写カットライフ

写真を通して人生を楽しみたい。
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家族の安否確認には何が有効か ①災害伝言ダイヤル

2012年02月19日 16時33分54秒 | 災害対策

昨年の3.11大震災以降、日本列島の地殻に相当なズレによるストレスがかかっているようで、やたら地震が多くなった。近年以内の東京直下地震などのニュースも妙に真実味を増してその対応を考えなくてはいけなくなった。
会社などではBCPなどと称して、地震などの対応策をマニュアル化して訓練などを行なっているところも増えたようだ。
しかし、一般家庭となると人数が少ないこともあって、対応策なども漠然とした言葉による曖昧なものしかないのではないだろうか。

地震が発生し、まずやることは自分の身を守ることだ。震度4や5弱程度であれば物理的にケガをすることは少ないだろう。震度5強から6になるとかなりの建物に被害が及びそうだ。
しかし、室内となると全く様子は変る。高層マンションなどの上の階では長周期振動による家具の転倒などが発生するだろう。自分の住んでいる建物の特性を考えて必要な対策を講じたほうが良い。昨年の3.11は東京では震度5弱から場所によって強であったらしい。その時の室内のことを考えれば良い。
自分の身を守ることは平時の今からでも対策は出来る。いわゆる防災というテーマだ。今回は防災は又違う機会に考えることとし、いざ大きな地震が起こってしまったことを想定して考えてみたい。

災害発生直後から数時間は周りの状況を確認しながら自己の安全確保に努めるべきだろう。携帯電話での連絡はよほどの直ぐでない限り難しいだろう。又、仮に連絡が取れたとしても余震などの大きな揺れや二次災害などで家族の安否は再び不安になっていくだろう。そして、今までいつもそうであったが携帯は繋がらなくなる。
地震発生時にいる場所によって対応は変わってくるだろう。仕事で会社にいる場合は社屋が問題なければそこに留まるほうが良い。自宅に居る場合も建物の安全を確かめてそこに留まるのか避難場所に移動するのか判断は必要だ。自治体の緊急連絡に耳を傾けなくてはいけない。

そして、家族の安否確認だが、NTTの災害ダイヤルに登録しよう。公衆電話や家庭の固定電話、つながれば携帯電話から”171”にかけよう。後は流れてくるメッセージに従って1とか2とか3とか4を押せば良い。
1が自分のメッセージの録音だ。2はメッセージを聞く場合だ。この時キーワードのなるのが自宅の電話番号だ。1とか2とか押した後にメッセージが流れるので慌てずに市外局番から入力する。そして再びメッセージを聞いて30秒以内に録音する。30秒は長いようで意外に短いかもしれない。普段から何を伝えるかメモにでも書いて練習しておくと良い。
基本的に名前、状況(今の時間、居る場所、怪我の有無、知っていれば他の家族の安否)、そしてこれからどうするかを伝えておけば良いだろう。
最初のメッセージは誰が入れても良い。聞きたくてかける場合は2を押すが、メッセージがないとそのことが知らされて次には録音する場面になっていく。
よって、とにかく”171”をダイヤルすることを覚えておこう。
この災害伝言ダイヤルは3日間記録を残しておいてくれる。平常時でも使える時があるので、家族で訓練をしてみるもの良いと思う。

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