スマートフォンでメールを見ることは画面の大きさにもよるが、普通の携帯電話と比べると非常にわかりやすいものとなった。ただ、HTMLメールなどが主となって来たので通信環境によってはすぐに表示されないなどのストレスはある。
小さなノートパソコンを持ち歩いているようなものなので文字などの大きさが苦にならない人は有効に使える道具となるだろう。
<世界らん展より>
では、メールを作成する方はどうだろうか。自分はどうしてもキーボードを出して、ローマ字入力で文字を打つタイプなので非常に面倒に感じる。まず、片手で打てない。左手で本体を支え、右の人差し指でタッチして文字を打つ。よって、電車の中とかでは手に荷物を持っていない時とか、座った時にしか打つことができない。長い文書は画面に現れるキーボードが邪魔になり文章を考えることが出来なくなる。また、辞書が賢くない。
スマートフォンではメールはチェックするものと考えた方が良いのかもしれない。gmailを使うと様々なメールを受信することができる。プライベートのメールのみを個人のスマートフォンでチェックしてる人はどれだけいるのだろう。案外仕事のメールもチェックしている人が多いのではないだろうか。企業で認められているのであれば問題ないが、個人が仕事の能率を上げるため、良かれと思って使っている人は多いのではないだろうか。
企業も予算をとって、仕事用のスマートフォンを社員に配布するケースは増えてきた。しかし、中小企業ではまだまだ個人の道具に頼っていたり、黙認していることが多いのではないだろうか。
仕事のメールでも、個人のメールでも、個人情報や顧客情報はたくさん入っていると思われる。そうした情報がスマートフォンの紛失や盗難によって漏れ出す危険を考えて使っている人はどれだけいるのだろうか。
メールのチェックはどこでも出来るようになりとても便利になった。しかし、その裏には情報漏洩という大きなリスクを抱えているということを知っておかねばならない。
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