今年、自分の身で一番の出来事は退職したことだ。仕事は再雇用という契約で変わらず続けてはいるが、心境的には退職は退職なので社員や取引先、顧客に対する接し方で悩んだ。時期的には夏以降の話だ。
今では昔と変わらぬ状態や気持ちで仕事をしようとしているが、やはり、依然とは違う抑えた感じで物事を考えるようになった。
二番目の大きな出来事は、お袋を介護施設に入居させたことだろうか。親父がなくなってから一人で頑張っていたが、老化による体の衰えは止めることができない。要介護2の判定を受け施設への入居を決めた。これも夏以降のことであった。実家に一人でいたころは孤独を訴えていたお袋であったが、今ではその心配はない。誰かと一緒に暮らしているという安心感が心の安定を支えているようだ。
三番目の出来事は孫の成長が著しいということだ。未熟児で産まれて最初は心配したが、歩き回っている最近の姿を見ると人間という生命の変化の速さを実感できる。
最後に写真について。写真はやはり風景写真が好きである。青空と青い海、白い雲、異常気象の回数が増えて大きな被害もたらす出来事は増えている。しかし、自然は変わっていないと思う。穏やかな風景を見るにつけ、この自然といかに共生していくのか考える必要はあると思う。
人生や自然の中には様々な脅威(リスク)がある。これらの脅威はゼロにできるものではない。その中で、特に高い脅威を見つけて、その対処を考えておくことが必要だ。又、何気ない平和な世の中にも必ず脆弱性は潜んでいる。今まで当たり前で安全であったものが状況によって脅威となって襲い掛かってくることもある。こうした油断もできれば事前に察知して対処法を考えておきたい。
大晦日の日に一年を振り返ると以上のようなことが浮かんできた。
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