誕生日に思うこと

1年は365日である。地球が太陽の周りを一周する時間でもある。そして、地球に暮らす人類の年齢を定義する時間でもある。自分にとっては地球が太陽の周りを60周廻って、61周目に入ったということだ。
火星や金星や木星では年齢が違うと言うことなのだろうか。それとも生まれてからの時間はどこに居ようが同じであるので、生命細胞の経年劣化ということは太陽を回る周期に関係なく時間の経過だけに関係するのだろうか。

自分の体の細胞は自分自身であるのである程度状態はわかる。疲れやすくなったり、酔いが早くなったり、足が遅くなったり、声が出にくくなったり、昼間の眠気が毎日訪れるようになったりと、自分全体のことが分かるようになってきていることは確かだ。生命誕生から終わりまでを100％とすると61％ではないよと思う。体はそうかもしれないが、精神はまだまだ未熟ものでせいぜい40%程度ではないだろうか。

今日選んだ写真は何年前のものか忘れたが、自分にとって自分を撮った唯一の写真である。楽しそうに撮っている。何の変哲もない風景だが撮りたかったのだろう。自分は写真があると思った瞬間かもしれない。

誕生日ということは本人とって出発点であり、節目の日でもある。季節が365日で回っているのであれば節目にすべきである。誰にでも必ずめぐってくる誕生日である。自分だけのアニバーサリーであるだけに自分でいろいろなことを考える日にしたいと思う。