MIYAGI VILLAGE

夏は雷、冬はからっ風、人は義理人情を重んじる・・・。

感動を二つ

2006-10-22 23:03:19 | ラグビー
今日は、ラグビーの早稲田VS日本体育大学、野球の明治VS法政を観戦してきました。

ラグビーは100-0で完封爆勝。言うまでもなく、今シーズン、ベストのゲーム。中竹監督も100点をあげたい、と大満足そうでした。

このゲーム、とにかく際立ったのがディフェンス。去年のチームを髣髴とさせるすばらしいディフェンス。主将の東条は今さら言うまでもなくありませんが、すべての選手が果敢に敵のもとへ飛び込んでいく、そして2次の選手も突っ込んで、一気にターンオーバー・・・。お手本のようなディフェンスの数々でした。日体大のチャンスは、2~3回しかなかったというくらいのすごさ。ゴール前まで行ったのは、一回もなし。テレビの解説の方も「日体大が点を取れる可能性は限りなく少ない」とコメントしてしまったほど。

そして、アタック。これもすごかった。日体大は主将が早々に怪我で消え、その後も早稲田の激しいアタックに疲弊して、やっと立っているような感じでしたから、当然といえば当然なんですけど、思うようにアタックがハマってました。やりたいことは、すべてできた、というようなゲームでした。

常に敵陣でラグビーをするというテーマもあいまって、数的有利な状況は早稲田は作り出すことがうまかったです。余っているところにパスをつなぐor矢富イリュージョン&野獣今村の爆走でスペースをこしあける・・・、最強の攻撃。手の施しようがなかったです。強かったです。

今日、印象に残ったのは笠原歩(通称:ayu)。ディフェンスの鋭さもさることながら、BKのようなオフェンスも持ち味。50メートル6秒2という足の速さも持ち合わせています(ちなみに、今村は5秒9)。今日もそのアタックセンスを活かして随所でいい動きをしていました。要チェック選手です。東条もうかうかしてられません・・・。

今日のようなビューティフルゲームをこれからも続けられるかどうか、分かりませんが、今日魅せたディフェンスを忘れないようにすれば、点は取れなくても、きっと点を取られることはありません。ディフェンディングラグビーを極めて欲しいところですね。


(1ヶ月ぶりにスタメン復帰・東条主将)


(今村爆走!!)


(ラインアウトは完全制圧、存在感を増す臼井)


(今村のトライ!)


(種本のトライ!HO、SHはポジション争いが激しい)


(終わってみれば日体大戦史上最高得点!)


(最後のミーティングで締めることも忘れない)


で、ラグビーのあとは、宗教法人のセミナーに参加。明治教のイベントでした。今シーズン最終戦ということもあり、応援席はありえない、本当にありえない熱気に包まれ、血管ブチ切れ寸前の激しい応援を体感してきました。

まず、ウィナーを今日は多用しすぎでした。試合全然見れませんでした。試合は法政の完封ペースを一気に明治がひっくり返して6-5で勝利というすばらしいものだったのですが、残念ながら誰がヒット打ったとか、そういう記憶はありません。残念です。

前回は、味方攻撃中なのに、じゃんけん大会を開催してくれた応援団ですが、今日は栄養ドリンク一気飲み大会というわけのわからないイベントが開催されました、もちろん味方攻撃中に。観客全員に栄養ドリンクをプレゼントし、「乾杯!」と言って、みんなで一気飲みするという、体に悪いイベントでした。相変らず、すごいです、試合見てません。

応援に関しては、今日は、前の席に座っていた、なぜか某K大学の方と意気投合して、明大の核心層にかなり接近というか同化して応援することができたので、大満足でした。特に、「ウィナー」。ウィナーのつなぎのところで「ワンチャンス!」と核心層の方はしゃべっていることが発見できてよかったです。細かいですが、これはかなり重要です。

あと、最後、雨が降ってきてかなりつらかったです。しかし、誰も文句を言わずに応援を続けた明治大学応援席はすばらしいと思いました。すばらしい母校愛です。

ただ、これはいかがなものかと思ったのが一番最後。この試合で野球部は引退・・・。早稲田であれば、最後に花道をつくって労をねぎらうものですが、明治側出口の人は・・・、いない!!えっ、野球部無視?!

と思いきや、応援団幹部送別会なるイベントが試合後に開催されるそうで、みんなそっちに行ってました。やはり、野球部より応援団のほうが明治では優先順位が高いみたいです。本末転倒です。すごい・・・。本当に試合見てないんですね。応援団の皆さんは、もう一度、自分たちが何をするべき集団なのかを見直されたほうがよいかと、今日、俺はそう強く思いました・・・。


(相変らずの激しさで応援する核心層の皆さん)


(天気は急降下、ナイター試合に・・・。審判は6人!)


(M・E・I・J・I・MEIJI!!)


(応援団の挨拶。「優勝したと思ってます」とのコメント。)