Shimmyブログ

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日本企業のからくり。??

2021-10-27 | 経済
バブルの頃よりも日本の大企業の経営体質は良く
なっています。世界との競争に負け続けているの
に不思議です。

デービッド・アトキンソン
(菅政権のブレーン。成長戦略会議メンバー)


世界の企業は売り上げの20%程度の利益が標準。
バブル当時すら日本企業は5%未満だったのが、
10%程度まで上がってきています。
株主配当金も1%未満だったのが3%程度になっ
てきています。
(先進国の仲間入りをし、それに伴う市場開放を
した日本。企業も買収の脅威にさらされ、経営体
質を世界標準にせざるをえなかった。?)

なぜ良くなってきているのか??

世界中で良いインフレが続き30年間で
物価も2.4倍、お給料も人件費も2.4倍。

ところが日本企業は海外で2.4倍の値段で売って
いるのに日本人のお給料は据え置きです。そりゃ、
人件費が下がって経営体質は良くなりますよ。

安い人件費を武器に価格競争力で世界に商品を売
るって、後進国が発展していく手法。
日本の大企業は時代の変革についていけず、後進
国的な会社に成り下がったと思っていました。


なんと、同様のことをデービッド・アトキンソン
がテレビで言ってたんで驚きました。的外れな想
像ではなかった。その趣旨は、

「日本企業は海外他社との熾烈な開発競争をせず、
人件費を据え置くことで経営安定を得ている。お
給料を上げさせれば、否応なく世界との開発競争
をするようになる。」

「成長」のための「分配」はありえますね。ただ、
政治家がそこまで考えてるかは不明。

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