愛犬耳袋

 コーギー犬・アーサーとの生活と喜怒哀楽

母の日に

2007年05月13日 | 愛犬の日常




 今日は母の日である。
 我が家では毎年、夫の両親を招いて食卓を囲み、花をプレゼントことになっている。
 今年はバラとカーネーションをピンクで統一したアレンジメントである。





 お客が大好きなアーサーは掃除で来客の気配を察知し、一日中ソワソワ。
 もちろん、花にも興味津々だ。
 飛びつかないようリードを付けて撮影。トホホ。





 話しは少し変わるが、夫の会社には、犬を飼っている人が何人かいる。以前、一度飼い主社員で集まって、ドッグランでもという話が出ていた。
 ところがその内の一匹、ダックスの子がこの連休中星になってしまった。
 しかも亡くなった子はアーサーとそう変わらない、1歳5ヶ月という若さである。原因不明の体調不良からあっという間に容態を崩し、はかなくなってしまったと言う。
 ダックスという人気犬種、そしてこの若さを考えると、おそらく交配の段階での無茶や無理が疑われる。短い犬生も哀れだが、残された飼い主さんを思うと言葉も無い。

 日本にはブリーダーと繁殖屋の二種類がいると言われる。前者は血統や気質を考慮し、良い犬を生み出そうと努力する人たち。後者は血統二の次で“売れる”毛並み、“売れる”命を生み出す業者を意味する。こんな悲しみを生み出す「繁殖屋」を規制する術はないものか。

 そして、こういう悲しいニュースを聞くにつけ、アーサーが健康であるという、当たり前と思っていた事へのありがたみ、健やかに産み育ててくれた、母犬とその飼い主さんに感謝の気持ちがこみ上げる。本当に、産んでくれてありがとう。
 母の日に、母犬・ハナちゃんに、アーサーとその飼い主から、愛を込めて。