先週末、もう一週間なってしまったが、かんな福祉相談支援事務所の開業5周年記念事業として『カダリアウ座』と銘打ったトークショーでお話しさせて頂いた。
まずは、この事業所の代表・高橋岳志くんを座長として、ソウルメイトの高橋博之くんとの三人で語り合うこととなった。いわゆる1974年度誕生組である私たち。
テーマは、『社会的包摂と権利擁護』と題されたが、そこに縛られることないフリートークが展開されていた。
結果、楽しくワクワクする時間を久々得た感覚だった。懇親会に席では、他の方々の大事なメッセージも聞けたので、もう少し深めて話し続けていたい感覚が、週明けて今日も残っている。
その中で、心に留まった言葉をいくつか…。
『今、世界はスマフォ一つで何でもできる市場となっている。上海では現金を持ち歩かないのが主流。商品のQRコードを読み込んでスマフォで決済する仕組み。その辺の屋台でさえ、会計はQRコードにかざして済んでしまう。今に日本もそうなっていくのだろうけれど、このスマフォがないと生きていけないという時代って本当に困難な時代。扱えない人を排他していくようなね。』
『お年寄りや何らかの障がいある人、時代に取り残された人は排他されていく傾向に世の中がある。そんな社会になっていることに違和感がなくなっていることが怖い。』
『沖縄の問題も、福島の問題も、水俣の問題も、根底にあるものは同じ。命に経済を盛り込んでしまったことをどう抱え向き合っていくのか?』
『都会だと、自分の好きな人とだけ付き合っていけばいい。でも田舎って、嫌いな人とも一緒に生きていかなければならない。自分の思うようにならない。そこを受け容れて行くことが大切なのに、都会は、不都合なものは平気で排他していく世界。』
『ある友人女性が、若い頃と都心に住んでいて毎日ギュウギュウの満員電車に押し込まれていたとき、あの電車に押込まれたときは、人としての感情のスイッチを切らないと対応できなかったって言ってた。』
『不祥事を起こした某学校の教師が、子どもたちに言ったそうです。
〝今、本当にうちの学校は大変なときです。この大変な時を乗り越えるには、一人では戦えません。スーパーマンを待っていても来ません。
だから、私たち皆でスーパーチームになろう!誰か個人が輝くのではなくて、輝いているチームの中の一人に皆がなろう!〟
自発的に考え、そう語った教師を誇りに思うと語っていた先生がいました。』
『世の中、区別して、〝分ける〟ことで整理されていく。これは人の思考として元来持っているものだそうです。だから自然に分けていく先に差別も生まれてしまう。だからこそ、一緒にする〝融合〟という考えを意識的に持つことがまた出て来る。これも大事。でも、その分けるにも融合するにも、どちらにも漏れてしまう人がいる。その狭間で対応できない人が出て来る。それが何らかの障がいのある人であったり、認知症の人であったり。その狭間で苦しんでいる人を支えるのがソーシャルワーク。排除や対峙するより、どうやって融合していけるか。』
『成年後見人の役目は、その人の最期をきちっと看取っていくことではないかと考えています。』
『いのちというのは、どうであれ其々の〝言い分〟がある。動物であれ、虫であれ、障がい者であれ、誰であれ、いのちの言い分は平等にある。』
等々、ステキ過ぎる感性に囲まれた時間は、あっという間に過ぎていった。
おかげさまです。
まずは、この事業所の代表・高橋岳志くんを座長として、ソウルメイトの高橋博之くんとの三人で語り合うこととなった。いわゆる1974年度誕生組である私たち。
テーマは、『社会的包摂と権利擁護』と題されたが、そこに縛られることないフリートークが展開されていた。
結果、楽しくワクワクする時間を久々得た感覚だった。懇親会に席では、他の方々の大事なメッセージも聞けたので、もう少し深めて話し続けていたい感覚が、週明けて今日も残っている。
その中で、心に留まった言葉をいくつか…。
『今、世界はスマフォ一つで何でもできる市場となっている。上海では現金を持ち歩かないのが主流。商品のQRコードを読み込んでスマフォで決済する仕組み。その辺の屋台でさえ、会計はQRコードにかざして済んでしまう。今に日本もそうなっていくのだろうけれど、このスマフォがないと生きていけないという時代って本当に困難な時代。扱えない人を排他していくようなね。』
『お年寄りや何らかの障がいある人、時代に取り残された人は排他されていく傾向に世の中がある。そんな社会になっていることに違和感がなくなっていることが怖い。』
『沖縄の問題も、福島の問題も、水俣の問題も、根底にあるものは同じ。命に経済を盛り込んでしまったことをどう抱え向き合っていくのか?』
『都会だと、自分の好きな人とだけ付き合っていけばいい。でも田舎って、嫌いな人とも一緒に生きていかなければならない。自分の思うようにならない。そこを受け容れて行くことが大切なのに、都会は、不都合なものは平気で排他していく世界。』
『ある友人女性が、若い頃と都心に住んでいて毎日ギュウギュウの満員電車に押し込まれていたとき、あの電車に押込まれたときは、人としての感情のスイッチを切らないと対応できなかったって言ってた。』
『不祥事を起こした某学校の教師が、子どもたちに言ったそうです。
〝今、本当にうちの学校は大変なときです。この大変な時を乗り越えるには、一人では戦えません。スーパーマンを待っていても来ません。
だから、私たち皆でスーパーチームになろう!誰か個人が輝くのではなくて、輝いているチームの中の一人に皆がなろう!〟
自発的に考え、そう語った教師を誇りに思うと語っていた先生がいました。』
『世の中、区別して、〝分ける〟ことで整理されていく。これは人の思考として元来持っているものだそうです。だから自然に分けていく先に差別も生まれてしまう。だからこそ、一緒にする〝融合〟という考えを意識的に持つことがまた出て来る。これも大事。でも、その分けるにも融合するにも、どちらにも漏れてしまう人がいる。その狭間で対応できない人が出て来る。それが何らかの障がいのある人であったり、認知症の人であったり。その狭間で苦しんでいる人を支えるのがソーシャルワーク。排除や対峙するより、どうやって融合していけるか。』
『成年後見人の役目は、その人の最期をきちっと看取っていくことではないかと考えています。』
『いのちというのは、どうであれ其々の〝言い分〟がある。動物であれ、虫であれ、障がい者であれ、誰であれ、いのちの言い分は平等にある。』
等々、ステキ過ぎる感性に囲まれた時間は、あっという間に過ぎていった。
おかげさまです。