写カットライフ

写真を通して人生を楽しみたい。
道具に凝るのもよし、撮影技術を磨くもよし、写真をテーマに楽しみ方を綴ったブログです。

写真の電子化は簡単だが・・・

2006年07月08日 17時18分24秒 | 思ったこと

今日は少し長い話となりそうです。
インターネットの検索は便利ですね。大抵の調べ物は、信憑性はともかくとして出来てしまいます。
しかし、自分や家族にまつわる情報検索は全くだめです。個人情報の流出が続けばいずれは自分のことがネットで調べられるかもしれませんが・・・


下の写真はかなり古い写真です。4年ほど前、押し入れの中の段ボール数箱にしまってあった写真をスキャンニングした時に取り込んだ写真です。アルバムからスキャンした物です。しかし、タイトルはなく撮影時期と場所がわかりません。

 

 

この写真もそうです。近くにあった写真から大阪城だとわかりました。しかし、時期はわかりません。

 

 

いずれにしても20年以上は前です。


最近、ネットの中の何かの記事で「思い出工学」という学問があることを知りました。人はなぜ写真を撮りたがるのかとか、昔の思い出を思いだし懐かしむのはなぜかなどの精神的動機の研究だけでなく、思い出を整理する工学的技術の研究でもあるようです。ざっと見ただけですから実際はもっと奥が深いと思います。

今では大容量のパソコンや、写真などの画像を管理するソフトが数多くありますのでやろうと思えば簡単にできます。

私も4年ほど前、あることがきっかけで写真のデジタル化に着手しました。
写真と言えば主に結婚してからの写真が多かったのですが、自分の幼少、子供の頃、学生時代の写真もありました。
押し入れの段ボールでは見たいときにすぐ見られる状態ではありません。年代別に整理してあるわけでもないし、アルバムに差し入れられている写真、そうではなく封筒にそのまま入っている写真、5cmくらいの束にまとめられているものなど、ほぼバラバラと言って良い状態でありました。
写真のデジタル化とはプリントをスキャナで読み取りJPEGなどの電子データにすることです。幸いスキャナは持っていたので時間をかけて11枚やっていこうと考えました。
ところが、段ボール箱の中は先に述べた有様です。とてもスキャナのところまで行き着きません。
まずは写真を取りだして、年月日順に並べるところから始めました。年月日の記録が入っている写真は問題ありませんが、大半が何も無い。これには困りました。写真の中から探るしかない。
妻の家計簿や、自分の仕事の手帳などを引っ張り出して日付と場所の特定作業を始めました。
大体の年月を分ける作業でかなりの時間を費やしました。何せ段ボール数箱(5箱以上だったと思う)です。つくづく写真の裏にコメントを書くべきだったと反省するも後の祭りです。
平行して、明らかに情報が分かっている写真はスキャンを始めました。ファイル名は「年月日」「場所、または行事名」「連番」としました。読み取り解像度は300dpi。ほとんどがL判なのでこれで良いでしょう。
10月頃この作業を始めましたが、11枚のスキャン作業がいい加減いやになってきました。しかも遅い。年末にはスキャンが一度に複数枚できて、しかも読み取りが速いスキャナを購入しました。Canoscan8000でした。一度に3枚のスキャンと今までの3倍以上のスキャンスピードでかなり作業ははかどりました。
毎日やるわけではないので、段ボールの写真が全て取り込まれたのは次の年の暮れでした。約1年費やしました。全ての写真と言っても似たようなものは外しました。パソコンの中のファイル数を見てみると5000枚を少し超えていました。

電子データになると整理は余計に大変となるでしょう。ファイル名の規則をきちんと作って、時と場所はわかるようにしております。

 


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