ウィキペディアでは還暦(かんれき)とは、干支(十干十二支)が一巡し、起算点となった年の干支に戻ることとある。
生まれて60年とは時間の単位で考えると短い印象だ。60年は365日の60倍、すなわち、21,900日。うるう年も15回あるので21,915日。
時間で表すと525,960時間、31,557,600分、そして1,893,456,000秒。18億9千3百45万6千秒だ。
数字を見ると大したことはない。兆とか京とかの単位には届かないのだ。
そもそも時間とは何だろうか。地球が太陽の周りを一周する間に地球が365回転する。4年に1回調整は必要だ。そして、24時間とか365日とか決まっていった。
地球に暮らしているから60年であって、火星や金星に暮らしていたら60年ではない。
干支そのものも良くわからない。昔からの習わしで確かに狂うことはない。それでも体の細胞は60年という時を感じている。劣化と再生の日々を戦っているのだろう。
人間の生命力は気持ちの力によってかなり変化するらしい。ネガティブとかポジティブということではない。ストレスを感じない脳神経構造を作ることが重要なようだ。くよくよ考えない。逆にこうあるべきだという理想も考えない。ただ、今をどうするか最善を尽くすことが生命の原点のようだ。
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