写カットライフ

写真を通して人生を楽しみたい。
道具に凝るのもよし、撮影技術を磨くもよし、写真をテーマに楽しみ方を綴ったブログです。

心筋梗塞後の10年

2011年08月28日 19時11分26秒 | 健康について

今月の24日で心筋梗塞を患って10年が経過した。動脈硬化の進んだ血管は改善できないが、梗塞を起こす血管内部の状態は維持できているようだ。同期の友人も数人が狭心症でステントを入れる手術を受けており、人間とはつくづく生身の生き物なんだなと感じる。
この間、24時間テレビで徳光氏がマラソン(徒歩?)で24時間頑張っておられた。彼も10年前に心筋梗塞に倒れた人だ。その時の心臓のダメージはどうだったのだろう。軽かったのだろう。それで医者から許可も出たのだろう。
先日、定期検診があったので自分でも出来るかどうかドクターに聞いてみた。即座に"NO!"の返事であった。動脈硬化だらけの冠状動脈に覆われた心臓で、しかも心筋の1/3が動いておらず、血流の逆流もある状態で24時間のマラソン(ウォーキング)は論外と言われた。
徳光氏のチャレンジには頭が下がるが、命をかけてまで走るという行為は、それが皆に勇気を与えるチャレンジだろうかと疑問を感じていた。心筋梗塞経験者は皆同じように見られてしまう可能性がある。あなたもやればできるのではないの?と思われはしないかとちょっと不安になった。

病後の10年はマイペースを取り戻す10年であった。自分の好きなことを見つけたし、家族というありがたい最小社会も見つけた。この先の人生は見えないが、自分の足元は見えている。一歩一歩がマイペースだ。今踏んでいる地面や見えている光景をしっかりと把握して進んでいきたい。

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1 コメント

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はじめまして。 (nobu)
2011-08-31 10:21:33
生と死の分かれ道は誰にもわからないものですね。
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