次期パソコンに求めるもの

Windows8が出回り、ノートパソコン系でもタブレット型が増えてきた。携帯できる端末という面では大きく二つのスタイルがある。
iPadやNexus7などのiOSやAndroid端末と呼ばれているもの。これらは画面の大きさにもよるが、ネットやメール、電子書籍、仕事でいえばスケジュールやタスクなどを確認するグループウェア的な使い方、又、顧客に商品やサービスをプレゼンするツールとしてなどは十分に使える道具だろう。
それに対してノートパソコン系の端末、Windows OSを搭載した端末だ。Windows8が出てからタッチパネル式のPCが増えてきた。画面を取り外すことができ、iPadのような使い方もできるようになってきた。こちらの端末のメリットは入力作業が基本的にパソコン同様にできるように設計されているので、Microsoft Officeなどが通常のパソコン通りに使えることだ。
この二つの携帯端末はどのような方向に発展していくのだろうか。発展を支える技術的なベースとして通信インフラとクラウド技術の進歩があるだろう。通信はより速くより大容量のデータをやり取りできる技術だ。クラウド技術は大容量のものでもネット上に保管し、どこでも取り出せたり同期できたりする技術だ。
自分はクラウドに注目する。従来は自分のPCや外付けHDDなどにデータを保管していた。その保管場所がネット上にあるということは今までの概念が逆転することだ。ネットの出来る世界では世界中どこに居ても自分のデータを見たり更新したりできるということだ。もちろんセキュリティが担保されての条件はある。
このようなインフラの中で自分にとって役立つパソコンはどうあるべきか。これからパソコンを使って自分は何をしたいのか。

タブレットの新製品が続出する現在にあって、瞬間見て欲しくなるものもある。しかし、じっくり考えようと思う。自分のスタイルとは何か。還暦を今月迎える自分にとって、仕事はまだあるが、趣味もある。どの選択が一番効果的なのだろうか。スタイルを決めるということもまた楽しいものだ。