MIYAGI VILLAGE

夏は雷、冬はからっ風、人は義理人情を重んじる・・・。

死闘前夜

2006-12-23 22:08:41 | ラグビー
この緊張感は、あのトヨタ戦以来かもしれない。

早稲田にとって、今もっとも当たりたくない相手と、2回戦で当たってしまうというその日を前に俺の緊張感はマックスです。

打倒、慶應。

「早大の守備はよくない。次は前半からリードを広げる戦いで勝ちたい」と息巻く山田を早稲田DFは止めることができるのか。早稲田は早慶戦を前に、まだ本調子ではない首藤をスタメン復帰させ、本気モード。曽我部も早慶戦には出場することになり、中竹監督の気合いが伺える。

慶應は、間違いなく、今シーズン最高の激しさで攻めてくる。早稲田は能力で上回っているが、その上、気持ちでも攻めていかなければならない相手だろう。




――目前に迫った大学選手権2回戦の予想をお願いします。早稲田は昨シーズンと同じで慶應と戦うことになりました。

「一般的な話を言うと、同じ相手と2回戦ったら、必ず点差を詰めることができる。やっぱり点を取られたチームの方が、改善するのはたやすいよね。どうやったらもっと点を取れるかということよりも、取られたものを補修する方が楽なのね。でも、アタックの面でも、こうやったらもっと取れたってものも、もちろんあるわけ。そこらへんがスタッフの勝負だね。相手がどうやってくるかというのを予測して、準備する。慶應の側に立ってみると、こうやったら良いというのは見えるけどね。それは、ここでは言えません(笑)」

――早稲田側から見ると、まずは山田選手対策ですか?

「いや、そうじゃないな。それよりも、勝っているところをもっとどう活かして点を取るかということかな。あと、相手の弱いところが見えているんで、そこをいかに効率良く突いて得点につなげるか」

――11月の早慶戦は、清宮さんの予測どおりの結果になりましたけど。

「でもね、慶應はそんなに特別なディフェンスをしてこなかった。普通にやってた感じ」

――今度はもっと厳しいディフェンスになるんでしょうか。

「何らかのことはしてくるだろうね。これで普通にやって普通に負けたら、見に来た人たちは満足しないよね。やっぱり伝統校の工夫みたいなのをね、魂を…。早稲田はもちろん山田には走られちゃいけないし、最強チームとしてのプライドを持った崩し方をしてほしいな」

――キーマンとなりそうなのは、誰でしょう。

「曽我部は出るんだよね。ケガは治ってるの? ギャンブルだね。まあ、慶應は当然そこを突いてくるだろうね。誰に言われるわけでもなく」








これはあのお方のインタビュー録。

慶應は11月の早慶戦では普通のディフェンスしかしていない。今回は普通でないディフェンスをしてくる可能性があるということ。ラインアウトや、接点での戦略やら、激しさが前回とは違う可能性があるわけですね。

さらにキーマンが曽我部。しかし、ポジティブな意味ではなくて、曽我部が穴だと・・・。

いったい、明日はどうなってしまうんだ・・・。

明日は死闘になる予感・・・。

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