や自宅で節電の癖が急速に定着した。昼間の照明は意外に仕事に支障がないことが分かった。この経験は省エネ社会への本当の第一歩になるかもしれない。

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