光寿苑開苑以来、450名の入居のお年寄りたちが歴史を紡いできてくださっている。その内、100歳をこれまで超えた方は8名いらっしゃり、4名の方は今も尚現役続行中である。最高齢は107歳のばっちゃん。
先日の雪見そりの前日には、光寿苑通算で8番目の100歳のばっちゃんをお祝いできた。
このばっちゃん、2年前の春、98歳の時、光寿苑嘱託医から看取り期と告知されたばっちゃんである。
それまでご自分で歩かれてお元気だったばっちゃんだったが、ついに寝たきり度が高くなり、告知を受けたのである。
当時の担当が、看取り面談の際、
『少しでも起きられる時は起きて、調子がいい時にはご自宅にも外出させてあげたいのですが…』
と申し上げたところ、
『いやいや、うちのばっちゃんはもう十分みてもらったがらいいのだぁ。本当にありがどう。ここまで長生きでぎだのだがら、もう何も言う事ねぇがら。うちのばっちゃんにそういう時間掛ける事しなくていいがら、その時間を他の年寄りだぢさ使ってください。十分、気持ちは頂きましたがら…。』
そうおっしゃったのは、息子さんの奥さん。(以下、嫁さんと記載させて頂く)
…その変わり…という事だったかすでに記憶が薄れてしまったが、その日以来、毎日のように夕方になると嫁さんはばっちゃんの食事介助がてら面会に来てくださったのだ。そのご尽力の効果と言っても決して言い過ぎではないだろう。表情や声も出てきて、その後、ご自宅への外出も数度実現してきた。
それをコツコツ続けていただいた日からおよそ2年…。ついに100歳到達を迎える日がきたのである。
感無量……。
一日一日の願いのこもった面会が、今日と言う日につながっていった偉業。ご家族がみせてくださったかけがえのないドラマ。
そして今日もまた、今日と言う一日をお元気で過ごされている。
おかげさまです♪
追伸として、その8名様は全員がばっちゃんであることは、理解しやすいことだろう。
先日の雪見そりの前日には、光寿苑通算で8番目の100歳のばっちゃんをお祝いできた。
このばっちゃん、2年前の春、98歳の時、光寿苑嘱託医から看取り期と告知されたばっちゃんである。
それまでご自分で歩かれてお元気だったばっちゃんだったが、ついに寝たきり度が高くなり、告知を受けたのである。
当時の担当が、看取り面談の際、
『少しでも起きられる時は起きて、調子がいい時にはご自宅にも外出させてあげたいのですが…』
と申し上げたところ、
『いやいや、うちのばっちゃんはもう十分みてもらったがらいいのだぁ。本当にありがどう。ここまで長生きでぎだのだがら、もう何も言う事ねぇがら。うちのばっちゃんにそういう時間掛ける事しなくていいがら、その時間を他の年寄りだぢさ使ってください。十分、気持ちは頂きましたがら…。』
そうおっしゃったのは、息子さんの奥さん。(以下、嫁さんと記載させて頂く)
…その変わり…という事だったかすでに記憶が薄れてしまったが、その日以来、毎日のように夕方になると嫁さんはばっちゃんの食事介助がてら面会に来てくださったのだ。そのご尽力の効果と言っても決して言い過ぎではないだろう。表情や声も出てきて、その後、ご自宅への外出も数度実現してきた。
それをコツコツ続けていただいた日からおよそ2年…。ついに100歳到達を迎える日がきたのである。
感無量……。
一日一日の願いのこもった面会が、今日と言う日につながっていった偉業。ご家族がみせてくださったかけがえのないドラマ。
そして今日もまた、今日と言う一日をお元気で過ごされている。
おかげさまです♪
追伸として、その8名様は全員がばっちゃんであることは、理解しやすいことだろう。